23日(木)は定例、見沼の<野の花教室>。
見沼自然公園を基点に、見沼代用水東縁地区を午後1時から3時間ほど歩いた。
見たかったキツネノカミソリが咲き始めているところにも、連れて行ってもらった。
来週は、その群落が見られるかもしれない。
楽しみである。
夜は、<紅(べに)の字を名にもつ女(ひと)の呉れし花ひとしほ深く紅(くれなゐ)に咲く>の、紅子さんが遊びに来た。
吾妹の小学校入学以来の幼馴染である。
24日(金)は、午後から僕の最後の教え子たちが5人、遊びに来てくれた。
中1から高1まで、主に社会科総合科目の授業を担当した生徒たちである。
吾妹のつくった鶏肉入り野菜カレーとサラダの昼食をともにし、アイスクリームのデザートを食べて、後はあれこれワイワイ楽しく語り合い、最後に僕の乱雑な書斎を彼らが探索し、腕相撲の勝負を挑んできた2人をねじ伏せたころには、もう5時を回っていた。
僕の平均余命はほぼ20年。
彼らの成長をできるだけ長く見届けたいものだ。
ひそかにそんな思いを抱きながら、途中まで送って別れた。
髭彦閑話16 「最終講義」
今日は、戻り梅雨の天気予報に反して猛烈な暑さの真夏日となった。
夕方から、吾妹は翻訳を教えに出かけた。
僕は、その後、少し暑さが和らいだ頃に走った。
それでも汗はすごい。
隅田川の花火を横目で垣間見ながら不忍池を3.5周し、12.6キロをなんとか走りきった。
92分。
とにかく暑かった。