リッスン・トゥ・ハー

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平成9年/上半期/直木賞

2006-12-16 | 二行目選考委員会
(篠田節子作/女たちのジハード/一行目は)

―男は先ほどから康子の手を握り締めている。―


「これで輪ができました、あとは康子さんが剛司くんに触れると、ビリって電流が流れます」とでんじろうが嬉々としてしゃべりだす。


飛び出せジョニー気にしないで実ぐるみ全部剥がされちゃいな1

2006-12-16 | 東京半熟日記
(沖縄編22)

ダニエルのクルーがおるー。
ダニエルのカルーがTV撮影でそのクルーが首里城におるー。
ダニエルのカリーはインド風カリーでルーのスパイスーがようきいとるー。

タレントのダニエル・カールさんが首里城で撮影されてました。
ダニエルやダニエルや、と50回ぐらいつぶやいてミーハーなところをアピールした後、何事もなかったような顔して、首里城登る。ダニエルがついてくるー。ちょっと男子こっちこんといて。ダニエルは普通の洋風カリー風のおっさんでした。

首里城年間パスポートて!リピーターがおんねや!わたし一生に一度で十分そうですけど。なんかイベントでもするのでしょうかね。だからでしょうね。そういうてたら、今日も踊りがあるそうで、優雅な舞いみせてもらいましょう、テント風でぶっ飛びそう。がたがたいうとるから怖くて集中できんよ。琉球舞踊に。
四つ竹、という舞いを見る。ふたり女性がゆっくりと舞台中央へ、さんしんの音、そして、綺麗な衣装を身にまとい、手にカスタネットみたいな小さな打楽器を持ち、スローモーションで、動く。口元には常に微笑を湛え、ええ、問題なく優雅です。ひざと手の一部の関節しか動かしていないように、ロボットのような自然の動きじゃない。カチンカチンと鳴らす打楽器はきっと貝が閉じる音を表現しているのだと思った。波が寄せては返すように、繰り返し、優雅に帰っていった。殿様のためだけにこれを舞うのだったら、さぞ優雅なものでしょうね。

日本、琉球、中国の建築様式が融合したという城の内部へ。
ダニエルのクルーもつづいてくるー。
口元に微笑湛えてるー。