リッスン・トゥ・ハー

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飛び出せジョニー気にしないで実ぐるみ全部剥がされちゃいな3

2006-12-20 | 東京半熟日記
(沖縄編24)

いたるところに猫がいる。
首里城だけでない。沖縄の、いたるところで猫を見た。
そういえばこの温かくてほわんとした島には猫が良く似合う。海の風を受けて目を閉じている。猫は二アと鳴く。尿のアンモニア臭。野良猫の親子。

のすぐ横をかすめて狭い階段を下りる。

呼びかけ。
「おねえさあん、おにいさん、マンゴージュース、ゴーヤージュースなんでもあります、あります。いかがですか、おねえさん、おにいさん・・・・・」
ずっと同じ音程で、複数の女性が一斉に。ちょっと怖いです。そのうち、お経に聞こえてきます。ゴーヤーアイス食べました。色のあたりがゴーヤーなんでしょうか。

後ろからバイクが対向車線にぐいんと食い込んで、追い抜かしていきます。そういうのにわたしはなんとなく東南アジアを感じます。いいじゃないか、なんなの自己責任なのさ。お鍋に運ばれる肉やじゃがいもや人参や玉ねぎの順番を間違えたからと言って、誰が文句を言うというのですか。どうも、ええ、例え下手ですけど何か?

たこそば、とやらをお昼にいただきます。店長お薦め、らしいので、それよろしく。いうて。冷しパスタでした。まあまあ、「おいしい」とはいえませんが、レタス、トマト、肉、トマトソース、混ぜてまぜて箸で啜る。ぴりりと辛くない。うんと、薄いですなあ。このパスタ。まあまま、タコライスのたれをパスタにかけてみる、というアイディア料理なのでしょうな。まあまま。太陽の光をさんさんと浴びたビキニギャルが、ふくよかなバスト悩ましげに寝そべっているのが尼崎湾という、感じでしょうか。どうも、ええ、例え下手ですけど何か?

つまりまずい。