夏木広介の日本語ワールド

駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。

民主主義なんて、やっぱり形だけに過ぎないのだ

2012年06月16日 | 暮らし
 民主、自民、公明の動きを見ていて、結局は自分達の保身しか考えていないのだ、と今更ながら思わされて、毎日が不愉快である。政界、財界、と日本を導く立場にある連中が、自分の事しか考えていない。それが現在の日本の「民主主義」で成り立っている。
 民主党の中にも、増税反対で、我々に約束した事を守ろうと言う議員達が居る。そうした人達や幾つもの野党の中から、本当に民主主義にふさわしい政治家が生まれるのが本当ではないのか。

 原発再開にしても同じだが、これからの残された人生が圧倒的に短い連中の勝手気ままにさせてはいけない。多分、あの世で苦しむなどと言う思想など毛頭持ち合わせてはいないのだろうから、今、この一瞬が良ければ良いのである。
 世の中を長い目で見る事がまるで出来ない。だからこそ、ころころと総理大臣が代わるのである。日替わりランチじゃあるまいし、と思ったのだが、まさに彼等は日替わりランチに過ぎない。でも、こうして毎日毎日、くそまずいランチばかりを食べさせられていては、店を替えなければいけない。
 本当は、店を「替える」のではなく、店を「変える」必要がある。多分、それでも駄目だろうから、我々自身がランチを作る必要がある。

 しかし、今の政治制度は、我々自身がランチを作る事を許さない。店を選んで、その店から買うしか方法が無い。店選びには口コミも重要だし、何よりも自分が買って味わってみるのが先決である。ただ、それをどうやって選挙の候補者で実現するかが難しい。議員や議員候補者に関してはあまりにも情報が少ない。
 本当は少数の優れた人間が居て、彼等が人材を選び、そうした一つの流れが日本を導く指導者になれば良いのだろうと思う。それを私は石原都知事や橋下大阪市長達の動きに期待しているのだが。
 話は別として、国民のため、と称して自分の保身だけを図っている政治家達の顔って、正直に本心を現してしまっていると思いませんか?