おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

今年の子どもたちに必要なのは「小学校」ではなく「学習塾」なのかな。

2020-05-26 21:54:37 | Weblog
運動会は延期ということですが、実際には中止ということですよね。

早々と中止を決定しているところもあるようですね。学校行事が削られていくのは「今年だけ」のことなのでしょうか。

こんなときに「議論すること」が不毛だという意見もあるようだけど、こんなときだから見える課題もあるようにおもいます。

何のために運動会が必要だったんだろうね。
体育学習の成果発表会?保護者の参観日?集団のなかでの「子どもの比較」による、保護者への安心感を与えるための演出?地域との交流?

行事の精選は学校にとって「不急不可欠」なもの以外の削除でもあるわけだし、特別活動は、そういう位置付けだということなんだろうね。
学習発表会も参観日もなくなるんだろうな。
校外学習も、野外学習も、遠足もなくなるのかな。

初めに「時間数確保ありき」なら、間違いないなく議論はおこらないだろうな。行政のトップが、教育委員会のトップなんだからね。

儀式的な行事は「形式的、手続き的なイベント」だったのだろうか。
卒業式もなく、入学式もなかった子どもたちに「学校」は「喜び」すらあたえられないのだろうか。

授業時数確保のためとか、わかるけど、何の議論もなく、なんか教科学習だけ時間確保すればいいという発想は、悲しいね。今年の子どもたちに必要なのは「小学校」ではなく「学習塾」なのかな。

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