おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

他山の石

2019-07-13 20:19:00 | Weblog
中国の小学生、彼らが知りたいこと。

日本の先生は宿題をだすのか。
どれだけだすのか。
塾に行くのか。
夏休みはどれだけあってなにをするのか。
どんな教科があるのか。
遠足や課外学習はあるのか。等々。

小学校から大学みたいな講義式の授業があたりまえのようでペアワークやグループワークは苦手のようだ。

一人っ子政策のためなのか、個人主義的な感じを強く受けた。

中国の先生はプールがないので泳げない。

昔の僕とおなじで体罰、パワハラという感覚はない(笑)

集合写真の掛け声は「チーズ」ほとんどの子どもがスマホを持っている

子どもたちを見れば、その国の未来が見えると思います。

昔ヨーロッパを歩いていたとき、国境を越える検札を子どもが真似てやり始ると、乗客が笑顔で答えてあげるという風景に出会い、日本はこの余裕がないと感じました。

大人は禁止するのではなく、笑顔で受け入れ温かく見守るという余裕が教養を生むのだと思いました。

今日中国の私学の子どもたちと話す機会がありました。

完全にスマホ漬けです。国が制限しなくては健全な教育ができないレベルだということがを痛感しました。

教師も精彩を欠き、日本に比べたら支援も厚いのにと感じたのは、中国の教育スタイルが、まるで日本の塾のスタイルだからだと思います。

人の精神や心を鍛えるという発想自体が今の中国の教育にはないのです。

中国では、公立の先生が、放課後学校とは、別の場所で、塾を開くことが可能なのだそうです。

当然国からもらう給与とは別の報酬が入るそうです。教師の質は、間違いなく日本のほうが、上ですね(笑)

発達障害の子どもの対応を考えるとき、医者や研究者はその子の持つ「困り感」を中心に考えます。

教師はその子の「困り感」をもたらす、「周りの子ども」「親」のことも視野にいれます。

ただ、そういった「周りの子ども」や「親」にきちんとした指導(心や精神性)を指導できる先生は少なくなってきたと思います。

算数や国語をICTを使って上手く教えてることはできるのですが、そのうちsiriに負けるのでしょうね。

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