おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

みんな 待ってるよ

2012-03-16 18:55:02 | Weblog
この2年間 とっても個性的なあなた達と出会い、
一緒に旅立つことができそうです。

初めてであった頃のあなたたちは
「いつでも どこでも 好きなときにできるトレーニング」に
慣れてしまい、
現場が求める、古くさい「やらなければならないことを 最優先しやりきる 修行の道」は
見えないんだと思っていました。
この二年間、その狭間で「ある目的のために基礎となる力をつけるための訓練」を
あなた達に課してきたつもりです。
その中で悩み苦しみ、すてきな教師の卵に成長したと思います。

(けどまだ卵なのだということを忘れないでください。
やり続けてこそ、教師なのです 笑)

 今、教育現場はとても大きな過渡期にきていると思います。
子どもたちにとって何が必要で何が必要でないかを鋭く分別していく眼が
あなた達には必要ですし、子どもたちを「守る」強い腕が必要だと思います。

理想を語るだけではなく、それを実現しようとする強い意志と深い愛情が、
これからは必要だと覚悟してほしいのです。

あえて「覚悟」という言葉を使います。
現実はよいことがないのが当たり前、
困難なことがあるのが当たり前、

でも、子どもたちや仲間と一緒に
そうした困難を乗り越えたときに感じる喜びこそ、
僕は教師の醍醐味だと感じています。

 あなた達と同じ時間を共有しながら、
もう一度、僕にとっての「教師像」を考えていました。
僕自身はあなたたちにとって「よき教師」ではなかったのかもしれませんが、
教師という仕事をズーと楽しむことが好きでした。

子どもたちの無垢で純真な心が好きでした。

ここ数年は管理職という立場で先生たちを
眺めることの方が多くなっていたかもしれません。

でもあなた達との出会いは、
くすぶりかけていた僕の「教師魂」を揺さぶってくれたように思います。
あなた達は僕の新しい、そして最後の「生徒」だったんだと思います。

あなた達が、古い僕のような教師から学ぶものは少なかったかもしれませんが、
僕にとってこの2年間は刺激的で楽しかったです。

久しぶりに教師をしているような気がしていました。
たくさんの元気をあなた達からもらったような気がします。本当にありがとう。

 これからは、あなた達と教育現場で
「仲間」として出会えることを楽しみにしています。

みんな 待ってるよ(笑)

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