おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

失敗を生かす感性

2013-04-15 21:52:38 | Weblog
失敗を生かす感性ってあるのですよね。

例えば、初めての一年生の担任になって、
毎日のリズムがわからず、
連絡帳を読み、返すのが精一杯で
子どもたちへの連絡を忘れてしまう・・なんてこと
ありそうですよね(笑)。

えっ??
プロだからそんなこと絶対ない。。はずですよね(笑)

一年生なら
金曜日に給食当番のエプロンや
上靴を持って帰らせて、
家で洗ってきてもらうというのが、
一般的なのですが、
それを忙しくて
言いそびれたまま帰してしまうなんてことがあるんですよね。

絶対にそんなことはないといえるあなたは、
いいのですが、万が一でも、
僕がかつてやってしまったように
そんなことが起こったときどうするのか、
なんてことを考えておく必要はありませんか?。

そんなことが起こったときこそ
「同僚性」というものが、大切だということに
気づけるのですが、
そんなことはさておき、
どう対応したらいいのかという解決策が必要ですよね。

あわてて電話する、
それも一つの解決策ですね。

電話するより
すぐに家庭訪問して謝ることが大事です、
という管理職もいるかもしれませんね。

僕は若かったとき何度もそんな、
胸がきゅんきゅんするような経験をしたことがあります。

そんな経験をしたことのない先輩の言葉は、
なぜか他人事のように聞こえて、
すぐに頷けませんでした。

そこで、ある先輩に聞くことにしました。
その頃の僕が信頼していたその先輩は、
ぼそっと
「明日は土曜日、晴れそうやん。
保健室に洗濯機あるで。
今更じたばたしたって仕方ないから、
親が怒ってきたら素直に謝ったらええ、
ただその前に洗濯だけはしとき。」って教えてくれました。

次の土曜日に洗濯しているとき
何人かの保護者から問い合わせがあったのですが、
素直に言い訳せずに謝って
洗濯しておきます、
って伝えたら
誰一人怒るどころか、
感謝の言葉をくれました。

マニュアルも必要ですが、
マニュアルは最低限のことしか
教えてくれません。

どれだけマニュアルを覚えるかよりも、
一つの失敗から
どれだけ多くのことを学べるかということの方が
大事な気がするのです。

失敗を生かす感性って、
そうした中でしか磨けないように思うのですが、
失敗することをおそれてマニュアル通りする方が無難なんでしょうね。。

簡単にできる一年生の教室掲示 あいうえお一覧表の作り方
サイト
http://www.e-kokoro.ne.jp/ss/1/inside/sugutukaeru/print/aiueoHyou.html
から、あいうえお一覧表をダウンロード
学校にある拡大からーコピー機でBOサイズに拡大。

今年から僕の学校ではこんなことができるようになりました(手前味噌です。。)

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