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おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

AIの手習いを始めることにしました。

2025-04-03 15:59:18 | Weblog
何か「手習い」を始めようと思い立ちました。
生成AIを使ってプレゼン資料を作ってみました。

驚くほどの早さで資料が作れることに驚かされました。無料版はクレジット制で使用ができます。

検索機能や言葉を絵画にする個別の機能については少し前に知っていたのですが、まるで日進月歩という言葉がふさわしいような進み具合を感じました。

こんなの教育現場で使えれば「資料作成」や「報告書作成」なんか時短ができるはずですよね。

ただしそうしたシステムが教育現場ですぐに構築できるかは別問題、そこに企業と学校の違いがあるのですよね。

こんなことができるという知識はどんどん一般化されるのですが、ハードとソフトだけで解決できるという単純な構造ではないところに「学校」という箱もののややこしさがあるように思います。

社会が大きく変化してもその最先端の技術を享受できないという環境や、使用技術を獲得する時間がないことなどが考えられますが簡単に言えば道具の進化に追いつけないことと利用する目的が明確にならないことなのかなと考えてきました。

何のために道具を使うのか、よくわからない時代になりましたね。

「子どもに何か(教科の知識)をおしえるため?」
知識を得るためだけなら、時々間違いはあるかもしれないけど生成AIで調べれば、下手な先生よりわかりやすく教えてもらえますよね。

「校務処理が速くなるため?」
報告文書や申請文書は増えることはあっても減ることはないと聞いたことがありますが、膨大なデータが現場に可視化された形でフィードバックされず、一部の管理職や行政機関にか返されていないという検証システムや欠員や休暇習得による人員の配置システムが「各校まかせ」で教育委員会レベルでの補充システムが機能していないことなんかが問題で、人海戦術だけでの対応しかできないことが課題のようにも思います。

企業のチェーン店でもシフト管理システムがあるところとないところではシフト管理ができないチェーン店に勤めると「ブラック」といわれる時代ですよね。

今どきの若い先生なら、コンテンツの使い方も知ってるし、学習指導要領や年間計画の理解もできるし、子どもたちにグループウェアやプラットホームを使って共同作業もさせられそうだし「授業」の形態はもう、新しいステージにはいれる、だろうなと思い込むのは、少し早計かもしれないですね。

先生が子どもを見とる視点は、「汎用」では役に立たないし、個別に対応する方法や事例は聞かないと誰も教えてくれないのが普通ですよね。

経験則の伝達はできる職場とできない職場があるのが、企業でも学校でも同じだけど、成果を求められる企業と何が成果なのかがあいまいな学校とでは、その伝達に関しての意識に違いがあるわけで、「経験則」に関しての管理する人たちの意識が違うし教員や公務員への世間の人たちが持つ「何の成果を上げなくても月給が上がる仕組み」に対する意識も影響しているのだろうな。

ビジョンを明確に打ち出せない管理職の下で働く辛さは、ひょつとしたら学校の先生たちのほうが感じているのかもしれないね。

親を理解する視点は、最近ハウツー本で学習できたとしても、身の前にいる子どもを、どう受け止め、親の気持ちと齟齬なく共感する「寄り添う」という言葉の難しさを実感することのできるか、どうかかがひとつのターニングポイントだろうね。

挨拶の仕方や言葉の受け答えなど「しつけ」を教える先生、細かな句読点や文字のかたちの位置など「正しい言葉の使い方や漢字の書き方」を教える先生がいい先生だよという娘や孫の言葉に「お母さんのやお父さんの仕事」や「塾の先生の仕事」ができる先生が「今時のいい先生」らしいと気がついたのは、もう何年か前の話し。

その時「じゃあ、あなたの仕事は」と孫に聞いたら「お勉強」の返事、孫の教育に口を出さないのかいいじいじなので黙っていたが、「家庭」と「学校」の関係が希薄になると「先生」っていう仕事はたいへんになりそうだという予感はしていましたよ。

でも大変でない仕事って、あるんだろうかな。好きになれない、生きがいややる気が出ない仕事はあると思うけど「何の努力もせずに、成果が得られ大きな対価を得ることができる仕事」があるのなら、いいんだけどね。

時代は変わっても「不易と流行」という言葉は大切に思えるのですが。

「小学校の先生の仕事」って何ですか。
今どきの「志」の意味って。

昭和の時代に一緒に仕事した方たちの早期退職の連絡をよく耳にします。
春は別れと旅立ちの季節なんでしょね。

いろいろあるけど、新しいスタートです。毎年気持ちを切り替わらせることができる職業が先生なのかもしらませんね。

無理せず、あなたらしく、笑顔は自分を守る武器ですからね。