ぽかぽか 畑いじり

体験農園とネコとの生活

陸前高田から帰京

2011-05-13 22:48:05 | ダンナの出張編
今朝、泊まっていた気仙沼のホテルから外を見ると、霧雨の中、ホテルのの下には津波被害によるがれきの山が見えます。
港の付近には、漁船が打ち上げられて、さらに陸づけされている船は火災で燃えた跡があります。


気仙沼に泊まれたおかげで、今日の仕事は早々に終了。
気仙沼といえば、むかし、大学時代の体育の授業で岩手県の久慈から、この気仙沼までサイクリングで来たことがありました。
その後、気仙沼の大島の民宿で、初めて、まだ触手が動いているウニを食べて、その美味しさに感激したことを思い出しました。

その後、ひょっとしたら来週ではなくても、再来週には来るかもしれない岩手県内の様子を見に、陸前高田や大船渡に行きました。
行ってみて驚いたのは、これまで見ていたどの地域よりも広く、津波の被害でまっ平らになっていました。
鉄道も踏切の部分の木材は残っていましたが、両側のレールは流されて、なにもありません。
周辺にも何もない状態です。


でも、ここから10キロといわず、5キロぐらい離れると、普段と変わらない風景が広がっています。
震災の影響で水や電気に影響はあるかもしれませんが、さっきまでの泥だらけの風景から一変すると、自分の中では何とも整理できません。


とりあえず、予定の仕事を終えて、夕方、子供達が起きているうちに帰宅できました。
明るい家に帰れることに、しみじみと幸せを感じました(N)