日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

プロの教師になるために

2008年05月28日 | 地震のあとで
今日から3日間、七尾幼稚園は保育参観。一クラスずつ保護者の方の前で保育を行います。いつもの保育でももちろん、いろんな準備を行うのですが、保育参観というと、やはりそれぞれの担任はいろんなことを考えて準備をします。
新人教師にとって、この保育参観は大きな関門となります。準備の段階では、ふだんの保育以上に他の教師達の目が注がれます。指導案について園長や主任のチェックを受けます。
作ってきた指導案を見て、先輩達はいろいろな欠点に気づきます。もっとこうすればいいのになぁと思うことがいくつも見つかります。そのクラスの子供達の事もよく知っているので、あの子にこの活動はどうかなぁ。あの子には難しすぎるかなぁなんて思います。幼稚園全体の方針にあっているかどうか、も問われます。
でも保育参観をする本人がそれに自分で気づかないと意味がありません。何度か練り直すうちに、自分の計画の欠点に気づく。そこでようやく、アドバイスができる。新人は簡単なこともどうしたらいいかと思い悩むのですが、豊富な経験を持っている者にとってはちょっとした応用になります。先輩からのアイデアを学び、自分のものにできるかどうか、そこがプロの教師になるために大事なポイントとなります。
この一週間は、若い教師達の情熱につきあって、肉体は少々疲れ気味です。
彼女達は、いわば、ただ子供達が好きで、この仕事が好きでがんばっています。
でも、こっちは神様からの使命としてこの仕事をしている者。若い教師達に伝えたいことはいっぱいいっぱいあるのです。
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