県が公費解体だけではなく自費解体も進めたいといっていましたが…
そもそも能登で解体工事ができる会社がそんなにあるわけではない。その会社も人手不足。たくさんの仕事は受けられない。解体をできるところは道路工事や護岸工事も引き受けているからいっぱいいっぱい。
石川県内の業者さん、金沢でも加賀でも地震の被害はあるから、地元の工事が優先だろう。富山もそう。
宿泊施設を作って人を集める。奥能登はそれが必要。ところが七尾では復興工事のためにと頑張って部屋を開けた和倉の旅館があいている。
ところで、日本全国、土木や建築の現場は人手不足、高齢化。そして各所での災害。その復旧も大変なはず。日本の労働力は減っている。
そして公費解体を仕切るはずの市町村。そこも人手に余裕はない。
解体前の片付け。高齢者は1人でできないから、県外にいる子どもを呼ぶ。でも来れるのは休日。
奥能登になると、2次避難で本人もいなかったから……
冬になる前に少しでも進んでほしいのだけど。