壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

ウチデノコヅチ

2011年09月28日 | 川柳

カニカマはカニに似せてくほど哀し 白石 よねづ徹夜

立ち食いは割り箸だって立っている 青森 よしのまち

国民にウチデノコヅチとルビをふる 東京 増澤秀人

■以上、本日(9月28日)の毎日新聞、万柳より。

第一句。確かに、哀し。カニは蟹、かまぼこは蒲鉾で、いいんではないでしょうか。ヒノキは檜、アスナロは翌檜でいいんではないでしょうか。成金は飾り立てるほど哀し(愚作)

「素封家」という言葉が小説や伝記に出てきて、どういう意味だろうな、と疑問でした。調べました。代々と続く地元の金持ち、なんだとか。成金の反対語です。

第二句。流行るそば屋は箸の盛りもいい。

第三句。う~ん、増税間近か。世界最大の額を持つ日本国民の金融資産が狙われています。『経済学的思考のすすめ』(岩田規久男著)によると、増税も国債発行も、経済的なインパクトは同じなのだとか。前者は「いま」国民から徴収すること、後者は「将来に」国民から徴収すること。

明日は明日の風が吹く。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿