PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)や、指定管理者制度は、官から民へという大きな流れに沿ったものです。
官がやったら非効率、高コストになるけれど、民がやったら、それが解消されるというのです。
いま、改めて考えてみたんですが、この話、ヘンですよね。
まず、もともと官も民も同じ人間です。大学生は「公務員試験を受けようかな、民間企業に就職しようかな」と迷います。そもそも官も民も、本質において、その人材の質に差は無い。
さらに言うと、公務員試験という難関を突破したのだから、民より官のほうが優秀な人材がいると言えますね。
その優秀な人が、「オレたちがやったら非効率、高コストになるから、民間の君ら、やって」と言っているんですよ。フツーに考えたら「優秀な人ができないのに、我々にできるはずない」「何かウラがあるんじゃないか?」と思うじゃないですか。
ヘンだと思いませんか? どなたか教えてください。
レヴィット先生なら、ズバリ明快にデータと言う根拠を持って論証してくれるかもしれませんね。
注)所論は、特定の個人でなく、官と民の一般の話です。
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