リサイタルの準備で、ヴォルフの歌曲をさらっているのですが。いまさらですが、本当に不思議な作曲家だなあ、という気がします。
彼については語りつくされているので、私のような勉強不足の人間が何をかいわんや、という感じなので多くは語りませんが。
今回、ヴォルフをやるのなら、歌曲、R・シュトラウスはやらないの?と言われましたが。シュトラウスとヴォルフは、歌曲を一緒に並べて歌い分けられるような自信がなくて。
あ、アリアは歌いますけどね。ツェルビネッタ。でも、歌曲とアリアでは違いますよ…
シュトラウスとヴォルフ、真逆にある2人だと思うんですよね。
あまりにきらびやかで、自覚しながら、お客にアピールし続けて、その圧倒的な和声の変化とメロディーを作り上げた感じのするシュトラウスと、
これ『しか』書けなかった、ヴォルフ。
お客を意識した訳ではなく、たった一つの音に固執し続けて、(それは傍から見ると、少し異常に見えるような雰囲気で)震える指でひたすら叩き続けたような気がします。
そんな雰囲気がするんです、曲からは。あくまでイメージですよ。実際はどうなのかわかりませんが…
詩も、それはあくまで詩人のものなのに、何故か彼の音楽を見ていくと、最後は彼の音楽で表現した、詩の朗読になってしまうような。そんな気がします。
この人、自分で詩とか書いていたのではないのかなあ…
ヴォルフはただただ、立ちつくし続けていたような気がします。少しだけ、歪んだ立ち姿で。
シュトラウスと違い、人に省みられる事なく。たまにそばを通り過ぎる人は、少ししてから、ぎょっとして振り返り、彼を見るような。
そんな感じが、ヴォルフの歌曲からはするんです。
どんなwolfを歌えるかな。ちゃんとできるかな。
いままでも、練習こそして、試験やコンクールなどで歌ったりしてきましたが。
こんな風にヴォルフと向かい合った事はなくて、すごく怖いですけど、少しだけわくわくします。今まで知らなかった、彼の世界を少しだけのぞける感じがして。
まだ本当に、ちょっとの曲だけ。わずかに数曲だけです。それが今の私には手いっぱい。でも、出来ることを、リサイタルまでにできるだけ勉強したいと思います。
明日のレッスンはヴォルフを何曲かもっていきます。
がんばろう。
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彼については語りつくされているので、私のような勉強不足の人間が何をかいわんや、という感じなので多くは語りませんが。
今回、ヴォルフをやるのなら、歌曲、R・シュトラウスはやらないの?と言われましたが。シュトラウスとヴォルフは、歌曲を一緒に並べて歌い分けられるような自信がなくて。
あ、アリアは歌いますけどね。ツェルビネッタ。でも、歌曲とアリアでは違いますよ…
シュトラウスとヴォルフ、真逆にある2人だと思うんですよね。
あまりにきらびやかで、自覚しながら、お客にアピールし続けて、その圧倒的な和声の変化とメロディーを作り上げた感じのするシュトラウスと、
これ『しか』書けなかった、ヴォルフ。
お客を意識した訳ではなく、たった一つの音に固執し続けて、(それは傍から見ると、少し異常に見えるような雰囲気で)震える指でひたすら叩き続けたような気がします。
そんな雰囲気がするんです、曲からは。あくまでイメージですよ。実際はどうなのかわかりませんが…
詩も、それはあくまで詩人のものなのに、何故か彼の音楽を見ていくと、最後は彼の音楽で表現した、詩の朗読になってしまうような。そんな気がします。
この人、自分で詩とか書いていたのではないのかなあ…
ヴォルフはただただ、立ちつくし続けていたような気がします。少しだけ、歪んだ立ち姿で。
シュトラウスと違い、人に省みられる事なく。たまにそばを通り過ぎる人は、少ししてから、ぎょっとして振り返り、彼を見るような。
そんな感じが、ヴォルフの歌曲からはするんです。
どんなwolfを歌えるかな。ちゃんとできるかな。
いままでも、練習こそして、試験やコンクールなどで歌ったりしてきましたが。
こんな風にヴォルフと向かい合った事はなくて、すごく怖いですけど、少しだけわくわくします。今まで知らなかった、彼の世界を少しだけのぞける感じがして。
まだ本当に、ちょっとの曲だけ。わずかに数曲だけです。それが今の私には手いっぱい。でも、出来ることを、リサイタルまでにできるだけ勉強したいと思います。
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