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心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

アカシアの花のお餅

2015-06-17 | 韓国の食べ物

料理教室のお話をするつもりが、話がそれてしまいました。それだけ今年は

アカシアの花が、印象深いものだったようです。

戻してアカシアの花のお餅作りです。私以外の生徒さんは、韓国の大学(院

だったかしら)に通う日本の留学生が一人でした。

 

<材料ー20㎝ハート型>

うるち米の粉    700g(塩0,9%入り)

水           1/2~2/3c

アカシアの花    200g

砂糖         1/2c 強

カステラの粉    1/2c (カステラをあみで濾したもの)

<作り方>

1 アカシアの花は、6・7分咲き程の物を用意し(完全に開花したものは

堅い)ほこりなどを取り除き、水洗いする。

        摘んできたアカシアの花(藤のように房状に花がつきます)

 

              花弁を一つ一つほぐしたもの

2 米の粉に水を入れ、よく混ぜ、一度ふるう。水加減は、粉をギュッと手で握った時

に形が残る程度が目安。

 

3 砂糖を入れ、2度ふるう。(空気を入れ、ふんわり仕上げるため)

4 蒸し器に水を入れ、沸かしておく。せいろに敷き布を敷いておく。

5 アカシアの花は、粉にさっと混ぜる。

6 型に合わせてカステラの粉、米粉をのせる。蒸し器にセットし30分強火で蒸す。

7 火を止め、上にアカシアの花を乗せ、砂糖少々を振り掛ける。ごく弱火で5分蒸し

火を止めて10分蒸らす。

30分強火で蒸した後、花を乗せたところ。小さい○いのは残った粉を紙コップで蒸したもの

 

 8 蒸し器から下ろし、通気の良いところに置き、粗熱をとってから器にうつす。下ろす時

蒸し器の中身を器の上にひっくりかえした先生は、敷き布ごと裏返しになっているお餅から

布をはがすとき、霧吹きで布にお水を吹きかけしめらせていらっしゃいました。レシピには

書かれていない作業でしたが、すぐに布をはがしやすくするためだとピンときました。

 

料理教室の日は一緒に料理を作り、最後に食事をして教室を終えます。課題が間食だった時

のお菜は冷蔵庫の常備菜とマルダさんがささっと別個に作ってくださったチゲなどでで済ます

こともありますが、この日はもう一品더덕구이(トドククイーツルニンジン焼き)も習いました。

 

<材料> 

トドク(ツルニンジン) 5本 (醤油、ごま油)

ヤンニョム(ネギ1/2本、ニンニク2かけ、コチュジャン30g、砂糖5g、醤油10ml

すりごま4g、ごま油少々)

<作り方>

1 トドクは水洗いし、横に回しながら皮を薄めに剥く。剥く前にすりこぎなどで叩いておくと

剥きやすい。

2 5㎝ほどの長さに切り、棒でたたいて平らにする。

3 ネギ、ニンニクはみじん切りし、ヤンニョムを作る。

4 トドクに醤油とごま油を混ぜ合わせたものを塗る。

5 良く熱した鉄網4のトドクを一度焼き、3のヤンニョムを塗ってまた焼く。焦げないよう

気をつける。

 

できあがったところでいただきます。

 

アカシアのお餅はアカシアにもともと芳香がありますから、蒸してもほのかに香って

お花のお餅を食べている実感がありました。待望のトドクグイは、とびきり旨いと

飛び上がって喜ぶほどの物ではありませんが、これも朝鮮ニンジンほど独特では

ありませんが、ほのかに香りと言うか味というか独特のものをもっていて、それが

食べ終えてじわっとくるおいしさです。立派にメイン料理の地位を占めています^^ 

先生は、韓定食などでツルニンジンが出るコースはそれなりのコースでないと出ないのよ~

と耳打ちしてくださいました。

 

 

 


オイソバギ作り

2015-05-30 | 韓国の食べ物

昨日は料理教室のある日でした。

他に参加者はなく,贅沢にも助手付きの個人教授を受けるという

贅沢な教えを受けることができました。

メニューは牛肉のお粥と,夏へ向かうこれからの時期に重宝する

キュウリを使ったオイソバギでした。

オイソバギってどういう意味ですか?の問いに先生は、

오이(キューリ)の속으로 (ソクー中で)받다 (パッター受ける)。

略してオイソバギだとのこと。

詳しいレシピは帰国後アップしますが、この料理の美味しい秘訣は

何といってもヤンニョムでしょう。

生姜一かけとタップリのにんにくをひたすら潰し、そこへ

これまたたっぷりの唐辛子粉を入れ混ぜます。

 

 

その後、味を整えるのがこれセウジャン(エビの塩辛)、先生はこれを手作りするそうです。

これを入れてまたよく叩き、そのヤンニョムでニラを和えて、キュウリに入れた切れ目に挟んで出来上がり。


半年振りの初韓国料理はカルグクス

2015-05-17 | 韓国の食べ物

5月13日半年振りの初食事はカルグクスでした。夕食にカルグクスを食べに行きましょうと

言われて、カルグクスといえば、おうどんというイメージだった私。夕食におうどん? 

もう少ししっかり食べたい思い半分、先生がわざわざ連れて行ってくださるなら、どんなに

美味しいところかと期待半分^^

到着したのは、カンソクチョンサゴリ(江西区庁交差点)にあるトウンチョン カルグクス ボソッ

メウンタンというお店でした。メウンタン?といえば辛い鍋物、ボソッは茸です。おうどんはいずこに?

出てきたお鍋はお野菜たっぷりの鍋物でした。上にのっているのは山盛りの미나리(ミナリーせり)

その下には茸類がたっぷりでした。お鍋を大方食べた頃運ばれてきたのが、おうどんとご飯。

ご飯には薬味も添えられて、おうどんの後にポックンパプもできます。

             カルグクスが入ったメウンタン

カルグクスをいただいた後汁をのけてポックンパプ作成中。水気がとんだら出来上がりです。

マナカフェに出入りする、教会について勉強中の若者やそれより若干上の女性も加わり4人で完食。


「みんなが楽しむ韓国食文化」料理体験教室でコチュジャン作り

2015-04-18 | 韓国の食べ物

東京四谷にある韓国文化院では、この4月みんなが楽しむ韓国食文化という催しが

開催されています。その一環としてコチュジャン作りのプログラムがあったので参加し

てきました。他にポッサム・白キムチ作り、味噌作り、浅漬けキムチ作り、簡単餅作りが

計9回実施される(た)ようです。

 

【コチュジャン作り】

材料 もち麦の粉 300g メジュの粉 300g  粉唐辛子  500g 水飴   1kg

    水   1.5L     焼酎     200g~  塩        50g

作り方

1、もち麦の粉、メジュの粉は合わせておく。

2、水飴と水を合わせて火にかけ、とろみが出るまで煮る。

3、とろみが出たら火を止め、完全に冷ます。

4、1の粉と唐辛子の粉を2に入れてよく混ぜ、塩を加える。

5、4に焼酎を入れながらよく混ぜ、とろみを調整する。

6、1日常温に置き、翌日味を確認し、足りなければ塩を追加する。

 

※ ①塩味は作った直後に決めるより、なじんだ翌日に見る方が良い。

   ②3日後にもう一度混ぜて、冷蔵庫に1カ月保存してから食べ始める。

 

作り方は簡単、至ってシンプル用意された材料をひたすら混ぜ混ぜするだけでした^^

↑の講師の説明を聞いてから各テーブル(6~7名)に別れて混ぜ混ぜしたのが↓ です。

これをお持ち帰りパックに詰めてお土産になりました。

今回の体験教室の中でコチュジャンのみ未体験だったので参加して見たのですが

材料を手に入れるのがちょっと大変かも(とはいえ旅行する時手に入れてもいいし

通販でも販売されている)知れませんが、簡単な割には、美味しく香り(何から出て

いるのかわかりませんが)も良く、今後は手作りにこだわることになりそうです。

 

 

※ 材料中メジュの粉というのは、韓国で味噌を作るときに作る大豆を一旦煮て

干したものを粉にしたものです。

 


晩秋のソウルに遊ぶーソンブクドンの午後とチョンノの夜

2014-12-27 | 韓国の食べ物

9日目の午後です。

ソウル城郭を恵化門まで歩き、遅いお昼はソンブクドンのお気に入りイタリアンで

とろうと思っていたので漢城大入口駅(6番出口)からバスに乗りました。

四停留所目が目的地です。降りたところにギャラリー風の素敵なお店がありました。

前からあったようですが初めて気付きました。歩道から見える内部の古い伝統家具に

惹かれてふらふら店内に入っていくと、陶器もディスプレイされていてお話を聞いて

見ると、カフェでもあるらしく不思議な空間でした。 

 

この日は撮り忘れたのですが、11日に撮ったものにこのショップが写っていました.        

               

                         ↑ 右側のショップです。

 

この並びにカフェ、イルサンがあり、イルサンの道路を隔てた向かい側にイタリアンの

お店(due cose)があります。 

まずはイタリアンでお昼をいただきます。夫は海産物リゾット、私はカニクリームの

パスタにしました。

食後はお向かいに行きますが、今日は豆の購入だけで帰ります。この前いただいて

私好みだった豆と本日の豆、そしてヨンジュンさんお好みの豆と云うことで、ボリビア

ブレンド、バリブレンド、ヨンジュンブレンドを各200gずついただきました。お値段は

ヨンジュンブレンドを含むためかいつも(グラム7000ウォン)より高額でした。

               カフェ、イルサン(日常) 

買い物の後はいつものように三清閣まで歩き、シャトルバスに乗せていただいて

乙支路入り口まで行きます。ここはロッテデパートの向かい側で、横断歩道を渡って

ホテルまではもう5分とかかりません。夕食までホテルで一休みします。

 

ホテルに戻ると朝出かけた時のままで、お掃除がまだされていませんでした。

チェックアウトが12時とゆっくりなぶん、お掃除開始も遅いのでしょうか?

お部屋の準備ができていなかったお陰で、本来なら一日に2本無料で提供される

お水の用意もなく、冷蔵庫の中のお水を利用してコーヒーを淹れてしまいました。

 

部屋ではコーヒーを飲みながら、窓から見える円丘檀や市庁前広場を眺めたり

今日購入したコーヒーを並べて、写真に撮ってみたりしました。

        真ん中のブルーの袋がヨンジュンブレンドです^

 

広場では今日は何やら集会があるようで人が大勢集まっています。韓国の人は

何か問題があると集会を開いてよく示威行動をするようです。狂牛病 肉の輸入問題や

今年で云えばセウォル号沈没事故の時など広場を埋め尽くす人々が問題究明

を求めて集まっていました。

 今日は何でしょう?丁度お部屋をお掃除しに来た人がいたので聞いてみました。

「ああデモですね!」と一言だけ。デモはわかってるけど、何のデモか知りたいのよと

更に聞くと、わからないと無関心な様子。 どうやら全国的な問題ではなさそうですね。

 

寛いでいるうちに陽は少しずつ陰り、夕食をどこで摂るかに関心が~

昨日がぱっとしないところだったので、今日は充分満足できる食事タイムにしたいです。

宮というマンドゥ屋さんで見かけたポッサムと云う料理がずっと気になっていました。

ポッサムは茹でた豚三枚肉の塊を厚めに切って、野菜で巻いていただく料理です。

 

検索して見ると、この時期クル(牡蠣)と一緒に食べるクルポッサムが美味しいそうです。

一番にヒットした鐘路(チョンノ)の삼해집(サメチッ)と云うお店にしました。

また広~い地下商店街を一号線目指して歩くうち、行列ができているパン屋さんを見つけました。

餡パンが主体のパン屋さんでしたがパリバケでないというだけで、凄く惹かれました。

甘くなさそうなものを選んで、明日の朝食用に購入しました。

 

お店はチョンノ駅15番出口を出てすぐの路地を左に曲がり、最初の路地で右に入った

所です。6時少し前に到着した私達、待たずに最後のテーブル席に着くことができました。

この後はどんどん行列ができていきました。

↑ これで小(2人前)で、席に着くと注文は大中小の大きさを言うだけです。テーブルに

つくと、すかさずサービスのカンジャタン鍋が運ばれます。小でも多いくらいで、どれかは

絶対残してしまうだろうなと思いながら・・・、いただきま~す。

↑こんな風にサンチュの上にお肉、牡蠣、キムチを載せくるんでいただきます。

新鮮な牡蠣の香りが食欲をそそります。見た目は脂身部分の多い三枚肉も、茹でて

余分な脂は落ちているし、野菜と一緒なのでとてもさっぱりいただけます。むしろ

脂身の甘みとキムとの辛み、サンチュのさっぱり感が、とてもマッチして美味しいです。

 

飲まない私は、夫が食べ終えるまでの間はとても手持無沙汰に陥りますが、今日は

他のお客さんの食事風景を見ているだけで楽しく、色々観察させていただきました^^

ワイワイ、ガヤガヤ皆さんおいしそうに、幸せそうに食べています。隣との距離が近いのも

食べることに集中していれば気になりません^^;

お店の入り口を見ると外には並んでいる人たちが・・・

のんびり食べる夫に‘早く’と催促し席を譲ります。

잘 먹었어요. (ご馳走様でした)と外に出て見ると ↓ こんなでした。