景虎

DUFOUR 325

ホームポート帰港

2010-05-27 17:28:32 | Weblog
b-mobil不通につき暫くブログアップしてなかったけ書き溜めていた記事を一気にアップしました。
過去分の写真もつけました。

5月24日 AM7時30分 大分マリンピアむさし出港。
コンサルをお願いしている馬場さん気象情報は24日~26日迄、南西の風が12m~15mと強く出港見合わせるアドバイスがあったが今回はテスト航海、良い日ばかりを選んでいてはテスト航海にならない事と風が横~追ってとフリーなので思い切って出港する。

 30マイル先の佐多岬近くでは予想通り15m位に吹上がり縮帆するのにも大変であった。
24日夕方の馬場コンサルアドバイスは太平洋はうねりが高くワイルドジャイブの危険があるから四国の何処かの港に入った方が良いとの事で、四国の途中の港に緊急避難を検討するが、大きな港は土佐清水港位であったが入港予定時間が7時過ぎと暗くなる事と室戸迄の港湾案内誌持っていないのでそのまま室戸港迄行く事にする。

ところが黒潮の影響で実感より3~4ノット速く8ノット~10ノットで走り、室戸港にはAM4時前に着いてしまいそのまま勝浦迄 走る事に変更。
足摺岬手前から太平洋のうねりは凄く4m~6m位はあろうか? 近くを通る大型船も波間に消えてしまう。
このローリングでデジカメが落下して運悪くギャレー下のビルジに落ち壊れ沖縄の写真は水没。

25日の夕方の馬場コンサルアドバイスは26日午後から熊野灘、伊勢志摩辺りで風が北西に変り機走でも走れないから五ヶ所辺りでの帰港する様にとの事であったが、船は追い風と黒潮で順調に8ノット~9ノットで走っている。
伊勢志摩辺りなら入港した港は沢山あり、状況を見てセーリングする事に、、、

気象予測通り紀伊長島沖位から風が北西と横になりうねりも加わってローリングが激しく又、潮の岬からは本船航路に入った為か前から後ろから行き交う本船が多い。
レーダーで1.5マイル以内に船か島が現れたら警報が鳴るようにセットしたら絶えず警報音がなり、徹夜二日目であったが仮眠も出来ない。
(仮眠はハーネス&オイルスキン(合羽)を着てコクピットでキャビンにもたれてとる。)

友人の木村さんも気象情報送ってくれて無理しないようにとアドバイスをくれたが、本船航路を外したら、、、のアドバイスは私の発想に無かったので妙に納得、遠回りではあるが熊野灘岸寄りに変更すると本船は激減するがうねりが高く安心して眠れないのは同じであった。

大王崎沖からはやはり予測通り北西になり真上りで機走とメイン2ポイントリーフで辛うじて3ノットが精一杯、これが伊良子水道迄続く。
この行程の最大風速は14mで平均すると10m位で黒潮で稼いだスピードをかなり失う。

26日PM1時半に無事、ラグナマリーナに帰港する。

大分から蒲郡迄 358マイル(650Km)を2日と7時間で走りきる。
平均6,5ノット(12km/時速)であった。

今回、改めて馬場気象コンサルの予測の正確さに関心する。
操船しているとその時の走りに満足して次の事象が起きてから対処する事が多いが、事前に風向きの変化や強さが分かっていると、その時ベストでは駄目で場合によっては機帆走で7ノットにして強風対策をするとか、風の穏やかなうちに最適避難港情報をGPSにインプットするとか早く目に対処出来たので大変ではあったけど辛くは無い航海でした。

<良かった点>
1、冷却水ホース取替え、オイル漏れ、瀬戸内海のナビゲーション、2昼夜に渡るクルージ  ング対応力に少し自身が持てた。
2、勝浦の遠洋船員鈴木さん、南太平洋航海船ハラミタ、大分の風来末(浅井オーナー)   等、皆さんの体験談、アドバイスを聞けた事。

<反省点>
1、航海計画がズサンで必要な海図、港湾案内誌、潮流、海の駅電話番号、気象情報等の情  報が無く宮坂さん、木村さん、中村さん、馬場海洋コンサルのサポートが非常に助かり  ました。
2、必要な情報はインターネットで必要な時に考えていたが準備したB-mobilはローカルな  漁港では殆ど繋がらず、
  又繋がるのに非常に時間が掛かりやはり事前の準備が大切と痛感。
3、テスト航海の目的の一つであるウィンドベーンは殆どテスト出来ず。 
  理由は大きなうねりや強風時はウィンドベーンには頼れず、又 港湾では舵取りのハン  ドリング性能を著しく悪くしてしまう為小さな港では反って邪魔になる危険をはらんで  居る。
4、航海中の停泊場所の待ち合わせはリスクが高い! 
  ヨットは風まかせ少なくても2週間以上停泊している場所で無いと待ち合わせは無理を  実感
  (今回は沖縄で待ち合わせであったが結果的に友人に迷惑を掛け、自分も割高。)

※準備期間は6月一杯の1ヶ月、これまではハード的なものが重点であったが上記反省を踏 まえてソフト面の準備の大切さを感じています。 

※景虎の位置情報をブログ左下のブックマークに登録しました。
 太平洋の何処を走っているのか確認頂けます。
  
<今後の整備項目>
1、ビミニトップ取付けと水収集用帆布製作
2、ウィンドベーン操作習得
3、ウィンチ清掃
4、エンジンオイル&ギアオイル交換
5、1年間の航海計画と必要チャート、連絡先等の情報収集
6、食料計画と調達、積み込み、プロパン、カセットコンロ、冷凍庫
7、入出国手配準備
8、保険の手配
9、予備のパソコン手配と必要ソフトインストール
10、海外預金口座開設、資金計画

<今後のスケジュール>
6月12日(土)ラグナマリーナ総会 WV&航海予定挨拶
6月13日(日)家族、親戚 壮行会
6月18日(金)名市工 壮行会
6月24日(木)41会 壮行会
7月 3日(土)ラグナマリーナ出航
7月10日(土)夢の島マリーナ出航
8月末~9月中旬 バンクーバー入国 約1ヶ月滞在
9月末 サンフランシスコ向け出港

沖縄 

2010-05-27 15:17:53 | Weblog
沖縄で定年祝いの会開催のFX同期入社4人

話が少し前後するかもしれないが、21日は当初景虎で沖縄に行く予定であったのでFX入社同期メンバーの一人が今年4月で定年の為、そのお祝いを沖縄で開催する事になっていたが諸般の事情で大分迄しか来られず、私は飛行機で沖縄行きとなる。
風来末さんの御蔭で何とか沖縄入り出来る事になった。

ホテルで夕食後、タクシーで国際通り繁華街に行きエンジョイ。
22日は定番の海中水族館にて午前中過ごし、私の我儘で予定を少し変更して古宇利大橋見学行く、島に掛る1Km位の大橋の両サイドには素晴らしい眺めの海が広がるパノラマを堪能しました。

夜は再度、国際通り創作居酒屋、黒うさぎにてお祝い会をして翌日、大分に帰る事にする。

23日、沖縄は晴れていたが福岡、大分には強風波浪注意報、大雨警報が出ている。
別府でリムジンバスを乗り継いで16時30分頃、景虎 帰艇。

<参考話その2>
1、モーター類は壊れる。その船には共通のモーターが使われて居る筈なので事前に予備を  積んでおく事。海外では入手しにくい。エンジンパーツも同様。
2、日本円、ドルは沢山持たずに必要なだけその国のATMで下すのが良い。
3、ドルは少額紙幣も用意。
4、イミグレーション用に入出国申請書のコピーを沢山、用意しておく。
5、入港は24時間以上前にメールかFAXで入港予定先に送っておく。
  前のマリーナからメールorFAXして置くと入港が手続きがスムーズである。 
6、燃料タンクは両舷に板を固定してポリタンクは1個づつ縛り、外せる様にして置く。

<今後の予定>
1、24日 ラグナマリーナへのウィンドベーンテストセーリング開始

<今後の予定>
20日、大分マリンピアむさし入港予定
21日~23日迄沖縄(同期会参加)
  (当初沖縄に行く予定の為開催場所、日程を決めたが大反省)
24日 ラグナマリーナへのウィンドベーンテストセーリング開始

風来末(ベネトー44) 

2010-05-27 15:14:24 | Weblog
21日、明日の福岡⇒那覇行きの航空チケット確認すると予約した筈が出来ていなくて1本遅い便になる。
大分からは一旦、別府へ出て(リムジンバス)そこで福岡空港(とよの国)行きのバスに乗り換える事にする。
11時にマリーナ発と決めて潮潮の船体掃除、給水する。

6時には無かった霧が8時頃から凄くなる。
この霧の影響で大分空港着陸便が着陸出来ず、リムジンバスも走らないと言う。
困っていると、前日紹介の風来末のオーナー浅井さんが別府迄送ってくれると言う。
 まさに天の助け! この救いの手が無かったら大幅に那覇到着が遅れるところでした。
車中、また外洋航海に付いて色々レクチャー受ける。

18時25分那覇空港着、日航グランドキャッスルホテルにて同期入社の4人で夕食。

<参考話その2>
1、モーター類は壊れる。その船には共通のモーターが使われて居る筈なので事前に予備を  積んでおく事。海外では入手しにくい。エンジンパーツも同様。
2、日本円、ドルは沢山持たずに必要なだけその国のATMで下すのが良い。
3、ドルは少額紙幣も用意。
4、イミグレーション用に入出国申請書のコピーを沢山、用意しておく。
5、入港は24時間以上前にメールかFAXで入港予定先に送っておく。
  前のマリーナからメールorFAXして置くと入港が手続きがスムーズである。 
6、燃料タンクは両舷に板を固定してポリタンクは1個づつ縛り、外せる様にして置く。

<今後の予定>
21日~23日迄沖縄(同期会参加)
1、24日 ラグナマリーナへのウィンドベーンテストセーリング開始

大分 マリンピアむさし

2010-05-20 22:58:46 | Weblog
19日、今朝も時折30ノット強のブローが続く。
雨も本降りで出港中止は正解でした。
佐多岬観光したかったが大洲迄出掛けねばならず、バスも電車も走って無くてレンタカーを借りるしかないそうである。 今日は休養日決定。

12時20分に初めてオケラネットを聞く事にするが、雑音が多くてコントロール局の小笠原の山田さんの声が良く聞えない。
 殆ど聞き取れなかったが時々、物凄くクリアな局もある。
私の居るところから近いのだろうか?
こんなに聞えないのでは景虎でオケラネットにアクセスする事はまず無理だろう。

風呂の帰りに居酒屋による。カワハギの煮つけが美味しかった。
長久寺住職 平地さん、海産物問屋社長 大西さん、草履職人 土井さん、名前聞くの忘れたけど若い女性と親しくなり楽しい会話で盛り上がる。
帰りは大西さんの車(酒飲めない)で長浜市内観光つきで景虎まで送って頂く。 
皆さん御世話になりありがとう御座いました。

20日、AM6時半出港、昨夜の風はうそのような穏やかな天気であったが霧が発生して視界200m~300m またしてもレーダー活躍。
10時位から上り風ではあるがセーリングに切り替え大分、マリンピアむさし目指す。
快適なセーリングではあったが12時頃より小雨が混じり、2時には入港出来た。

ここのマリーナは大分空港の奥にあり滑走路先端はマストが引っ掛かる恐れがある為大回りして入港する。

ジャヌー50フィート位の風来末のオーナーと会話。
3年間南太平洋を回ってきたとの事。
75ノットの風に6時間吹かれた経験談を聞く。
船上のネットやフェンダーは全て吹き飛ばされたそうである。
<参考話>
1、雨水をためる為のオーニングを準備した方が良い。3m×4m位で真中にペットボトル  の▽頭を付けて裏にはビニールホースを付けておく。
2、フィルターは必需品、水道水でも木の葉やごみが一杯混ざっている。
3、燃料タンクを増設。1000リッター持参、オートパイロットは一度も壊れずに稼働
4、フィリピン当たりでは一杯現地人が仕事くれと寄ってくる。自分で気に入った人を決め  ないと現地人同士仕事を取り合い喧嘩するらしい。
  <今後の予定>
  20日、大分マリンピアむさし入港予定
  21日~23日迄沖縄(同期会参加)
  (当初沖縄に行く予定の為開催場所、日程を決めたが大反省)
  24日、ラグナマリーナへのウィンドベーンテストセーリング開始
 6月6日ラグーナ帰港
  12日、ラグーナ総会参加 ウィンドバレー紹介プレゼン
  13日、長尾親戚 壮行会
  18日、名市工  壮行会
  19日、友人   壮行会
  26日、名友会  壮行会  
 7月3日、ラグーナ出港
  10日、夢の島マリーナ 出国 




長浜港

2010-05-20 22:55:16 | Weblog
写真は長浜とは関係なく小鳴門水道の潮流 6ノット程か

18日、島マリン和気ヨットマリーナでボルボの部品を待つが午前中配達予定が12時になっても届かない為、督促電話して貰うとまだ発送されていないとの事でキャンセルして出港する。応急処置のオイルキャップは8mのボルトにシールテープ巻いて太さを調節して上から融着テープとロックタイで締める。

13時30分出港、風は北風から東風に変わり15時位から風速20ノット迄上がり目的地、三机港を長浜港に変更する。
長浜港には16時過ぎに入港するも前線通過中で風は山の影響もありブローで20~30ノットと強く東、南と振れるので船のコントロールが難しい。
 
係留出来そうな場所を探すが最干潮のタイミングでどの岸壁も3m~4mと高く30分位、港内をくまなく探す。  誰もヘルプも指示も無し。
 風下の4m位の高さの岸壁に梯子が掛って居る所に係留と決めてフェンダー、舫いロープの準備をするが強風でオートパーロットも難儀しているようなので一旦港外へ出て準備する事にして港外目指すと一隻ヨットが係留してありそのポンツーン横が開いていたので急遽そこに係留。
ここでもWV仕込のワンラインドッキングが役立ちました。

200m位のところにコンビニがあり、風呂は15分程歩くが町営なのか立派な建物で潮湯がとても温かくて湯あがりもさっぱりでした。

10時に就寝したがスターンに打ち付ける波がドタン、ドタン、リギンもピューピューとうるさい。でも疲れているのかバタンキューでした。

19日は気象コンサル馬場さんのアドバイスで休息日にしました。

<今後の予定>
20日、大分マリンピアむさし入港予定
21日~23日迄沖縄(同期会参加)
  (当初沖縄に行く予定の為開催場所、日程を決めたが大反省)
24日 ラグナマリーナへのウィンドベーンテストセーリング開始

松山 島マリン和気ヨットマリーナ

2010-05-19 15:45:53 | Weblog
17日、長浜に向かう予定であったが急遽、松山海の駅に変更する。
理由は応急処置したオイルキャップ部分から若干ではあるがオイルが漏れている事と、20日に大分マリンピアむさしに入港するには早く着き過ぎてしまう為である。
のんびりセーリングを楽しみながら13時に表記マリーナに入港。
 ダメもとでオイルキャップが無いか聞いてみると明日午前中には純正品が入庫すると言う。どうせ帰港しても取り寄せる必要のある部品の為午後出港覚悟で発注する。

ここも係留費は1フィート100円 景虎は¥3250+消費税
80隻位のヨットと200隻位のモーターボート、釣り舟が係留してある。

前から一度行ってみたかった道後温泉に出掛ける事にする。
マリーナから徒歩7分、バスで30分の松山駅に向かう、そこからレトロな路面電車に乗って道後温泉に着く。
 2分で温泉街アーケードに入りもうあちらこちらに浴衣着の温泉客が闊歩している。
皆、自分の旅館に温泉があるのに公衆温泉に入りに来るようである。
 案内所お勧めの「坊ちゃんの湯」に入る事にする。
入浴料は休憩所有無によって¥400~¥800円、当然¥400円風呂だが景色が見えるでも無し、湯が特別でも無しどうって事の無い温泉でした。

b-mobilはローカル漁港では中々繋がりません。
文字が精一杯で写真のUPは出来ません。
良い写真が一杯あるのに残念!

<今後の予定>
18日、オイルキャップ修理後、22マイル先の長浜港目指す。
19日、佐多岬の三机港めざす。
20日、大分マリンピアむさし入港予定
21日~23日迄沖縄(同期会参加)
  (当初沖縄に行く予定の為開催場所、日程を決めたが大反省)
24日 ラグナマリーナへのウィンドベーンテストセーリング開始

尾道海の駅

2010-05-16 23:35:38 | Weblog
パソコンのb-mobileの設定に問題があるのか、二日間インターネット接続がうまくいかずブログ更新が遅くなりました。

14日、新居浜に向かう予定であったが急遽、尾道海の駅に変更する。
理由は佳世ちゃんが15日~17日の間瀬戸内海クルージングに遊びに来れる事になった為、交通の便が良い事とまさきさんから教えて貰った良いところ情報、弓削島、大崎下島クルージングには尾道の方が良いと判断し安心して停泊出来る、海の駅を探したら尾道海の駅が検索出来ました。

工程は新居浜と同じ位の距離だが潮流を計算して7時に出港した為、午前中に着いてしまう為、セーリングのみで3ノット位でとろとろ走る。
風景良し、波なし、と気分が良い。

2時半頃、尾道海の駅に着くがとんでも無く潮流がある。
幅100m~150m位で4ノット程の流れで渡し船用のコンクリートポンツーンが2個並んでいるだけでヨット、モーターボートの係留船はゼロ。
 流れが速い為緊張して着岸するが渡し船の往来がひどく引き波でしょっちゅう揺れている。さらに着岸テクニックが必要はポンツーン内側の狭い水路に4ノットの逆潮バックで着岸にトライ。 WVでのトレーニング成果でうまく着岸出来ました。
 でもここは停泊、係留には不向きで海の駅にする事自体が間違っていると思う。

今日15日は尾道散策、ロープウェーで千光神社参拝、帰路は徒歩で文学の道にて帰り12時40分、佳世ちゃんの出迎え。
尾道海の駅は停泊には不向きの為、急遽弓削島に変更し17時入港。
係留代は1泊2日で¥10円、電気¥210円でした。

ここは静かでトイレも綺麗、素晴らしい海の夕食、風呂は国民宿舎で綺麗で安くお勧めスポットです。

16日は、大崎下島の御手洗こ港横のゆたか海の駅に13時入港、午後は姉、佳世ちゃん最後になる為、島内観光、北前船の時代に風待ち港として栄えた町で当時は女郎も150人もいたそうです。
なかなか良い観光でしたが残念なのは風呂が無い事でした。

明日は佳世ちゃん、姉は早朝から下船、シングルハンドクルージング再開です。

<トラブル>
15日、弓削港到着後エンジンルーム開けるとなんと水が10cm程溜っているのを発見。
調べてみると一時冷却水のホースに穴があいていて細く吹き出ていたのが原因と分かりたまたま緊急ビルジ用に持っていたホース径が同じだった為交換対応しました。

16日、少しナーバスにエンジンルームチェクすると今日はオイルが大量に漏れていました。
原因はオイルゲージ下のドレンキャップが裂けてそこから漏れていました。
サランラップとゴム、融着テープ、タイラップで応急処置。
2リッター位漏れていたので危うくオーバーヒートする一歩手前でした。

もともとシェークダウン航海ではあったがこんなに毎日トラブルが発生すると良いのか?悪いのか分からない!


金刀比羅神社

2010-05-13 22:06:56 | Weblog
5月9日~11日 名古屋に所要の為一時帰宅。
70歳になる姉に瀬戸内海クルージング誘ったらなんと乗ると言う。元気である。

加藤さんから沖縄までのチャートをお借りしていて直前に確認した為、瀬戸内海が無い事に気づく。急遽、水路協会の販売店に電話するが2日間での入手は困難と分かる。
その時ふと、宮坂さんが頭をよぎる。
三谷漁港の「ジューンブライドようこ」と言うヨットのオーナーで夫妻でなんと日本を2周しているベテランセーラーである。
急な申し出にも関わらず快諾頂く。ついでに瀬戸内海の情報もいろいろ御聞き出来大変参考になりました。 ありがとう御座いました。

12日7時30分 徳島ケンチョピア出港、今日の目的地は高松マリーナ、約50マイル位の工程である。
鳴門大橋の渦潮を見ながらのクールジングをしたかったが生憎、向かい風22ノット程で最高8ノットの逆潮にあたり、小鳴門水道を行く事にする。
10時に撫養入港、11時に水道を出るがこの工程はわずか5マイル程、平均時速3.3  マイル、出口付近では1.1マイル迄船速が落ちる。
渦巻いてるところを走ると3m~4m位、横ドリフトするスリリングな航海であったが良く考えると少し無謀な計画でした。

17時頃、高松マリーナ入港、停泊料¥3150円、神奈川のナウティーキャットが係留されていたが人気が無く不在艇かと思っていたら朝6時にはもういませんでした。
 潮流計算して出港しているのだと感心する。(当たり前ですが、、、)
ここで鳥羽のカイコウに係留している中島さんから声が掛る。
 数か月前に小豆島付近で濃霧の中座礁して沈没したヨットが居たというショックニュースを聞く。他山の石とせねば、、、。

翌朝8時半出港、金比羅神社で航海安全祈願の御祓いをして貰う為、約15マイルの多度津港を目指す。
多度津には13時入港、ポンツーンに新潟 寺泊のヨットが係留していたがなんと瀬戸大橋付近でエンジントラブルの為戻って来たとか、、、。
潮流が速く、本線、漁船が多い瀬戸内海ではエンジントラブルは致命傷。
早速景虎のエンジンチェックをするとオイル漏れ発見、オイルゲージ下の1センチ程の穴の蓋からこぼれて居た為早速、蓋の締め付けと紙カップ3杯分のオイル補給実施。
合田マリンは1フィート100円でした。皆さん親切に応対して頂きました。

また、ここでb-mobile3Gが開通。こうしてブログアップ出来るようになりました。
でも、メール受信出来るのに発信が出来ません。
デジカメ写真の接続コード忘れた為、写真のUPが出来ません。
ごめんなさい!

明日は新居浜マリーナに向かう予定。

景虎 位置情報(SPOT)

2010-05-11 00:43:47 | Weblog
勝浦港全景 マグロ漁船の後ろが景虎

景虎位置情報(SPOT)システムが稼動し始めました。
何故かラグナマリーナから繋がっていませんが、ブログ左下に景虎位置情報(SPOT)のURLをブックマークしました。 是非一度ご確認下さい。

<今後の整備項目>
1、ビミニトップ取付け
2、ウィンドベーン操作習得
3、ウィンチ清掃
4、マストチューニング
5、ギアオイル交換

<今後のスケジュール>
5月10日~11日迄 一時帰宅
5月12日 徳島ケンチョピア移動日 出港準備
5月21日~23日 沖縄で友人定年祝い参加
5月25日~6月6日 宮崎~屋久島~ラグナマリーナ
6月12日(土)ラグナマリーナ総会 WV&航海予定挨拶
6月13日(日)家族、親戚 壮行会
7月 3日(土)ラグナマリーナ出航
7月10日(土)夢の島マリーナ出航

熊野灘テストセーリング

2010-05-10 13:10:34 | Weblog
那智勝浦温泉の大洞窟温泉 忘帰洞

4日、答志島で信天翁と楽しく合流宴会をして翌5日は視界10m位の濃霧、オートパイロット(自動操縦)でフェンダーや舫いロープ等の整理をしなが3ノット位の微速で進むといきなり釣り船が現れ直ぐにレーダーON,この時レーダーの威力を実感する。レーダー操作も初めてで良い練習になりました。

5日、約60マイルの勝浦にPM4時30分頃入港する。
此処は漁港のトイレに足湯が付いていてとても綺麗。

着岸して整理が終ったら雨が降り出す。早速銭湯に行きさっぱりする。
地元居酒屋にするか迷ったが屋台の方が人とのコミニケーションが図れると屋台へ、、。
7人~8人程度の座席で既に一杯であったが何とか割り込み缶ビール2本とおでん、突出しマグロの刺身を頂く。
このマグロが実に旨い。思わずお替りして締めて¥1800円と値打ちである。
 ヨットで来た事、此れから瀬戸内、太平洋一周する事を話すと皆、ホラでも吹いているような顔をしている。
此処で遠洋マグロ漁船に乗っていた鈴木さんと知り合う。岡崎出身で意気投合。
世界のマグロ基地事情等いろいろ話してもらう。

翌朝6日も朝から強い雨と強風で有ったが10マイル程先の串本目指して準備をしていると、昨夜の鈴木さんが「強風波浪注意報が出ている、漁師でも出て行かんのに何を考えとる!」と諭され今日は二人でゆっくり温泉で時間を潰す事にする。
マグロ漁船は宮崎や宮城からの船で基地により少しずつ仕様が違うのが面白い。
インドネシア、タイ、フィリピンに若い青年が4人~6人は乗船している。
暇に任せて漁具店に顔を出すとフェンダーが心許無い事に気付き、直径50センチ程の涙フェンダーが11000円と安い。
ヨット専門店なら2倍半はする代物でシングルハンドには必需品と思い急遽2個購入する。

8日早朝6時出港、潮岬を回る45マイル程の田辺港を目指す。
順調に潮岬をかわすがかわしてから風、潮 双方が逆になり6ノットから2ノットまで落ちる。
我慢の機走でドジャー影以外はビショビショで後でこれが乾き何処も塩塩である。

田辺湾入り口では昨年新しく買った港湾案内にも記載されていない黄色の立標がありあせるが昨日の鈴木さんから折り良く電話が入り右に見て入港せよとのアドバイスで無事田辺港に入港する。
 実は鈴木さん此処、田辺の住人で友人の明神さんに声を掛けて繋留場所迄確保して待っていてくれました。

早々に片づけをして鈴木さんが持ってきた釣りたてのグレを持参で居酒屋でご馳走になる。
実に旨い。早々に切り上げ2軒目のカラオケスナックに行く。10時近くになりそろそろ帰ろうと言う時に今度は明神さんが「俺の店に行こう」と3軒目のスナックに行く事になる。鈴木さん、明神さん 有難う御座いました。
今では寂れた方らしいが、若い美人のお姉さん(ホステス)が多く、客も若くて歌も実に旨い。
女子大小路より遥かに華やかで楽しい、親不孝と言う名の歓楽街でした。

9日は風も穏やかで快晴と実に気持ちよく6時に出港、途中真向かいで一時26ノット程吹かれたが直ぐに穏やかになり2時に徳島ケンチョピア前に入港、以前お知り合いになったコーラルシンフォニーの森野さんに連絡取ったら直ぐに来てくれてポンツーンの案内、軽油の買出し、トイレ風呂情報、オマケに帰りの夜行バスの案内までして頂く。
 丁度この日は新たに45フィート程のパワーボートを購入され回航して来たところでお忙しいにも関らず大変御世話になりありがとう御座いました。

又、今回のクルージングで港湾情報、潮流情報等のサポートを頂いた木村さん、中村さん有難う御座いました。

名古屋に所要があり一時帰宅して13日からいよいよ瀬戸内クルージングに始まりである。

<今後の整備項目>
1、ビミニトップ取付け
2、ウィンドベーン操作習得
3、ウィンチ清掃
4、マストチューニング
5、ギアオイル交換

<今後のスケジュール>
  5月10日~11日迄 一時帰宅
5月12日 徳島ケンチョピア移動日 出港準備
5月13日~19日迄 瀬戸内クルージング
  5月21日~23日 沖縄で友人定年祝い参加
  5月25日~6月6日 宮崎~屋久島~ラグナマリーナ
6月12日(土)ラグナマリーナ総会 WV&航海予定挨拶
6月13日(日)家族、親戚 壮行会
7月 3日(土)ラグナマリーナ出航
7月10日(土)夢の島マリーナ出航