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Negrie島
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Negrie島上陸
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Negrie島上陸2
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Negrie島上陸3
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ポシリ奥さん
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ポシリとロブスター
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ロブスター10匹
◆4月4日、AM10時にNegrie島到着。此処でも日本人の訪問者は私が二人目だった。驚いた事に日本語で「有難う」を知っていた。PNGでもかなり外れた位置のNegrie島は昨年は3~4艇。今年はTOROAが初めてだそうだ。
NegrieはNinigoと非常にロケーションが似ていて海抜2~3mの低い島に椰子が茂る30程の島があるが、人が住んで居るのは二島だけで訪問した島には約300人がもう一つの島には200人が住んで居るとの事。
上陸して島を案内して貰う。横幅1Km,奥行き400m位か、家は床下が高く素材は茅葺き、トタン葺き、板、ボードの様な物とマチマチだ。
学校には4人の教師が居るが昨年、校長がクリスマスでBukaIS.に帰ったまままだ来ないと言う。理由を聞くと船便が無く来れないらしい。
Negrie上陸、昨日TOROAに来た一人はポシリと名乗り、電気関係のトラブルを修理出来る事。砂糖と米を持っている事等を告げると早速、公共ハウスの衛生電話と無線機、ポシリの自宅のソーラーパネル、GPSの修理を依頼される。流石に衛星電話は無理、無線機も電源が無いのでトロアに持ち帰って修理を試みるがこれも無理。GPSとソーラーパネルの修理は出来た。映画のコピーもUCBメモリーにコピーしてあげたがポシリが持っていたのはDVDプレーヤーで残念ながら映画も見られそうに無い。
翌朝、お礼にロブスターを10匹も持って来た。それもその中の2匹は頭の横幅だけで20センチは有ろうかと言う超大物。流石に鍋に入らないので胴体と切り離し頭も上からと下からを入れ替えて10匹を二つの鍋で1時間以上掛けてゆであげ、格納し易い様に頭部分や足をバラして大きなタッパウェアー4個に収めるのに2時間も掛かった。
服も20枚程、帽子二つ、米5Kg,砂糖3kgをお礼に上げる。私もJSAF東海パールレースTシャツ、新品タオル、歯ブラシ5本を提供。この島に初めて「日の丸」が描かれたTシャツが闊歩する姿を想像する。
◆4月8日、学校見学に行くと80名位の生徒が浜辺や運動場の木陰で勉強していた。我々が行くと急に集められ突然先生から挨拶してくれと言われる。殆どの生徒は日本人を見るのは初めてで日本が何処にあるか知らない。
日本を代表する気分での英語のスピーチに緊張するが、先生からの逆質問で日本の四季について聞かれ、なるほど此処は赤道直下で通年同じ気温で四季が無い。春の桜や夏の暑さ、実りの秋、寒い雪の冬と寒暖の差の大きさや、自然の美しさを紹介。ついでに東日本の大震災の事や世界中から援助して貰ったお礼を話すが単語を並べて居るだけなので何処まで通じたのやら、、。津波の大きさが30mもあり18000人もの人が亡くなったと話したら信じられない
様な顔をしていた。Negrieは台風も地震も津波も無く年中温暖で平和にゆっくりと暮らすには最高の場所だろう。刺激を求める人には退屈かも知れないが、、。
ついでにと学校のデスクトップPC2台が壊れているので見て欲しいと言われチェックして見ると配線のやり直しで1台は復帰、もう一台の修理は難しい。プリンターはHP社製だったが富士ゼロックス用紙が置いてあった。
夕方、先生4人がトロアにテンダー一杯の食料持参で遊びに来る。ココナッツジュース用20個、ミルク用10個、サトウキビ3本、葉もの野菜バケツ一杯、マンダリン30個、レモン20個、バナナ6房と此処の人達は加減と言う事を知らないのだろうか?
4月10日,予定を一日早めてラバウルに向け出港する為、上陸し住民に挨拶。日曜の礼拝が終わった後のリラックスしているタイミングで教師のセローンとリーダーのポシリが島を一周して案内をしてくれた。短い期間であっても一時でも心が通い合うと別れは淋しい物だ。パスの出口までカヌーを30分以上漕いで別れを惜しんでくれる。
当初予定のBukaIS.経由Kieteで下船ルートがNegrie島リーダーのポシリの情報で急遽ラバウル下船に変更になる。
ポシリがマリアンヌと話していると次回訪問先のBukaIS.は今は治安が悪い。2年ほど前にヨットが襲われ有金、PC,パイロットチャート、ソーラ等を強奪されたと聞き急遽Kieteをラバウルに変更したいと言う。
実はKieteの有るブーゲンビル島はBarry&Mariyanneが35年程前に働いていた事があり知人も居て安全だと聞いていたのでマリアンヌもビックリ。安全に超したことは無いのでラバウルに変更に異存は無いがやっぱりPNGは危険な国である事を改めて認識。