景虎

DUFOUR 325

熊野灘テストセーリング

2010-05-10 13:10:34 | Weblog
那智勝浦温泉の大洞窟温泉 忘帰洞

4日、答志島で信天翁と楽しく合流宴会をして翌5日は視界10m位の濃霧、オートパイロット(自動操縦)でフェンダーや舫いロープ等の整理をしなが3ノット位の微速で進むといきなり釣り船が現れ直ぐにレーダーON,この時レーダーの威力を実感する。レーダー操作も初めてで良い練習になりました。

5日、約60マイルの勝浦にPM4時30分頃入港する。
此処は漁港のトイレに足湯が付いていてとても綺麗。

着岸して整理が終ったら雨が降り出す。早速銭湯に行きさっぱりする。
地元居酒屋にするか迷ったが屋台の方が人とのコミニケーションが図れると屋台へ、、。
7人~8人程度の座席で既に一杯であったが何とか割り込み缶ビール2本とおでん、突出しマグロの刺身を頂く。
このマグロが実に旨い。思わずお替りして締めて¥1800円と値打ちである。
 ヨットで来た事、此れから瀬戸内、太平洋一周する事を話すと皆、ホラでも吹いているような顔をしている。
此処で遠洋マグロ漁船に乗っていた鈴木さんと知り合う。岡崎出身で意気投合。
世界のマグロ基地事情等いろいろ話してもらう。

翌朝6日も朝から強い雨と強風で有ったが10マイル程先の串本目指して準備をしていると、昨夜の鈴木さんが「強風波浪注意報が出ている、漁師でも出て行かんのに何を考えとる!」と諭され今日は二人でゆっくり温泉で時間を潰す事にする。
マグロ漁船は宮崎や宮城からの船で基地により少しずつ仕様が違うのが面白い。
インドネシア、タイ、フィリピンに若い青年が4人~6人は乗船している。
暇に任せて漁具店に顔を出すとフェンダーが心許無い事に気付き、直径50センチ程の涙フェンダーが11000円と安い。
ヨット専門店なら2倍半はする代物でシングルハンドには必需品と思い急遽2個購入する。

8日早朝6時出港、潮岬を回る45マイル程の田辺港を目指す。
順調に潮岬をかわすがかわしてから風、潮 双方が逆になり6ノットから2ノットまで落ちる。
我慢の機走でドジャー影以外はビショビショで後でこれが乾き何処も塩塩である。

田辺湾入り口では昨年新しく買った港湾案内にも記載されていない黄色の立標がありあせるが昨日の鈴木さんから折り良く電話が入り右に見て入港せよとのアドバイスで無事田辺港に入港する。
 実は鈴木さん此処、田辺の住人で友人の明神さんに声を掛けて繋留場所迄確保して待っていてくれました。

早々に片づけをして鈴木さんが持ってきた釣りたてのグレを持参で居酒屋でご馳走になる。
実に旨い。早々に切り上げ2軒目のカラオケスナックに行く。10時近くになりそろそろ帰ろうと言う時に今度は明神さんが「俺の店に行こう」と3軒目のスナックに行く事になる。鈴木さん、明神さん 有難う御座いました。
今では寂れた方らしいが、若い美人のお姉さん(ホステス)が多く、客も若くて歌も実に旨い。
女子大小路より遥かに華やかで楽しい、親不孝と言う名の歓楽街でした。

9日は風も穏やかで快晴と実に気持ちよく6時に出港、途中真向かいで一時26ノット程吹かれたが直ぐに穏やかになり2時に徳島ケンチョピア前に入港、以前お知り合いになったコーラルシンフォニーの森野さんに連絡取ったら直ぐに来てくれてポンツーンの案内、軽油の買出し、トイレ風呂情報、オマケに帰りの夜行バスの案内までして頂く。
 丁度この日は新たに45フィート程のパワーボートを購入され回航して来たところでお忙しいにも関らず大変御世話になりありがとう御座いました。

又、今回のクルージングで港湾情報、潮流情報等のサポートを頂いた木村さん、中村さん有難う御座いました。

名古屋に所要があり一時帰宅して13日からいよいよ瀬戸内クルージングに始まりである。

<今後の整備項目>
1、ビミニトップ取付け
2、ウィンドベーン操作習得
3、ウィンチ清掃
4、マストチューニング
5、ギアオイル交換

<今後のスケジュール>
  5月10日~11日迄 一時帰宅
5月12日 徳島ケンチョピア移動日 出港準備
5月13日~19日迄 瀬戸内クルージング
  5月21日~23日 沖縄で友人定年祝い参加
  5月25日~6月6日 宮崎~屋久島~ラグナマリーナ
6月12日(土)ラグナマリーナ総会 WV&航海予定挨拶
6月13日(日)家族、親戚 壮行会
7月 3日(土)ラグナマリーナ出航
7月10日(土)夢の島マリーナ出航