景虎

DUFOUR 325

Vavau島入港

2011-09-29 23:25:23 | Weblog

週二回開催の無料オカマダンスショー




彼は昼、スーパーで棚卸をしていたそうだ(笑)


クロちゃんフラの試着


紀伊長島消防団の車が走っていてビックリ!


バンドの聞きながらカバを頂く私


トンガ料理 7種類中4種類に鳥肉が入っていた。l


この先、ばら色だといいな。

南太平洋で最高のヨットハーバーといわれるVavau島!インターネットカフェもあるとのことだったのにメールの送受信は1時間かかっても一通できないくらいの速度らしく、せっかく期待していた写真はもう少しお預けです。すみません。
<9月28日のメールより>
27日、6:30 トンガ niuatoputapu 出港 165マイルのVavau 28日13:30入港。7時頃から吹きだした南東の風、時折ブローで30ノット、平均25ノットの真上りで4時間位叩かれるが、無事アンカリング。
サモア アサウで一緒だったハーモニーは昨日入港したとの事。
ババウは大小50余りの島々がありどの島も180m程の高さで平らになっており複雑に入り組んだ海岸線は美しい入り江を作っていて南太平洋で最高のヨットハーバーと知られていて入港時も100艇位のヨット、パワーボートが停泊していた。ポンツーンは無く、ブイは一日800円位だ。
アンカリングスポットはネイアフと言う村で16000人の1/3が此処に住んでいるそうだ。niuatoputapuと比べると大都会だ。

入港時にクジラがジャンプしていたが又しても写真を撮り損ねてしまった。
今日は疲れているのでレストラン食にして写真UPは明日以降、暫くお待ちを、、、。

その後、ハーモニーに挨拶に伺うと海外青年協力隊(以下JICA)の土田さん(ソロバンの指導)、福田さん(トンガタブ島首都Nukualifa勤務で出張中でエアロビクスの指導)、坂田さん(日本語の指導)が遊びに来ていて、週二回のオカマダンスがあるので皆で見に行くと言うので、Atushiさん共々見学に行く。
9時から1時間、腹抱えて笑ったが店でドリンクを飲めば料金は無料。男そのものの顔とセクシーダンスのアンバランスが実に面白かった!

29日午前中、調子の悪かったテンダー船外機のキャブレターを分解清掃、キルスイッチのKEYを取り替えて修理完了。
軽油2缶補充、午後カスタムに出向き入港手続き終了、ペットボトル水、野菜等の買い物をして夕食はマリーナレストランでハーモニーの皆さんと一緒に地元料理を頂く。一皿7種類位の料理を6人でシェアーして丁度良い量であった。ちなみに料金は一皿約、2000円位であった。

今日はウクレレ、ギター、バンジョーの演奏会とカバ飲み放題の日でコップ一杯程飲んでみるが、味が無く特に酔いもしなかったが他の人は舌が少し痺れたと言っていた。

今日も楽しく一日が過ぎた。
※前のブログ 2回分にも写真UPしました。遡及して見て下さい!

Tonga Niuatoputapu島

2011-09-25 15:35:37 | Weblog

カバ 木の根っこを干して水に溶かして飲むとうっとりするらしい!


ロアカウ この草でゴザやベッドを作る。


たった一枚のクロスで素敵な玄関に、、。


レッドクロス トンガの国旗にもレッドクロスが描かれている。


素晴らしい夕日に感動! 夕日が沈んでから5分位言葉を忘れて見惚れる。


Siaと3人 


ローカルランチを御馳走になったSia宅で、、、。

幼稚園 6702
先生、棒を持って結構厳しい!


放し飼いの馬とおばさんはロアカウを海水に漬ける作業をしている。



空も海も素晴らしい青さだ!


突然ですが、この三連休は天気もよく絶好の行楽日和ということで、昨日(24日)は福井までトマトをゲットしに行ってきました。途中、九頭竜湖を通って通称:恐竜街道を通ったら九頭竜駅の横に電気で動く恐竜が展示されてました。何年か前に恐竜展をやったときのものだそうで、かなり精巧な動きをします。なかなかリアルです。冬は雪のためしまうそうです。

さてさて景虎ご一行はNiuatoputapu島に上陸してここでも楽しくやってるようです。トンガは標準時間UTC+13時間(日本時間より4時間早い)を採用しているので日本の同日で昼の12時がトンガ時間16時ってことかな?この間まで一日遅かったのに急に早くなって変な感じです。
<9月25日のメールより>
24日、9:00 上陸 南北約4Kmの間にがに3つあり島民人口934人だそうだ。
近代的な小屋に住んで居るのは2009年9月29日のサモア地震の津波で大きな被害(死者9人)があった為だ。
豚や鶏は勿論、馬も放し飼いされていてのどかだ。道中不思議な物が干してあるので聞くと一つはカバ(木の根っこで水に揉みほぐして飲むと陶酔作用があり酒の様な物)でもう一つはロアカウというゴザやベッド等の材料になる草で、2m~3m程の長さの葉を、海で洗い天日で干すと横幅3cm~6cmのビニールの様な繊維ができあがる。
島の人達は非常にフレンドリーで家の中からもHelloと挨拶してくれる。私達はマロリレー(こんにちわ!)と返答するとニコニコ笑って話しかけて来る。子供たちは日本人より英語が話せるのにビックリ。文法、リーディング、重視の日本の英語教育システムは間違っていると感じてしまう。
25日、健康チェックウーマンのSiaが米国艇とオランダ艇の夫妻共々昼食に招待してくれる。各艇からは甘いお菓子を持参する事になったのでホットケーキミックスをたこ焼き器で焼いて持参する。ホットケーキボールは好評で瞬く間に無くなる。
昼食はチキンのホイール焼き、マグロのホイール焼き、タロイモ蒸し焼き、マンゴの甘煮、スイカのココナツミルクジュースを御馳走になる。マグロのホイール焼きは美味しくお代りを頂く。
昼食後にサモア地震の津波の話をアルバムを見ながら聞く。殆どの人家は流されて消滅したが学校、教会は残った。5艇のヨットが停泊していたが1艇浅瀬に乗り上げたがハンマー、スコップ等で離礁させた。
トンガの救助隊は来なかったがサモア、ニュージーランド、オーストラリア、フィジー等から救援が来た。等の話を聞き東日本大地震の津波の事を聞かれたが9階建?ビルの屋上に漁船が乗っていた等の話をしたが此処の人達は9階建ビルをイメージ出来るのだろうか?と思ってしまう。
皆で17時から教会に出掛ける事になって居たが私は料理当番をかって出て留守番を決め込む。昨夜釣り上げたスズキに似た魚とギンガメ鯵の焼き魚だ!

トンガのNiuatoputapu島入港

2011-09-23 23:17:56 | Weblog

トンガのNiuatoputapu島の日上がったラグーン


話しかけたらパパイヤとマンゴを山とくれた親切なおばさん


島に2軒しかないスーパーには肉も野菜も魚も果物も売っていない。
自給自足、物々交換の島だからだそうだ、、、。


クジラのジャンプ またしても撮り損なった。


Atsushiさんと私







久しぶりに日本の四季をお目にかけます。今日23日は名古屋では天気もよく、豊橋の葦毛湿原にこの時期しか見れないシラタマホシクサを見に行ってきました。かわいいでしょ!!(一部写真の縦横が違っているのは愛嬌で見てください)
ちなみにシラタマホシクサは伊勢湾・三河湾沿岸の愛知県・三重県と、隣接する静岡県に稀産する一年生草本です。

さてさて、景虎はトンガのNiuatoputapu島というところに入港しました。途中、日付変更線を越えたので日本と同じ日付になりました。
NASAが23日前後に落下すると発表していた人工衛星も見えたようです。
<9月23日のメールより>
21日、 Samoa Savaii島 Asau 9:30 出港,180マイル約40時間の行程。
Tonga Niuatoputapu 23日 17:00 アンカリング。
道中に日付変更線があり1日、飛びになる。
お陰で21日は、地球上で最後の夕日を見て23日は地球上で最初の朝日を拝み地球上で最初の夕日を眺める事が出来た。

Tongaはザトウクジラが産卵に訪れる島でもあり大きなジャンプを2回も見る事が出来、Niuatoputapu 入港30分前にはさっきまで居たクジラの真上を通過し衝突を心配したが旨く逃げてくれてホット一息。

アメリカ艇、フランス艇が先客艇としていたが、運よく彼らの入国手続きの帰りに景虎にカスタムが来てくれお陰で明日からの土日にも関わらず上陸出来る事になる。Tongaはリゾート地としてのVavauや首都のあるトンガタブ島は有名だが最北のNiuatoputapu 島はATMもネットも無い僻地で陸を眺めると犬や豚の放し飼いは勿論、馬迄自由に草を食べている。
明日からの上陸が楽しみだ!

そう言えば人工衛星の落下彗星も随分長い時間見る事が出来た。
今日はクジラと言い変わった物を見る事が出来てラッキーDayだ!


トンガに向け出発!!

2011-09-22 00:30:28 | Weblog



トンガに向けて出発したようですが、トンガに着くまでブログ更新用のメールは難しいかも?

<9月20日(日本時間9月21日)のメールより>
19日、 Samoa Savaii島 Asau 港 アンカリング停泊。
午後上陸してAsau の町(村?)を見学。
100年程前に火山噴火があり庭や橋、門、塀など至る所に溶岩が使われており農作物の栽培には不向きな土地の様だ。
夕方、アンカリング近くのホテルで夕食。客は我々3人のみで夕日を眺めながらローカルビールVailimaを空けて私はロブスターを注文(2500円位)。
今日もHappyな一日でした。

Samoa Upolu島に比べると家屋は大分痛んでおり貧しそうだが子供も多く至るところから「Hallo」と声が掛りフレンドリーだ。道中50mプール程の大きさの池が二つあり老若男女、洗濯したり水遊びしている。豚や犬、鶏は全て放し飼いでノンビリ、平和に暮らしている。
一つの人種で貧富の差が無いのが平和の必要条件かも知れない。
隣のアメリカンサモアはアメリカ資本主義経済を無理やり押し付けた結果、貧富の差が大きくなり、治安が悪く町も汚いと聞いたので結局寄港しなかった。

20日、Atsushiさん、クロちゃんはカヤック、テンダーで其々近場を散策。
私はデジカメ写真の整理、船内清掃、昼食、夕食、明日から目指すTonga Niuatobutabu の入港データチェックで一日暮れる。190マイル約38時間の行程である。

※SPOTの位置情報ですが飛び飛びに発信してる様です。
  ブログ左の景虎位置情報でご確認下さい。


Samoa Savaii島アンカリング

2011-09-21 21:12:48 | Weblog



先日、夕日は載せたので今日は月バージョン!これはTahitiの月です。

無事Samoaに着いた景虎ですが、やはりメール環境はおもわしくないようで、またまた私が転送です。このため写真もこれまた、あつしさんのをお借りしています。

<9月19日(日本時間9月20日)のメールより>
18日、Samoa Upolu島 ApiaHB 18:30 出港 19日9:30 Samoa Savaii島 Asau 港アンカリング。同時出港予定のハーモニーはエンジントラブルで一日遅れる模様。

Asau 入港時のパス通過に船内専用GPS CmapとIpadの電子チャートのNavionics とあつしさん持参のハンディーGPSブルーチャート3台に横幅50m位の誤差があり緊張する。一番正確だったのはブルーチャートでNavionicsはガイドラインすら無く、近年此処のパス入港時に2艇座礁した理由がうなずける。
此れまでGPS誤差が殆ど無かったが此れからバヌアツ、ソロモン等 田舎に行くと心配である。

 サモアの紹介を少し。
人口Upolu島 12.2万人、Savaii島 5万人 90%がサモア人、19世紀半ばに有力2家系が東西に分かれ権力闘争し、この闘争に乗じてドイツ、米、英が絡んで混乱を極めたが西サモアはドイツが東サモアは米国が統治する事になったが第一次大戦で西サモアをニュージーランドが統治、1961年に住民投票によりサモア独立国として現在に至る。元首は代表4部族の長の中から選ばれ今でも地方自治は一族の長を中心に運営されてる。
日付変更線のすぐ横にあり地球上で一番最後の夕日が見られる国でもあるのだ。

※SPOTの位置情報ですが飛び飛びに発信してる様です。失礼しました。
 ブログ左の景虎位置情報でご確認下さい。


サモア滞在記

2011-09-19 11:52:03 | Weblog

マーべリック、ハーモニーの皆さんと、、。


クロちゃんのウェルカムパーティー


スティーブンス館前で、、。


スティーブンスは宝島やジキルとハイドの作者


To Sua Trench 岩の上に居るのは私。


To Sua Trench からの南太平洋の光景


ドライブ途中の買い物 パイナップル、ココナツ二個、パパイヤで750円


持ってるバナナで1000円 安い!


景虎前でハーモニー、クロちゃん、マリちゃんと、、、。 

15日、Atsusiさんの宿泊、Aggie Grey'sホテルでゆっくりブランチの後、午後は溜ったメールのチェック。夕食はハーモニーにてマーべリック、浜田さん含め6人で御馳走になる。16日、Atsusiさん食当たりか? 下痢が止まらず終日ホテルで安静。

杉原さんに手伝って頂き2日間レンタカー借りてその足で12時半ハワイ経由でサモア入国のクロちゃんを迎えに行き14時頃ピックアップ、サバイイ島への入港許可申請、イミグレーション手続き、カスタム出国許可、ハーバーマスターへの支払いを済ませたのは時間ギリギリの16時30分と慌しい手続きを終えて、夕食はAggie Grey'sホテルにてクロちゃんのウェルカムパーティー開催。 (Atsusiさん病状回復せず自室安静)

17日、クロちゃん希望のロバート・ルーズ・スティーブンソン(宝島やジキルとハイドの作者)の屋方をまず見学に行く。広大な土地の真ん中に広く刈り取られた広い庭があり、建物は2階建で風通しが良く家屋内の展示物よりとても住み易そうな建築物が気に行った。更に1時間位走って洞窟プール見学し、其処から1時間位走ってファッションブランド、パタゴニアのカタログに写っていたTo Sua Trench と言う所に行く。
 陸地にポツンと空いた深さ50m、奥行き50m×幅100m位の大きな海水だまりがあり地下で海水と繋がっている為、潮の流れもあるが訪問時はクロちゃんと二人きりの貸し切り状態であったが30分程すると大学生の20人位団体が来て早々に帰る事にする。
又此処からの南太平洋が打ち寄せる波は壮大でサーファーなら涎が出そうな場所で、持参のおにぎり昼食を食べ、帰路はパパパパイの滝を見学して明日からの航海の食材調達をし景虎に運び込んだ後、Atsusiさんがニュージーランドから入国時に知りあいになった国連のインターンのマリちゃんを迎えてハーモニーで又又宴会に参加させて頂く。
マリちゃんイギリスの大学から国連のインターンに応募し6ヶ月間サモアで無給で活動するそうだ。(頑張れ~ 御苦労さま!)

18日、Atsusiさんの荷物を受け取りに宿泊、Aggie Grey'sホテルに行きシャワーを借りてマリちゃんを自宅に送り、レンタカーを返して明日からの出港準備を終えてネットを繋げているが以上の様な慌しいスケジュールとネット環境もプリペイドカードが必要な為中々メール、ブログ共にアップする事が出来ず失礼しました。

サモアは思っていたより都会でローカルの人もとても親切で親日家が多い様だ。昔からのODA支援や海外青年協力隊や国連支援者の人達の努力の賜物だろう!

隣のサバイイ島(68マイル)向け入港時間逆算して17時に出港予定だ。

※SPOTの位置情報ですが飛び飛びに発信してる様です。失礼しました。
 ブログ左の景虎位置情報でご確認下さい。

サモア到着

2011-09-15 22:40:59 | Weblog

この虹はハワイでのものです。Photo by Astushi

景虎はとうとうサモアに着きました。
今日は時間もなくあわただしかったようで、写真がありませんでしたが後日、送られてくると思います。お楽しみに!!
<9月14日(日本時間9月15日)のメールより>
14日にサモア、Upolu島Apia港入港出来るように13日、6時から機帆走。5ノット平均ならサモア時間17時(日本時間15日13時)までに入港出来るからだ。
昨夜は雨雲の為に頻繁にレーダー警報が鳴り、最後に警報を解除したが、アメリカンサモアから近い為か2艇の小型本船が視界に入った。要注意!今夜も2時間間隔でのワッチにしよう。(明け方、ふと前方を見ると150m位前に漁船がいてお互い急舵で衝突を避ける。)波に反応しない様感度を落としていたからなのか小型漁船にレーダー警報が反応しなかった。
今朝、丁度進行方向に雨がふり綺麗に虹が掛った。朝方の太陽の為に空高い虹でまるで虹のゲートが景虎迎えてくれてる様であった。
14日13:30 無事Apia Marina、に入港。先着のハーモニーに手伝って頂き無事ポンツーンに着ける。一息着く間も無くトラブル発生。Harbour Master の指示したポンツーンに舫ったのにフィッシングボートが後から来て大声でどけ!と勝手に舫を解きだす。私は英語が分からないのできょとんとしているとハーモニーの皆さんが事情説明してくれるが、大剣幕で力ずくの様相なので逆らわない事にして他の空きバースに移動する。 虹のゲートは何だったのだろう!?
良くポンツーンを見ると日の丸を掲げた船がもう一艇居る。ホーン岬を回ってきたマーべリックであった。 今夜はハーモニーで全員揃っての情報交換会が楽しみである。
※SPOTの位置情報ですが飛び飛びに発信してる様です。失礼しました。 ブログ左の景虎位置情報でご確認下さい。

Suwarro環礁出航

2011-09-12 21:33:03 | Weblog

Photo by Atushi

あつしさんが再び景虎乗船のためサモアへ向かってくれました。
サモアの首都がApiaです。
もうすぐまた、あの美しい写真が載せてもらえることでしょう!!

<9月11日(日本時間9月12日)のメールより>
9日にSuwarro環礁出港して順調に2日間帆走している。
Suwarroの紹介を少し追加すると、周囲は4kmあるが陸として見えるのは点々と10個くらいか?係官の居る小島(モツ)は7分も歩けば外海に出てしまう位の奥行きで幅は500m位の小さな島だ。全体としても陸の面積は極わずかで4000mの海底からポツンとこの環礁だけが付き出ている感じだ。
(詳しくはGoogle Earthで検索下さい)
1958年の日本の気象観測船 おしょろ丸が訪れた記念のコンクリートに銅線で文字が書かれた碑がある。係官は6カ月勤務(6月で交代?)で常駐は二人。昨年の6カ月間で108艇の入港が有ったが今年は3カ月と10日間で景虎は209艇目と倍増だそうだ。ちなみにハーモニーは208艇目で今季最初の日本艇。記念にハーモニーは大きな日章旗に乗員のサインをして啓示して貰っていた。景虎もラグナマリーナのバージにサインをして天井に貼って貰った。
(そう言えばボラボラYCとライアテアのAppiti marinaYCにもバージを置いてきたがどちらのYCも提供するバージは無いとの事で交換ならず。)
係官のジェームズとジョン(40歳)の家族は同じクック諸島のラロトンガに住んでいるとの事で緊急時はイリジウム電話があるが家族とは音信不通。TVもネットも無しの生活で裏庭で野菜を栽培、あとはココナッツと魚が主食。本国のニュージーランド政府は必要物資を充分に供給してくれないそうで、ハーモニーはガソリンを4L程提供していた。そのお礼だろうか鯛刺身、ブダイ、ロブスターと貴重な野菜を貰っていた。(野菜はおこぼれを景虎も頂く。)

※SPOTの位置情報を発信する様になったのでブログ左の景虎位置情報を是非ご覧下さい。


Swarrou環礁寄航

2011-09-12 05:17:17 | Weblog



photo by atsushi

あつしさんが素敵な航路図を送ってくれました。SPOTが少し入り始めましたが、まだ安定していないようです。時々、確認してみてください。
私の方が忙しく、ここ数日ブログアップが遅くなり申し訳ありませんでした。

<9月9日(日本時間9月11日)メールより>
9日、当初寄る積りの無かったSwarrou環礁だがサモア迄のチャートを見ると少し北に上がるだけでに行く事が出来るので天候が良ければ行く事にした。
9月9日22時頃には着いてしまったがスピードを殺して夜明けにパス近くにコントロールするがやはり岸近くは怖く、結果的に一番パスの流れの早い8時半にアプローチ、最大4ノットの逆潮を乗り切って日本時間9日4:30にアンカリング。ハーモニーが居たので近くアンカリングスポットを探してアンカリング。
入港時は10艇居たが入れ替わりに1艇出港。ハーモニーにテンダーお借りして上陸手続き。島の係官はジョージとジェームズ二人で任期は6ヶ月間だそうだ。アンカリングでも50ドル必要であったが係官と言うよりマオリ族の現地人で人懐っこくフレンドリーで顔立ち何処か日本人に似ている。
ハーモニーの呼びかけで夕方、島の唯一の建物で持ち寄りパーティーを開催。ハーモニー須藤さんが寿司の握り方、食べ方を指南。景虎からは稲荷ずしを持参。結構好評であった。イギリス艇、アメリカ艇、ニュージーランド艇、フランス艇、日本艇と7艇20人位のパーティーになり楽しく懇談会となった。
昔の航海本を読むとアンカリングすると何処からかテンダーが現れ夕食のお誘いとかパーティーの招待を受ける下りが有るが書いてあるが今は時代が違うのか今迄の航海では極、稀であった。

ここスワロー環礁は周囲4キロ、島の住民は係官二人。イリジウム通信と発電機は有るが食糧は自給自足、魚は自分で調達、野菜は自家栽培、水は雨水利用で殆どの時間はヨッティーが置いて行った古本を読んでいるそうだ。

7日、ブームの取り付け根部分の割ピンが折れてしまった。ボラボラで浦瀧さんが片方折れているのを見つけてくれたがニューカレドニア迄、持つだろうと思っていたが甘過ぎた。早速予備の割ピンを探すがワンサイズ下の物しか無く仕方なく小さい割ピンを入れて下側が曲げるリーチが無い為、接着剤とガムテープで抜けない様工夫。
サモア迄持ってくれればよいが、、。

今航海で久し振りにケンケンを引いてが見事に疑似餌のタコが2個も取られた。すっぱり切られているハリスを見ると大型シーラの様だ。

※日本時間、9月7日 12:00現在
現在地Suwarro環礁 14°17S 、 158°05W コース280度 機走 5Kt 
東風8Kt うねり1m~2m位 快晴 1015hp 気温32°


サモアまでの途中

2011-09-07 22:46:12 | Weblog

Photo by Atsushi

先日の台風12号では思いもかけぬ大きな被害となり心痛めております。
被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

日本の朝夕は秋の気配が色濃くなってきましたがサモアへ向かっている景虎はここに来て、暑いようです。

<9月6日(日本時間9月7日)のメールより>
一昨日夜から風なく36時間位、機走で走っている。大きなうねりは2m位あるが1500回転で5ノット、ほぼ1リッターで1時間弱 走っていて今朝2缶補充。
サモア迄の途中にニュージーランド国籍のSuwarrow 環礁があり環境保護職員が数人住んでいるだけらしいが殆どのサモアに行くヨッティーが寄って行くとの事で天候が良ければ寄島する事にする。

※日本時間、9月7日 12:00現在
現在地 14°17S 、 158°05W コース280度 機走 5Kt 
東風8Kt うねり1m~2m位 快晴 1015hp 気温32°