たとえば 桜
不思議なのが
秋に葉を落として光合成は終了する。
根野菜や球根のように根にエネルギーを蓄えているほど冬の根が他の季節と比較して
とてつもなく大きくなっているわけでもないように思う。
ずっと寒い冬を耐えて忍んで凍えて蹲って どこにそんな力を蓄えているんだろ?
それで気温がある一定の条件を満たすと花芽が膨らんで開花する。
それも一つや二つじゃなく物凄い数の。
先日も書いたけれど、同じ樹で一番先に咲いた花は一番最後の一輪が開花するまで
風雨に引きちぎられない限り、自然に落ちずに待っているのだと。
こんなんね、如何に理系の僕と言っても
こんな複雑な遺伝子の動作なんて造作なんて解明も説明もでけへんと思います。
まあそれで花が咲いて散るまでのエネルギーは蓄えられていたとしても
それから葉が出て生い茂るんですよって、すごいパワーやと思いません?
こんなエネルギーとパワーを原子力に頼らない発電とか、次世代のものとして
研究してみるのも面白いんじゃないかと思いました。
普通の草木は葉が出て光合成でエネルギーを作って花が咲いて種を保存するんですよ。
桜は花から始まって実を付けて、それからまた来年に咲くための生い茂るための
パワーを約5ヵ月の間に蓄積するんですもん。
一体何が言いたかったのか?