誰がどう見ても「正しい」と思うことはたいがい実現しない。
正しいことをしようとしても、利権やしがらみの絡まりにどっぷりつかった大人たちが、砂糖菓子にむらがる蟻のようにひしめきあい、バリケードをつくっている。現状を変えることは容易でない。
少しずつ世の中が良くなると考えるのも間違っている。
自分から世の中を悪くしようとする輩もいるし、せっかく誰かが築き上げた素晴らしいものを、やっかみとか腹いせで台無しにしてしまう人間もいる。
誰もが他の誰かの足を引っ張り合いながら、誰かがきれいにしたところを自分が汚しながら、泥土にまみれて生きている。
ほの明るい場所と、どうしようもなく汚れた場所を、振り子のように行きつ戻りつしながら。
ところが時たま、奇跡のような確率で、気持ちのいいやつらが集まって、これまでにない何かを世に送り出したり、成し遂げたりすることができることができることがあって。
その出来事は誰の心にも刻まれて消えない。
その出来事は歴史になる。クソくだらねぇ世の中を、ほんの少しだけマシなほうへ動かす。
そういうことが時々起こってしまうから、それに憧れて、夢見ることを忘れられない。
34年生きてきて、俯瞰した世の中の姿はこんな感じかな。
正しいことをしようとしても、利権やしがらみの絡まりにどっぷりつかった大人たちが、砂糖菓子にむらがる蟻のようにひしめきあい、バリケードをつくっている。現状を変えることは容易でない。
少しずつ世の中が良くなると考えるのも間違っている。
自分から世の中を悪くしようとする輩もいるし、せっかく誰かが築き上げた素晴らしいものを、やっかみとか腹いせで台無しにしてしまう人間もいる。
誰もが他の誰かの足を引っ張り合いながら、誰かがきれいにしたところを自分が汚しながら、泥土にまみれて生きている。
ほの明るい場所と、どうしようもなく汚れた場所を、振り子のように行きつ戻りつしながら。
ところが時たま、奇跡のような確率で、気持ちのいいやつらが集まって、これまでにない何かを世に送り出したり、成し遂げたりすることができることができることがあって。
その出来事は誰の心にも刻まれて消えない。
その出来事は歴史になる。クソくだらねぇ世の中を、ほんの少しだけマシなほうへ動かす。
そういうことが時々起こってしまうから、それに憧れて、夢見ることを忘れられない。
34年生きてきて、俯瞰した世の中の姿はこんな感じかな。