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俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

私だけ? そんなわけない。

2016年05月05日 23時28分32秒 | 日々のつぶやき
 『ゼロ』のストーリーで、救われなかった登場人物たちの心が……プレイヤーのなかの何パーセントかに残る。

 そして、かれらを救うために物語を紡ぎ始める……はず。

 それは、登場人物たちを救うようでいて、実際は自分自身を救っている。



 憎悪を暴走させ、悪の権化となったアンドルフを、ただ倒したままでよいのか? 彼の心は救われる価値もないのか?
 「おまえはずっと、犬のために生きるのか?」という疑問を投げかけられたフォックスの心に、迷いは生じないのか? 「おまえは みんなのところへ戻れ」と言われて、生き延びて、そのあとジェームズのことを忘れて、前を向いて生きていけるのか?
 自分のせいでジェームズを失ってしまったと、いまも自責の念にかられるペッピーには、救いは訪れないのか?
 「平和のため」という名目でアンドルフを追放し、心に欺瞞を抱えたままのペパー将軍には?



 何も感じないはずが、ないだろう? こうやって疑問を投げかけられて。
 『ゼロ』を遊んだ人間は皆、こういう命題を突きつけられたんだよ。
 それを感受しないままで生きていけるのなら、幸せだね。……でもそれって、スタフォが好きだって言えるのかね。

 …………かれらを救ってやってくれよ。創作する人間にしか、できないことなんだよ。

 ……頼んだぜ。私も、私なりのやり方でやりますんでね。

文章の方がいいのかなぁ

2016年05月05日 20時36分24秒 | 創作について
 『洋食屋スターウルフ』、pixivにのっけとこ。このブログに置いておくより、読んでくれる人が多そうだし。


 私、文章のほうに力を注いだほうがいいのかなぁ。

 イラストを描こうとすると、自分の力のなさばかり味わうことになって実に苦しい。何も完成しない。

 私がどうしても表現したいものは、小説じゃないとできないものなんだ。
 小説を優先していたら、イラストは描けなくなってゆく。


 
 イラストも文章も両方できる人はすごいな。どうやって上手くなっていったんだろ。

ネタバレ全開で語りたいな。

2016年05月05日 18時44分45秒 | スターフォックス ゼロ
 あ~、『ゼロ』のネタバレ全開にしたうえで、あのゲームに納得がいっているのかどうか、誰かと語り合いたいな。

 『ゼロ』の操作、むずかしいよな。私はもう、慣れたけど。
 最初は何回も段差から落下していたウォーカーも、アンドルフを倒すころには、自分の体の延長のようにスムーズに操れるようになった。

 ……ただ、それを誰もが修得できるわけじゃないところが、問題なんだ。

 任天堂のゲームで凄いと思うのは、初心者から熟練ゲーマーまで誰もがとっつきやすく、それでいて、極めようと思ったら限りなく奥深く作られていること。

 でも『ゼロ』は。初心者お断り、とばかりに難しい操作を要求する。

 『64』も最初は難しかったけどなぁ……『ゼロ』はそれ以上に思えるなぁ。


 ストイックなつくりだよなぁ。

 きっとね、私が心配するほどのことじゃない。最初は挫折したとしても、みんなすぐに操作に慣れる。

 そうだ。私も、『64』を最初に遊んだ頃は、メテオ・クラッシャーが倒せなかったり、フィチナのスターウルフが倒せなかったりして「難しすぎるよこんなの!」って言ってた。

 きっと、慣れの問題だ。

 操作性については、そういうことにしておいてもいい。


 けど、分岐の不十分さとストーリーの未消化感……これについてはどうだ?

 クリエイターの方々は、転送装置や種族の対立や、ジェームズといった謎を投げかけておきながら、その答えを示す気持ちは一切、無いんだろうか。
 ストーリーを深めると言いながら、思わせぶりな態度でしかない。

 トリックが明かされないままの推理小説みたい。



 ……こんな風にこだわるの、私だけなのかな。
 『ゼロ』を最後まで遊びつくしても、皆物足りなさを感じないのかな。

 それとも感じていながら、言えずにいるのかな?

それはそれで幸せだ。

2016年05月05日 18時23分59秒 | スターフォックス ゼロ
 『スターフォックス ゼロ』の出来に、満足している人がいるなら。

 それはそれで幸せなことだから、良いことだ。


 私としては、不満に感じる部分が多い。ゲーム部分も、ストーリーの面でも。

 ただまぁ、文句ばっかり言っても仕方ないし。
 不満があるにしても、2画面を使ったシューティングは他では味わえない体験だし、買って遊ぶだけの価値あるものだと思ってる。


 個人的に不満に思う部分は、二次創作の小説で補うことにするよ。


 ……もし、すべてが語り尽くされた完璧な物語だったら、私が二次創作をする価値もない。そういう意味では、良かったというべきなのかな?



 ……私なんかがわざわざ出張らなくても、誰もが認める名作であって欲しかったな、というのが正直な気持ちだな。


 フォックスのぬいぐるみとかアーウィンの立体モデルが発売されるくらいに、人気のソフトになってほしいと思っているんだけどな。どうだろうな。

父さんさぁ……

2016年05月05日 00時45分43秒 | スターフォックス ゼロ
 「おまえは みんなのところへ戻れ」


 父さんさぁ……何度も、自分を犠牲にして他人を救うのやめてくれない?

 これじゃあ、ペッピーを助けたときと同じじゃないか……。

 ペッピーに残したのと同じ傷を、今度はあんたの息子にも残したんだぜ。わかってるの?


 『64』のラストの方が、まだ救いがあった。フォックスを先導して、一緒に脱出したんだから。

 『ゼロ』は……あれじゃあ、アンドルフと心中した、と思えて仕方がない。



 本当にゼロになってしまったような気がする。物語の起点であったアンドルフも、その影だったジェームズも死ぬ。もうここから、新しい物語が続いていくことが想像できない……。
 私の想像力が足りないだけなら、いいんだけど。