鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

あれもこれも見ないうちに、春が過ぎていく

2017-05-01 08:15:56 | 日記

 きのうは去年必死に探して1匹しか見つけられなかったヒロバツバメアオシャクの幼虫にフォーカスして、新梢を伸ばしてきたサクラ並木を見に行きました。

これこれ!

 

でも、見つからなかった・・・

夫と手分けして並木の両側を50本くらい見たのだけれど。

去年見つかった木はそのなかでも特に新梢が赤っぽい木でした。

でもこの時期のサクラは幼虫レストランだから、いろいろ。

縦のすじがある幼虫が気になったけど名前がわからない。

 不明幼虫。

 

チャエダシャク。

 

オカモトトゲエダシャク。

 

 

エゴではもうオトシブミが揺籃を巻いていた。

 

イチモンジカメノコハムシも盛んに交尾。

 

ほどなく羽化しそうなアカスジキンカメメムシの終齢幼虫。

 

 

これでもか、というほど野菜の乗っている野菜ラーメンで遅い昼食。するとその中華屋さんの庭にフジ!!!

ウラギン!と思って花を見たけど見つからなかった。

幟をしまいに来た中華屋さんの奥さんが、異様にフジに執着している私を不思議そうに見ていました。

 

いろいろ見つからなかったけど、いろいろ見つかった一日でした。

タイトルの「あれもこれも・・・」は、去年の今頃、昆虫写真家Sさんのブログのつぶやき。

身に沁みるなあ・・・・・・。


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