鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

おおきなクリの樹の下で

2018-06-14 08:28:03 | 日記

 気温よし、風よし、空よし、フィールドよし、蚊少なく虫多し、虫友よし

―昨日はそんな、一年のうちで幾日もない里山での一日だった。

 クリの樹では、チョウ、ガ、カミキリムシ、ハナムグリ,ハチ、アブ、アリなどなどたくさんの虫たちが

夢中で花粉を食べたり、蜜を吸ったり。

キマダラセセリ

 

クロハナムグリ?→Iさんにヒラタハナムグリと教えていただきました。

 

 

エグリトラカミキリ?

 

メスグロヒョウモンのオス?

 

いずれも虫目のツワモノども

 

6センチくらいのトビモンオオエダシャク。まだまだ大きくなります。

 

疑似柵にいた名前不明のガ

 

2センチもあるツノアオカメムシ

 

ツノアオカメムシと同じ場所で見ることが多いアオクチブトカメムシ

 

 

虫よけ効果のあるアームカバーに平気で飛んできたアカシマサシガメ

 

エビイロカメムシは産卵中

 

 

そして、レンジャーのKさんに連れて行ってもらったアワブキでは―

スミナガシの若齢幼虫が!!!

まだ3.5㎜くらい。

でもちゃんと模様が見える。

 

 

時間がたつのも忘れて虫の行動をじ~っと観察するIさんが、

アリの集まっている枝に寄ってきたミズイロオナガシジミに気が付いてみていると・・・

卵を産んだ!

その一部始終を連写したIさん。

私はその卵を撮らせてもらいました(笑)。