鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

現役の里山

2018-06-18 08:34:22 | 日記

この間の日曜日に行ったのは地元の里山。

里山公園ではなくて、現役というか、もとからあったというか、まだ里山として機能している環境。

でっかいコガネグモがよく似合う風景でした。

 

あ、ウマノスズクサ

 

あ、ホソオチョウの幼虫がたくさん

ホソオチョウの成虫はまだ見たことがありません。

国内には生息していない種なので、東南アジがから持ち込まれたといわれる。

同じウマノスズクサを食草とするジャコウアゲハを圧迫するのでは、と心配されているが

どうなんだろう?

そもそもウマノスズクサなんていう、どこにでもある草ではない植物を食べる種が

持ち込まれてどんどん繁殖しているとしたら、よほど適応能力が高いのではないだろうか。

 

 

エノキの葉ではゴマダラチョウの幼虫が脱皮して、「仮面」をぽいっ、としていた。

ゴマダラチョウも、アカボシゴマダラに押され気味といわれている。

 

コガシラアワフキの交尾はハート型。尾端に見える赤いものは何?

 

サルハムシの仲間。光沢がきれいです。

 

綴られた葉をひらいてみると、ハエトリグモの幼体がうごめいていた。

 

毛の生えたゾウムシかと思ったら、ハイイロチョッキリだった。

 

 

 天気が回復したら、こんどはマイペースで歩いてみたい場所でした。