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ちわわ一家の 食べ歩る記・飲み歩る記

美味しい料理と
美味しい酒を求めて
日本を、世界をさまよう
チワワ一家の「食べ歩る記・飲み歩る記」

ボンディ・アルカディア

2016-03-17 13:34:11 | グルメ
ボンディ・アルカディア
板橋区志村にある
欧風カレー専門店


ボンディ・アルカディアの看板

看板は道路に面した洋菓子店不二家の前に立てられています

お店は不二家の前からその先に入った突き当たり

白いタイルのテナントビルの一角です

店内の様子

木目調でまとめられた落ち着いた雰囲気の店内です

外の景色

お店の入口側は全面ガラス張りになっています
奥まった場所にあるので人通りはほとんどありません

ここはカレー激戦区神田神保町にある『ボンディ』の直営店
『ボンディ』は1973年に創業したカレー専門店
オーナーがフランス留学中に学んだブラウンソースをベースに
カレーの素材を加えたものがボンディのカレーソースです
このカレーは欧風カレーと名付けられました
オーナーは『ボンディ』を創業する前は
板橋区西台にあるカレー専門店『インディラ』の厨房に立っていました
そして欧風カレーのベースはこの『インディラ』で作られました
ルーを入れる銀のカレーポットや前菜の皮ごとポテトなど
欧風カレー店の定番は『インディラ』から生まれたものと言われています

同じく『インディラ』から独立して
1982年に神田にお店を出したのが『欧風カレーガヴィアル』です
現在は神保町に移転していますが、神田駅前にあったときは
頻繁に通っていたお店です

また、半蔵門駅の近くにある『欧風カレー
プティフ・ア・カンパーニュ』さんは
神保町の『ボンディ』本店から独立して開業したお店です
『プティフ・ア・カンパーニュ』さんには随分前に訪問しましたが
ちょうど臨時休業の日に当たってしまいがっかりした思いがありました
それ以来訪れていませんが、機会があればまた行きたいです

配膳されたスプーンとフォーク


前菜のじゃがいも

欧風カレーのお約束とも言えるのが、この皮ごと茹でたじゃがいもです
昔『ガヴィアル』さんで何故じゃがいもなのかと尋ねたところ
カレーの辛味を抑える為にはお水を飲むよりも
じゃがいもを食べた方が効果があるからだと教えてもらいました

ボンディ・アルカディアさんだけの特徴としては
前菜にじゃがいもかグリーンサラダかのどちらかを
選ぶことが出来ることです
女性客には嬉しい選択肢ですね

ライス

白いライスの上に散らされたチーズは程よく溶けていて
見た目にも食欲がそそられます

銀のカレーポット

今日注文したのはチキンカレー
なみなみと注がれたカレールーの中には
香ばしくソテーされたゴロゴロのチキンが埋まっています

これが欧風カレーの基本スタイルです

果物と野菜をたっぷりのバターで炒め、赤ワインでじっくりと煮込み
バターと香辛料で仕上げたカレーのルー
甘さと辛さの絶妙なバランスは他では味わうことができません
家のカレーとも違う、食堂で食べるカレーとも違う
本場のインドカレーとも全く違う、高級で特別なカレー
お値段は前菜が付いて1390円
チキンカレーの他にも、ポークカレーやビーフカレー
エビカレーやアサリカレーなど色々な種類が選べます
いつもは食べられませんが、少し贅沢したい時に
食べたくなるカレーです

食後のアイスティー

ランチタイムだとプラス110円でドリンクが付いてきます

『ボンディ・アルカディア』の店内の照明

板橋は欧風カレーの発祥の地
ヨーロッパにもインドにもない日本固有の欧風カレー
板橋には『インディラ』や『ボンディ・アルカディア』のほかにも
有名な欧風カレーのお店がほかにもたくさんあるようです

そのうちに他の欧風カレーの食べ歩きをしてみたいと思っています


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