
塩尻からJR中央本線 中津川行きに乗って約20分
中山道の宿場町『奈良井宿』にやってきました
中山道の宿場町『奈良井宿』にやってきました
JR中央本線 『奈良井』駅

奈良井宿は中山道34番目の宿場町
木曽11宿では2番目であり、標高は最も高い為
難所の鳥居峠を控え、多くの旅人で栄えたといわれています
奈良井宿案内図

全長1Kmの宿場町は全国の宿場町の中でも1番の長さを誇り、
かつては『奈良井千軒』とも謳われていたそうです
奈良井宿も1978年に重要伝統的建造物群保存地区に指定され
電柱、電線、自動販売機などが移設され昔ながらの景観が守られています

2階が少し張り出した出梁(だしばり)造りが
奈良井宿の特徴的な街並みです
雪深いこの地でお客を濡らすことの無いように
配慮したためと言われています

光を多く部屋に取り入れる為に格子を多く使った『千本格子』と呼ばれる窓や
軒下を明るく灯す『軒灯』なども奈良井宿の民家の特徴です

延々と続く日本一長い古い街並みは圧巻

軒先の明かりもノスタルジックで美しい

場内数か所に水飲み場が整備されています

江戸時代の資料によると、当時の旅籠は5件だったそうです
現在は旅館・民宿等あわせて11件ほどあるそうです

今度来るときはこんな宿に泊まってみたいです