知財弁護士を１万人に

　人民日報の英語版で、中国が2015年までの７年間にパテントロイヤーを１万人にするという計画が載っていました。
　
　そのうちの1000人が国際特許問題とか難しい問題に対応する事を目指すそうです。

　現在の所、特許弁護士は6千人で、716の特許事務所があり合計17千人がこの業界に携わっているとの事。

⇒日本の弁理士さんって、１万人位いるようですね。それ以外に弁護士さんで特許侵害訴訟とかを担当する人も今は居ますから、国民の数を考えたら１万人でも少ない気がします。

　まぁ、現段階では中国は海外の特許侵害が特に騒がれていますけど、中国国内企業間でも同じような事例が増えてきていると耳にします。何時までも海外企業の生産下請けでは国の産業の発展は望めないですから、こういう動きは僕らとしては歓迎すべきなんでしょうね。

　でも、中国独自のロジックで海外企業からの知財訴訟への対抗をしようとするのなら、嫌ですけど。

　中国の場合は、弁護士の数じゃなく、公平な司法制度や透明な地方行政を徹底させるほうが先だと思います。まぁ、そうなったらなったで、中国ビジネスの面白さというのは減るかもしれませんけど（まぁ、ストレスも減りますね）。