人種差別撤廃の国連会議開幕が開催されましたが、黒人政権となったアメリカが欠席したという報道です。欠席した国には以外に思うところもありますね。
今回東京に行った時に色々友人や家族と話しましたが、
・私の妹は20年近くイギリス、ドイツ、スイスに住んでいます。人種差別に関しては実際に非常に苦労したようです。イギリスではロンドン辺りはそれほど感じる事はありませんでしたが、アバディーンというスコットランドに5年住んでいた時に色々あったとのこと。また、ヨーロッパでもドイツ人のプライドの高さは有名だが、実際に職業においても差別される傾向にあった。スイスは就業ビザ取得に関しては日本は3番目のランクになっている。ドイツほどではないがやはり色々あるようです。
・友人はアメリカに7年ほど駐在していました。彼の場合はシンチナティに数年すんだ後にワシントン駐在、後にロサンゼルスにいたそうですが、特に人種差別の経験は受けなかったようです。唯GEに出向中例の9/11事件がありその後一時的に外国人はすべて一箇所に纏められて定時で帰る状況が続いたそうです。
・私自身といえば、ロンドンでは背の高い女性から平気でぶつかられた事と、LAにいたとき黒人の子供が私のほうを見て「モンキー」といわれた事、UCLAでもグループわけをしたときに何故かアジア系と黒人は外れ物になってそのグループに所属する事が多かった事から、差別はあるとは感じましたが、さほど不快に思ったことはありません。
・中国においては日本よりは強いと思います。香港のホテルのエレベーターの前で白人夫婦が他人の迷惑も顧みずに話しこんでいたり、家の子供が階段を上っている時に、上から風船を蹴りながらおりて来た高校生くらいの白人娘が息子の目の前でもその行為を続けてあやうく蹴られそうに見えたくらいですが、日本で白人がそんな行為をするのを見たことが無いので、中国人に対する蔑視は日本人に対するものよりは強いのでしょう(こっちのインターナショナルスクールでは白人の子供が中国人の子供をいじめるというのも有名になっています)。
まぁ欠席国のうち、ドイツとイタリアは差別が強い国と聞いていましたので解ります。オーストラリアとニュージーランドも元々白豪主義でした。でも比較的自由そうなオランダに加え、白人の中では今でも差別をうけているユダヤ人のイスラエルや、貧乏国のポーランド、移民の受け入れをしているカナダ(オーストラリアもそうですが)も欠席しているのですね。
カナダやオーストラリアでも近年大量に移民が増加した中国系に対する差別があるとは聞いていますが、ちょっと以外です。でも出席していてもイギリス、フランスも差別意識は結構強いですよね。
これは人類永遠の課題で、外見で直ぐに解るだけに結局の所解決できない気がします。
日本はどうでしょう?今後の人口減少=労働人口の減少を考えると外国人労働者を入れなければならない。でも日本人の中にはやはりその他アジアの国に対する差別意識がありますのでなかなか旨くフィットしない。もしするなら、多分東欧等比較的貧乏な国の白人を対象に受け入れるようにしないと難しいだろうと思うようになって来ましたがどうですかね。アジアの場合は、相手国で処理するような形態(オフショアアウトソーシング)じゃないと難しいのじゃないかな。
という事で、将来の人材関連ビジネスの機会は、自分の仕事とは全く関係の無い東欧や旧ソ連が買いかなっと。今は不況業種に指定されたそうですが、日本に関連した事業としては、数少ない絶対に伸びる分野なんですよね。
【ジュネーブ=藤田剛】国連主催の世界人種差別撤廃会議の再検討会議が20日午前(日本時間同日夕)、国連欧州本部で開幕した。24日までの5日間、2001年に南アフリカ共和国のダーバンで開かれた世界人種差別撤廃会議の成果を点検し、今後の課題を話し合う。01年の会議を途中退席した米国がオバマ政権の誕生を受けて復帰するかどうかが注目されたが、再検討会議も結局欠席となった。
米国に同調し、イスラエル、ドイツ、イタリア、オランダ、ポーランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの8カ国も欠席した。再検討会議に出席した潘基文(バン・キムン)国連事務総長は会議の冒頭に演説し、米国などが欠席したことは「大変残念なこと」と語り、早期の復帰を促した。
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20090420D2M2002C20.html
今回東京に行った時に色々友人や家族と話しましたが、
・私の妹は20年近くイギリス、ドイツ、スイスに住んでいます。人種差別に関しては実際に非常に苦労したようです。イギリスではロンドン辺りはそれほど感じる事はありませんでしたが、アバディーンというスコットランドに5年住んでいた時に色々あったとのこと。また、ヨーロッパでもドイツ人のプライドの高さは有名だが、実際に職業においても差別される傾向にあった。スイスは就業ビザ取得に関しては日本は3番目のランクになっている。ドイツほどではないがやはり色々あるようです。
・友人はアメリカに7年ほど駐在していました。彼の場合はシンチナティに数年すんだ後にワシントン駐在、後にロサンゼルスにいたそうですが、特に人種差別の経験は受けなかったようです。唯GEに出向中例の9/11事件がありその後一時的に外国人はすべて一箇所に纏められて定時で帰る状況が続いたそうです。
・私自身といえば、ロンドンでは背の高い女性から平気でぶつかられた事と、LAにいたとき黒人の子供が私のほうを見て「モンキー」といわれた事、UCLAでもグループわけをしたときに何故かアジア系と黒人は外れ物になってそのグループに所属する事が多かった事から、差別はあるとは感じましたが、さほど不快に思ったことはありません。
・中国においては日本よりは強いと思います。香港のホテルのエレベーターの前で白人夫婦が他人の迷惑も顧みずに話しこんでいたり、家の子供が階段を上っている時に、上から風船を蹴りながらおりて来た高校生くらいの白人娘が息子の目の前でもその行為を続けてあやうく蹴られそうに見えたくらいですが、日本で白人がそんな行為をするのを見たことが無いので、中国人に対する蔑視は日本人に対するものよりは強いのでしょう(こっちのインターナショナルスクールでは白人の子供が中国人の子供をいじめるというのも有名になっています)。
まぁ欠席国のうち、ドイツとイタリアは差別が強い国と聞いていましたので解ります。オーストラリアとニュージーランドも元々白豪主義でした。でも比較的自由そうなオランダに加え、白人の中では今でも差別をうけているユダヤ人のイスラエルや、貧乏国のポーランド、移民の受け入れをしているカナダ(オーストラリアもそうですが)も欠席しているのですね。
カナダやオーストラリアでも近年大量に移民が増加した中国系に対する差別があるとは聞いていますが、ちょっと以外です。でも出席していてもイギリス、フランスも差別意識は結構強いですよね。
これは人類永遠の課題で、外見で直ぐに解るだけに結局の所解決できない気がします。
日本はどうでしょう?今後の人口減少=労働人口の減少を考えると外国人労働者を入れなければならない。でも日本人の中にはやはりその他アジアの国に対する差別意識がありますのでなかなか旨くフィットしない。もしするなら、多分東欧等比較的貧乏な国の白人を対象に受け入れるようにしないと難しいだろうと思うようになって来ましたがどうですかね。アジアの場合は、相手国で処理するような形態(オフショアアウトソーシング)じゃないと難しいのじゃないかな。
という事で、将来の人材関連ビジネスの機会は、自分の仕事とは全く関係の無い東欧や旧ソ連が買いかなっと。今は不況業種に指定されたそうですが、日本に関連した事業としては、数少ない絶対に伸びる分野なんですよね。
【ジュネーブ=藤田剛】国連主催の世界人種差別撤廃会議の再検討会議が20日午前(日本時間同日夕)、国連欧州本部で開幕した。24日までの5日間、2001年に南アフリカ共和国のダーバンで開かれた世界人種差別撤廃会議の成果を点検し、今後の課題を話し合う。01年の会議を途中退席した米国がオバマ政権の誕生を受けて復帰するかどうかが注目されたが、再検討会議も結局欠席となった。
米国に同調し、イスラエル、ドイツ、イタリア、オランダ、ポーランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの8カ国も欠席した。再検討会議に出席した潘基文(バン・キムン)国連事務総長は会議の冒頭に演説し、米国などが欠席したことは「大変残念なこと」と語り、早期の復帰を促した。
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20090420D2M2002C20.html