日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

中国GDP来年には日本を抜く?

2009-03-10 | 中国経済関連
China Dailyの今日の記事に、今の為替レートのベースであれば、中国は2010年には日本を抜いてGDP世界第二位になるだろうというノッティンガム大学(英国)中国政策研究所の予測が報道されていました。

 今の経済危機が、中国の世界の経済大国にキャッチアップするスピードを速める100年に一度のチャンスをもたらした。金融危機は世界中の国に激しい影響を与えており、中国も例外ではない。ノッティンガム大学ヤオ教授の研究によれば、米日独英の4ヶ国は2011年か2012年まで2007年の水準に戻る事はない事を発見し、一方中国は2009年も7-8%は成長する。

 この傾向が続くならば、今後20年に訪れるであろう世界最大の経済大国アメリカに追いつく時間を短縮することになるだろう。中国は2007年に既にドイツを追い抜いている。

⇒確かに日本経済の不況は最低でも2年、下手をしたら5-10年続くと言われています。日本の場合、人口の減少に加え、労働人口が今後10年で800万人も減る=10%も減るという非常に大きな変化が訪れますので、5年不況が続いたらその先の成長期待はかなり限定されてしまうと思われます。はっきり言えば優位性の有る技術を海外に輸出する以外の路は極めて困難かと思っています。

 人口が10倍の国が日本に経済規模で追いついても、一人当たりにすればまだ10倍の差があるということになるのですが、貧富の差を考えると、一部の層は日本よりお金持ちということになるでしょうね。

 でも、中国が日本に追いつくのは2012年頃と言われていたのですが、国力の差をカバーする時代は長く続かないのですかね。
http://www.chinadaily.com.cn/bizchina/2009-03/09/content_7556646.htm
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