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Discover 奄美大島!

フジツボ

2008-01-09 15:54:12 | マングローブ
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マングローブのフジツボ。
いたる所の木についている。

夏に歩いた時、フジツボがついているところはすなわち、満潮時にそこまで海水がくる、とnorizouさんに教えてもらった。
だから、この木の葉っぱのすぐ下まで水が上ってくるということ
(クリックで拡大)↓

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見れば見るほど不思議なイキモノ。
動けないけれど、エビやカニのような甲殻類に属するらしい。

Wikipediaでフジツボを見てみると(→)色々なことがわかる。雌雄同体だが、自家受精はせず交尾は他の固体とするそうで、『隣、あるいは数個体分の距離にまで離れた個体まで届く鞭状の長い雄性生殖器を持っており、これを届く範囲の近傍の個体に挿入することで、交尾を行う。』そうだ。
ちょっと前だったら、「想像つかなーい」というところだが、私の頭の中では、前に見たオニヒトデを食べるホラガイが頭にぐるぐるしている。(→これ
違うかな~

このフジツボ、食べられないのかな~と思ったら、珍味として売られているのだそうだ。青森産のものは多く出回っているそうだし、伊豆辺りでも食べるらしい。
こんな感じ
かなりおいしいらしい。エビやカニの仲間だもんね~♪

ただし...
国内だけでも200種類ほどもあるというフジツボ。奄美のマングローブのものが珍味かどうかは知らないし、そもそもマングローブの生き物は採ってはいけないだろうし。採る時に木もいためてしまうだろうし...

なので、ここのは、食べてはいけませんゾ!^^;;
        ↑
   (そんなことを考えるのは私だけか。)











マングローブ歩き

2008-01-07 23:42:00 | マングローブ
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冬休み最後の1日だった今日。
天気予報では1日曇りか雨だったのに、お昼頃からお日様!冬休み最後の素敵なプレゼント。

大潮の今日、ちょうど12時半過ぎが干潮だから、マングローブに行ってみた。
裸足で歩いても、それほど足も冷たくない。

真夏のように、シオマネキを見ることはできないが、ミナミコメツキガニならいるのかしらん?

...と、期待したものの、弱ったやつを1匹見たのみ。
小さいカニは、ちょっと遠くにわーーっと居て、近づくと見えない早さで引っ込んでしまう。

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あとはちょこっと見たトビハゼ君と、無数に落ちていた小さい小さい貝達ぐらいで、夏のような大興奮は味わえず。

...だったのだが、なぜか楽しくて♪
足のぴちゃぴちゃぬるぬると、かくれんぼのカニ達と。

この後、子供達はマングローブパークの遊具でもキャッキャ言って遊んでいたのだが、今日どこが一番楽しかったかと夜に尋ねれば、干潟歩き。
やっぱり自然にはかなわないな~

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さあ、新学期だ♪ (実は、これが一番嬉しかったりする母)


以下、追記です。
【干潟歩きの足元】


干潟歩きは、やはり裸足が一番良いようだ。脱げないタイプのものならサンダルでも良いかもしれないが、足の裏で色々な砂・泥の質感を感じるのが楽しい...(と、夏に歩いた時に思った)
でも、普通の砂浜と違って、マングローブはどうしても泥が足につくので汚くなることを覚悟しないといけない。

で、覚悟のできなかった私(^^;は、初め全員にサンダル、自分だけくるぶしくらいまでの短い長靴で挑戦。

子供達は、水が大して冷たくないとわかるとすぐに、「裸足になってもいい?」と聞いてきたので許可。
サンダルの方が場所によっては歩きやすいのに、やっぱり裸足は楽しいようだ。

夫はずっとサンダルを履き、最後まで脱がず。
サンダルはドロドロになってしまったので、その後車に持ち込む時に大変だった。

で、長靴でしのごうと思った私は、案の定そんな短い長靴ではすぐに水が入ってくる。
干潮といえども、少しはみずたまりっぽいところを歩かないといけないし、子供達が嬉しげにバシャバシャやっているので、いくら気をつけても濡れてしまうのだ。
足が汚れるのが嫌だ、後が面倒だ、とヘタな大人の考えをしたのが浅はかで。

マングローブは海辺のようなサラサラ系の砂地のところも少しはあるものの、やっぱりドロドロ系のところが多いから、ズブっともぐってしまって足だけ靴から抜け出そうになったり...
田んぼほどもぐったり、粘着質というわけでもないのだが、海の砂とは明らかに違う。

結構粘ったが、やっぱり途中から裸足になった。あー荷物が増えた(しかも泥だらけ)だけじゃん...

そんなわけで、汚れてよいならサンダルが機能的かもしれないが、足元の状態を感じるには、やっぱり裸足が一番かも。(固いものがあって痛い、ということは全く無い)
だって本当に、場所によって踏んだ感じが違うのだもの。わ、なめらか~、とかここは粘るなぁとか。

ペットボトルに水を汲んで車に入れておくと、後で足を洗うのにラクだと思います。
周辺に公共の水道はありません。
(マングローブパークまで行かないと...)

夏の写真↓
Higata3 Imgp37392









リュウキュウアサギマダラの越冬

2008-01-03 23:53:00 | 奄美-自然
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リュウキュウアサギマダラは、集団で越冬することで有名だ。
...って有名らしいのだが、奄美に来るまで知らなかった(^^;
鹿児島本土にいた時から、新聞やニュースになっていたのだろうが、どこ見ていたんだか。
こちらでは冬の風物詩になっていて、毎年一度は新聞に載る。

今日も見に行ったら、新聞記者さんが写真を撮りに来ていたけれど、ちょっと数が少なかったかなぁ。明日載るだろうか?
前回見に行ったとき(12月中旬)よりは多かったかな。

仕事納めが大晦日で仕事初めが元旦だった哀れな夫が、少し時間が取れそうだというので、今年初めて家族揃って行動。
今日は寒さが少し足りないなぁと思ったのだが、明日からはもっと気温も上がるというので、出かけることにした。
でも、この後仕事に戻る予定だった夫は、私が「今日は少ないかもねー。」と言ったこともあり、わざわざ行くことにあまり乗り気でなさそう。

「蝶ってちょっと前にも、見たよね。アサギマダラ。」
「今日見るのはアサギマダラじゃないよ。リュウキュウアサギマダラ!」
「やな感じ!」

ああ、この時(記事最後の10行)おそれていたことが起きてしまった。だから、アサギマダラとリュウキュウアサギマダラは違うんだから!

...と、それはさておき、到着してみると、やはり暖かいのかヒラヒラ舞っている。
でも、しばらく大人しく観察していると、だんだん集まってきた。

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昨年我が家は、家族揃って行動することが、数えるほどだったけれど、今年は最初に家族で見たものがこれだから、少しはあやかって集まれたらよいなぁ~



謹賀新年2008

2008-01-01 00:20:33 | 我が家の出来事
Photo

皆様、明けましておめでとうございます!
今年は、帰省せず、初めて奄美で元日を迎えました。

昨年同様、奄美の貝&珊瑚で新年初ブログでーす。(目玉以外...w)
我がFORTUNE家、五人家族ということで、今年の年賀状にも使った写真です^^

いやはや、平成も20年かー。(しみじみ...)
今年は明るいニュースいっぱいの年になるとよいですね。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!