MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

学ぶ -鹿児島-

2008-12-14 02:09:32 | 我が家の出来事
~娘から学ぶ~

Pc140039「へこむ言葉」なんてタイトルのエントリーが止まってしまうと、へこみっぱなしのように思われてしまうので、早く次の更新をせねば...と思っていたのですが、なかなか時間が取れませんでした。

心身ともに、かなり弾力性に富んでいるので(もっとも「身」の方は、ちょっと、いやかなりプヨプヨ気味)、ちょっとへこんでもぼよ~んと戻りは早いので、ご心配には及びません。

なかなかネタがないので、家の中で拾ってみました。

写真は、長女の持ち帰った社会のテスト。(クリックで拡大します。)

ちょっと前までは、学校で習ってくることの大抵のことはわかっていたのですが、4年生になり「県の歴史」を学ぶようになってくると、県外で育った私はお手上げです。持って帰るテストを眺めては「へぇ~」の連続。
このテスト、県外の人にはまずわからないのではないでしょうか。


(1)琉球から、からいもの種いもを持ち帰った(  )のはたらきをたたえて、1879年に頌徳碑が建てられました。
(2)(  )ができたお陰で、吹上浜の砂丘の農業はめざましく発展しました。(   )、たばこなどが盛んに作られています。
(3)1894年に鹿児島県の第6代知事になった(  )は、産業を盛んにすることにつとめました。
...


記号の選択肢があるので、文脈から答えは出せるのですが、記述式だったらほとんど手がつけられません。
ちなみに、(1)は前田利右衛門、(2)は防砂林とピーマン、(3)は加納久宜が答えです。
(1)も(3)も聞いたこともなかった...(1)は、焼酎ファンには有名な名前なんですね。 吹上浜については、本土にいたとき何度か海水浴に行ったので、日本三大砂丘のひとつだとか、あの辺りでらっきょうが多く取れることは知っていましたが、ピーマンもだとは知らなかった~

よく娘からも「お母さん、問題です!」と、鹿児島にまつわる問題を出されるのですが、「シラス台地」とか「薩摩藩」とか、全国レベルで語られる分野まではわかっても、細かいことは全然知りません。(くやしい~
で、娘の社会の教科書を昼間こっそり読んでみたり、返されたテストを自分で解いてみたり。

日本は南北に長いので、気候も同じ国でもずいぶん違いますし、文化も地方によって大きく違うのはよくわかっていましたが、奄美に住んでみて、同じ県内でこれほど気候・文化が多様なところもないのではないかと思いました。鹿児島の子ども達は、勉強することも多くて大変です。
奄美で吹上浜の砂丘のことや、寒い大口市の話を聞いても、行ったこともなく「丸暗記」するしかないでしょうし、逆に鹿児島本土の子ども達は、離島の生活や気候はピンとこないでしょう。

鹿児島(本土)に住むことになった時「鹿児島は雪は降らないでしょ~」「冬も暖かいんでしょ~」と言われましたが、時々(ほんのたまにですが)雪も降りますし、冬の寒さは東京と変わりないくらいです。
そして、奄美に住むことになったら「1年中半袖なんでしょ~」と言われたこともありました。もちろん、本土よりは気温は高いですが、それなりに寒いです。「常夏」じゃないんですよ~。

...と、こういうことも住んで初めて知ったわけで、転勤族というのはだから面白いです。私は永遠に「地元の人」にはなれない分、あちこちで色々なものを見ていきたいと思います。

===========================

George最近の次女のお気に入りは、「おさるのジョージ」シリーズです。
県図書館分館は閉鎖してしまったので、中央公民館で絵本を借りますが、このところ続けて「ジョージ」です。
「しりたがりや」のジョージが、何かを見つけて知りたくてたまらなくなり、次々騒動を起こしていきます。

どのシリーズでも、次々と好奇心の赴くままに、首を突っ込んでいくジョージですが、何回失敗しても懲りません。
今夜も「おさるのジョージ チョコレートこうじょうへいく」を読みながら思いました。
私もジョージと同じで「学ぶ」ということがありません。
色々と、知りたいことが次から次へと出てきては、首を突っ込んでいくのですが、蓄積されないんですよねー。
せめて、ジョージのように「騒動」は起こさないようにしなくてはー。

そういうわけで、子どもの教科書を読んでも、「へぇ!」「ほぅ!」と思うだけで、身には着かないのですが、反省と決意(?)をこめて「学ぶ」というタイトルにしてみました(*^_^*) 

次は奄美編!