平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

仮説の崩壊

2006年06月29日 | 結果
28日(水)大井競馬場のトゥインクルレースで行われた「第29回帝王賞(GⅠ)」(4歳以上、ダート2000㍍)は、地元南関東のアジュディミツオーが逃げ切り勝ち。13頭立て2番人気。優勝騎手は内田博幸。勝ちタイム2分02秒1(晴・良)は、2年前のアドマイヤドンの2分02秒4(稍重)を破るレコード。1番人気のカネヒキリは、2コーナーでは2番手に上がっていたが、結局差が詰まらず1馬身差の2着。3着以下は相手にならず、6馬身離れてサイレントディール。
アジュディミツオーは父アジュディケーティング、母オリミツキネン(母の父ジャッジアンジェルーチ)、牡5歳、鹿毛。船橋・川島正行厩舎。馬主・織戸眞男氏。生産牧場は藤川ファーム。同馬はGⅠ5勝目(東京大賞典2勝、川崎記念、かしわ記念、帝王賞)。

帝王賞は、売上が前年比約21%増となった。一方、3日前の宝塚記念の売上は、約16%の減と明暗を分けた。売上面で長く低迷する競馬界。売上増の切り札として、一部に「強い馬」「スターホース」の出現を期待する声があったが、この結果を見てどうだろう。JRAのGⅠは、スーパーホースが出走したものの、この惨状。ナイターのGⅠの方は、2強対決でこの結果。もっとも前者の売上は約210億円、後者は約11億円。1日売上の比較では、京都297億円、大井25億4000万円である。ちなみに入場者はどちらも2割以上アップしている。

最新の画像もっと見る