晴れ。
NHKマイルカップは1番人気の牝馬メジャーエンブレムが逃げて完勝。
桜花賞4着の鬱憤を晴らした。
ちょうどその時間帯、裏番組のBSフジでは、映画「喜劇 駅前競馬」を放送していた。
今から50年前、1966(昭和41)年10月公開の東宝作品である。
藤本義一の脚本にしては競馬に関してのリアリティがまるでないのが残念だが、人気があった駅前シリーズの第17作目(全24作)だから映画として観るには面白い。
森繁久彌、フランキー堺、三木のり平、伴淳三郎といったお馴染みの面々が楽しませてくれるし、淡島千景、池内淳子、野川由美子らの女優陣も色っぽい。
この映画では、当時の府中競馬正門前駅、大井競馬場、上山競馬場を見ることができるのが貴重だ。
上山と大井の施設の落差が凄いことがわかる。
大井競馬場のスタンドはもう既に大きいから、タイムスリップして行ってみたいのは、上山の方だけど。
ちなみに「1977競馬イヤーブック」によると、記録のある上山競馬の重賞レースは1973年からで最高賞金は200万円。
映画公開年の大井競馬の東京ダービーの1着賞金は700万円で、ほぼ毎年増加して1973年には2000万円になっている。
この時期は高度成長期のギャンブルブーム。
「馬映画100選」などを参考すると、翌67年から68年にかけて谷啓主演の東映映画「喜劇 競馬必勝法」がシリーズで3作品作られ、70年には同じ東映で「日本ダービー 勝負」と「喜劇 ギャンブル必勝法」が封切られている。
東宝は71年に「走れ!コウタロー 喜劇 男だから泣くサ」を公開している。
スクリーンで懐かしい競馬場が見られるだろう。
NHKマイルカップは1番人気の牝馬メジャーエンブレムが逃げて完勝。
桜花賞4着の鬱憤を晴らした。
ちょうどその時間帯、裏番組のBSフジでは、映画「喜劇 駅前競馬」を放送していた。
今から50年前、1966(昭和41)年10月公開の東宝作品である。
藤本義一の脚本にしては競馬に関してのリアリティがまるでないのが残念だが、人気があった駅前シリーズの第17作目(全24作)だから映画として観るには面白い。
森繁久彌、フランキー堺、三木のり平、伴淳三郎といったお馴染みの面々が楽しませてくれるし、淡島千景、池内淳子、野川由美子らの女優陣も色っぽい。
この映画では、当時の府中競馬正門前駅、大井競馬場、上山競馬場を見ることができるのが貴重だ。
上山と大井の施設の落差が凄いことがわかる。
大井競馬場のスタンドはもう既に大きいから、タイムスリップして行ってみたいのは、上山の方だけど。
ちなみに「1977競馬イヤーブック」によると、記録のある上山競馬の重賞レースは1973年からで最高賞金は200万円。
映画公開年の大井競馬の東京ダービーの1着賞金は700万円で、ほぼ毎年増加して1973年には2000万円になっている。
この時期は高度成長期のギャンブルブーム。
「馬映画100選」などを参考すると、翌67年から68年にかけて谷啓主演の東映映画「喜劇 競馬必勝法」がシリーズで3作品作られ、70年には同じ東映で「日本ダービー 勝負」と「喜劇 ギャンブル必勝法」が封切られている。
東宝は71年に「走れ!コウタロー 喜劇 男だから泣くサ」を公開している。
スクリーンで懐かしい競馬場が見られるだろう。