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逆送そして

昨日の「上げ馬神事」では、逆送した馬にはねられて、5人の方が重軽傷を負ったそうです。

確かに後半、馬が逆送するのを見ましたし、その後、神事が中断して、救急車が2台来たのも分かっていました。

でも、会場の観客はテンションが上がっていて、救急車を見ても――暑かったから、誰か熱中症でもおこしたのかな――という感じでした。

目の前を、担架で運ばれていく人を見ても、写真撮っておこうかな、くらいの気分でした。

まあ、荒っぽい祭りですが、毎年それほどの事故もなく終わっていたので、心配してはいなかったんですね。

この儀式は、南北朝時代から続く、歴史のある神事です。歴史には疎いので、どのくらい昔から続いているのか、ハッキリとは分かりません。
ともかく、由緒正しいお祭りであることは、事実だと思います。

写真は、坂に挑戦したけれど、駄目だった(多分)男の子です。
こうして、下に戻ってきてからも、みんなの祝福を受けます。格好良いですね。

一説では、15歳から18歳の男子(今年は何故か一人だけ21歳の青年もいましたが)が選ばれるので、一種の元服の儀式を兼ねたものだったのかもしれませんね。
――いい加減な推測ですが。

今年は残念な結果でしたが、来年は良い年になるよう、願っております。
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