この季節は徐々に寒さから解放されて、温かさにホッとするころなのだが、今年はそうでもない。
暖かい日もあったが、相対的にいつまでも寒い日が続いている。
うちは青空ガレージなので、天気に左右されるし、暑さ寒さも外での作業には大きく影響する。
寒いとなかなか行動を開始できないもうやんなのだが、いつまでも待ってくれないのが車検の満了日である。
やっと寒い冬も峠を越して、もうやんにとってはいよいよ春の車検シーズン突入である。
H13年式ムーヴは11年目、走行距離は68493ｋｍ。
いつの間にか結構な距離を走っていたもんだ。
かみさんのムーヴの車検の満了する日は4月の11日、それまでには車検を受けなければいけないので、逆算すると3月後半～4月頭には車検場に車を持ち込まなければいけない。
自分の休みとの兼ね合いから持ち込める日は限られるので、余裕を持って3月29日、最悪4月9日、ベストは4月3日だろうか。
何かトラブルがあったら修理もしなければいけないので、点検整備は3月前半に。
何も整備せずに持ち込むのは嫌なので、ある程度はちゃんと手を入れてやらないと、オートメカニック愛読者、自称サンデーメカニックの名がすたる。
先日、かみさんがストップランプが切れたと言うので、交換するためパーツ調達へ・・・。
かねてから交換の必要アリの補機類のベルトも一緒に買ってきた。
ベルト3本で3308円だったが、ネットで後から調べたら2500円位でそろったようで、完全に失敗だった。
なんてことを言っても後の祭。
これを修理で頼むと工賃が発生してウン万円てなことになってしまう。
ＤＩＹのおかげでかなりの節約になっているのだから許して貰おう。
だが、イマイチありがたられないのは気のせいか。。。
気を取り直して修理開始。
かみさんの車なので、都合が合わないと修理させてもらえず、たまたま都合がよかった今日はイマイチ天気もよくないしあまり暖かくなかった。
昨日だったらド・ピーカンでポカポカ陽気だったのに・・・なんとも運が悪い。
↑バンパーを外すとなんか間抜けなフロントフェイスである。
まずバンパーを取り外す。
下からもアクセスしなければいけなさそうなので、ジャッキアップして馬もかませておいた。
そのほうが安心して作業が出来る。
ナンバープレートを外したところに固定ビスあり。
フォグランプの後ろ側、バンパー側面と注意深く固定ビスを探していけばさほど難しい作業ではない。
ウインカーとフォグの配線を外す時は人の助けを借りた方が簡単だ。
↑バンパーを外した前方からの画像。
バンパーを外さなければアクセスははっきり言ってムリ。
下のほうに見えるのがエアコンのコンプレッサー。
エアコンコンプレッサーの左下の12ｍｍボルトと上側の12ｍｍアジャストスライドボルトを緩めてコンプレッサーを動かすとベルトは外れる。
エアコンベルトはＶベルトだ。
RAF2265（ダイハツ純正品番99331-50671） ￥590＋税
↑これはボンネットを開けて上から覗き込んだ画像。
真ん中に見えるのが左から2本目パワーステアリングベルト。
パワステポンプの手前側の12ｍｍアジャストスライドボルトと向こう側（奥側）の12ｍｍボルトを緩める。
パワステポンプをずらすとベルトが外れる。
パワステベルトはＶリブドベルトだ。
3PK-525(ダイハツ純正品番44318-97204） ￥920＋税
↑これはエンジン下へもぐって撮影した一番右側のオルタネーターベルト。
これはエンジンルームからはアクセスできないので、もぐって下からアクセスする。
オルタネーター下側14ｍｍボルト、上側の12ｍｍアジャストスライドボルトを緩め、オルタネーターを動かすとベルトが外せる。
オルタネーターベルトもＶリブドベルトだ。
4PK-715(ダイハツ純正品番 90048-31020） ￥1640＋税
ベルトの取り付けは、取り外しの全く逆の手順で行う。
当然奥側（右側）からはめていかないと、取り付けできない。
ベルトにテンションをかけるようにテコ棒で補機類に力をかけながらアジャストボルトを締め込む。
ちなみにサービスデータのベルトたわみ量は、パワステベルトはEF-DET型は９．４ｍｍ～２６．３ｍｍ（点検時、押力１０ｋｇ）とのこと。
ファンベルト（って、オルタネーターベルト？）は６ｍｍ～７ｍｍ（点検時、押力１０ｋｇ）と取り説に記載あり。
全体にちょっと張りすぎてしまったかもしれない。
↑使い古したベルト、かなりのひび割れである。
修理を終わって後片付けをした後に雨がポツポツと降り始めた。
日ごろの行いのせいか、かろうじて神様が味方してくれた。
作業時間3時間弱、久々の修理に少々戸惑いもあったが達成感があり、とても勉強になった。
参考にして頂けて光栄です。
ほぼ休止状態でゆる～くやってますので、また何かの折には寄ってやってください。