モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

紅葉の保呂羽山とその後。(2021年10月30日)

2021年11月16日 | 出羽丘陵

(本頁は「令和3年、紅葉期の八塩山」の続きである。)

10月30日は午前中、八塩山に登った後、横手市大森町の奥にある保呂羽(ほろわ)山にも登ってみた。
このお山は八塩山の山頂からも見えた。

八塩山の山頂から遠く保呂羽山を望む。



この山には今年四月にも行っているが、
その折は登山口に通じる道路が通行止め(豪雪による倒木や路肩崩壊が原因)で登れなかった。

かわりにその前に登ったばかりの八塩山にまた登っている(こちら参照)が、
今回はそのリベンジのつもり、年内に果たそうと思っていた。

非合法マップ



いざ行ったら、登山口に至る道路には「立ち入り禁止」との標記。なのにゲートは開放されていた。

こういう場合は自己責任の下、入ることにしている。

立ち入り禁止の表示
 
                                   広い駐車場。奥にトイレ。


慎重運転で入ったら、路肩崩壊箇所には応急工事が施されており、難なく登山口に到着。
広い駐車場には岩手ナンバーの軽が一台駐車していた。
登山口の掲示板を見ると、このお山の歴史がわかりやすく解説してあった。


登山口の案内板



登山靴に履き替え、歩き出したら、秋田ナンバーのワゴン車が一台、入って来た。
こちらは地元の皆さんで、後で聞いた話では、この道路が通れるようになったのはつい最近だそうだ。
地元の皆さんは大人がふたりに小学生くらいの男の子、ワンコが一匹の総勢3+1。
ワンコは猟犬のような精悍な顔立ちで常に唸って走りまくるので、これならクマさんが居ても大丈夫だなと思った。
登山道は初め、防災無線塔に通じる簡易舗装道を歩く。
保呂羽山は登山口付近からは見えにくいのだが、簡易舗装道の入り口付近から一瞬見えた。
けっこう紅葉してるようだ。

ちらっと見えた保呂羽山



簡易舗装道を十分ほど歩くと、左側に登山口と書かれた木の標識が有り、そこから本格的な登山道が始まった。

ほどなく下居堂(おりいどう)という祠に到着。

下居堂(おりいどう)                                    鎖場
 



このお山は昭和40年まで女人禁制だったそうだ。それまで女性はこの祠から先に入れず、遥拝場として使われたとのこと。

その先はいきなり鎖場になっていた。江戸時代、佐竹の殿様もここを登ったんだろう。

本格的な落葉広葉樹林



鎖場を越えると、その先は特に危険な場所は無くなるが、

岩がゴロゴロと転がり、自然度が急に高まったような感じだ。
道端にはイワウチワの葉が多く、春の開花時が愉しみだ。

道には岩がゴロゴロ                             オオイワウチワ。来年の蕾付き。
 


岩と合体した樹木も印象的だった。

岩と合体した樹木



岩と合体した樹木を裏から見た。                         神社が近くなったら、急に杉並木。
 



保呂羽山前半のハイライトは波宇志別(はうしわけ)神社。

鎖場のあるような山の上にどうやって建てたのかよくわからないが、すこぶる立派な神社だ。

波宇志別(はうしわけ)神社



神社の先の広葉樹林



山頂が近づくにつれ、紅葉もたけなわになって来た。

山頂間近の紅葉                                    ツクバネの実
 



山頂間近の紅葉




保呂羽山は樹木ばかりなので、展望は期待してなかったのだが、
山頂直前で南側が開けているところがあった。そこは鳥海山や八塩山が見えるポイントだった。

南側の眺め。鳥海山は雲をかぶっていたが、さっき登った八塩山は見える。



鳥海山はすっかり雲をかぶっていた。地元の方曰く、「保呂羽山にまた来る口実が出来ましたね。」とのこと。


登山口から約40分で山頂に到着。樹木がびっしりで展望はなかったが、紅葉は奇麗だった。
昼飯は先の八塩山で済ませていたが、山頂でゆっくり休憩をとる。今日、二回目の至福の時だった。

保呂羽山山頂



下山路ではいろいろな野草を見かけた。
中にはおおやけにはしたくない種類(絶滅危惧種)もあった。


たぶんコキンバイ
 


カエデの紅葉



また岩がゴロゴロ。




下山路は標高350mを下ったあたりから下の森林がみごとに伐採されていた。




おかげで眺望が利くようになっていたが、貴重な天然林がむき出しになっており、なんか可哀そうな眺めだった。
その後は杉林に突入。登山口に続く舗装道路に出て、少し歩いたら登山口(駐車場)だった。

下山後、旧・大内町側から見た保呂羽山。このお山には来年の春、また来てみようと思う。





11月1日は所用で横手実家に行ったが、
帰り道は(横手市)大森町を迂回し、白土山の紅い紅葉を眺めて秋田市へ帰った。

保呂羽山の近くの山なので、こちらに掲載させて頂く。

白土山の紅葉



白土山の紅葉



11月8日も所用有って横手方面に出かける。
行く途中、大仙市神岡付近から南の方角に鳥海山が見えたが、
鳥海山と並んで左の方に見える低い山は保呂羽山だ。




来年は保呂羽山から鳥海山を眺めてみたいものだ。



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2 コメント

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自然の美しさ (MIMI69)
2021-11-18 06:19:00
モウズイカさん おはようございます。
いつも拙ブログを見て頂きありがとうございます。
山の自然の美しさにウットリとしています、秋の紅葉はとても素晴らしいですね。
歳をとり身体も丈夫でないので、今では裏山でも登れませんが、モウズイカさんの素晴らしい景色や花々で癒されています。
岩と合体した樹木も凄いですね、日本も少しずつ四季が変わりつつあるようですが、この素晴らしさはずっと続いて欲しいです。
MIMI69さんへ。 (モウズイカ)
2021-11-18 07:59:00
真摯なコメントありがとうございます。
岩と合体した樹木ですが、岩がゴロゴロしている山ではときどき見かけます。
植物の生命力のしぶとさには心打たれるものがあります。
日本の四季の変容ですが、毎年、同じ時期に同じ場所に行っても、開花や紅葉の始まりなどは年によってけっこうずれがありますね。
そのずれも年々大きくなる一方で、いわゆる平年並みそのものが珍しくなっているような今日この頃。
一昨年あたりから、通常ならば春の一時期に咲く花が秋遅く咲いているのによく遭遇します。
単なる返り咲きでは片づけられないような気もします。

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