モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

晩春の八塩山(2019年5月22日)

2020年05月22日 | 東光山・八塩山

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。

由利本荘市の低山、八塩山には4月23日、イワウチワを見に来ている(記録はこちら)。
約ひと月後の5月22日は、サンカヨウやアズマシロカネソウを見るため訪ねてみた。

早朝は濃霧で何も見えなかったが、八塩山の登山口、旧・東由利町に着いたら、急に晴れ出し、
八塩山と鳥海山の両方が並んで見えた。

旧・東由利町から八塩山と鳥海山。
 


八塩山頂からはさぞかし雄大な鳥海山が見えるだろうと期待して八塩山に向かう。

八塩ダム湖から八塩山を望む。
 


今回は尾根の直登(鳥居長根コース)ではなく、谷あいを進む風ぴらコースを選択。




コース分岐                                                                                                  風ぴらコース、初めの辺り。
 


風ぴらコースの沢筋にはまだ残雪が有った。
ほどなくしてサンカヨウの群生地に到着する。


サンカヨウの芽出し                            サンカヨウの花
 


前日、少し雨が降ったのでサンカヨウの透明花を期待したが、
今回は残念。透明になる前に雨で花が傷んでしまったようで、咲きっぷりはあまり良くなかった。


もうひとつの目的花、アズマシロカネソウは・・・




とてもちっこいのでわかりにくいと思うが、道の両側にびっしり生えていた。
順次、拡大してみる。






アズマシロカネソウ



アズマシロカネソウ                                                                                        ミヤマカタバミ
 



瘤ブナのある急坂を登り、稜線に取り付くと、オオイワウチワ。ただし花は終わっていた。

瘤ブナ                                 オオイワウチワ(花後)
   



暗い林の下にランの花を見つけた。
イチヨウランは
けっして珍しいランではないが、地味な色合いなので見逃してしまうことが多い。
これを見つけたときは小躍りしてしまった。

 


深山林道から山頂台地にかけては樹木の花が多かった。

オオカメノキ



アオダモ(コバノトネリコ)だろうか。                                                               ムラサキヤシオ

 


ウリハダカエデだろうか。



天女の羽衣のようなものの付いてる木は何だろう。

 

あとでタムシバの木と判明。
冬の間、芽を保護していた鞘の名残だろう。

山頂台地に到着。ここのブナ林はいつ来ても素晴らしい。



山頂からの鳥海山は残念。

昼飯を早く食べたりして、40分くらい待ったが、雲は取れてくれなかった。(T_T)

鳥海山展望所から。
 


皮肉なものだ。
下山したら、雲が取れて鳥海山がしっかり見えた。

旧・東由利町から八塩山と鳥海山。
 


以上。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春の山伏岳2(2019年5月18日) | トップ | 今年のハッカクレン・第三報... »

コメントを投稿

東光山・八塩山」カテゴリの最新記事