(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
今年の9月中下旬はみごとに連休が潰れた。腹いせに26日を代休とし、岩手の早坂高原に向かった。
今回は短めに9月下旬の高原の様子を報告してみる。
木々の葉はまだ緑色だったが、そこかしこに秋の気配が立ち込めていた。
草原はこんがりトーストの色合いに変わっていた。
オミナエシの花は終わってもまだ黄色を残している。
オミナエシの古花 ミソハギの草紅葉
ミソハギは今まさに草紅葉に変わろうとしている。
焦げて煤けたようなニョキニョキはアヤメの果実。
ところによっては野菊も混生。
ノコンギクとアヤメ(実) ネバリノギランの枯れ姿
野菊はまだ初々しいものも有った。
ノコンギク
前回(9月15日)、「ラストフラワー」と題したが、花はまだ咲いてた。
モリアザミ センブリ
リンドウは今が盛りだった。
表題に「赤い実を愉しむ」と書いた手前、幾つか紹介してみよう。
まずはズミ。
ズミ(エゾノコリンゴ)
次いでガマズミ、そしてマユミ。
ガマズミ マユミ
マユミの全体像
他にはハマナス、スズランの実も有ったが、既に前回(9月15日)、紹介済みなので、今回は省略。
ナナカマドも有ったが、次回以降のお愉しみとしよう。
シラカバの木は夏姿のままだ。
牧野風景も少し。
北側の放牧地。ノコンギクの群生がみごとだった。
南側から北の放牧地を望む。
話はガラリと変わるが、
同時期(2011年9月28日)、秋田県内の某森林でトリカブトに遭遇した。
一般的なオクトリカブトと思われるが、白花は珍しいので、ここに挿入させて頂く。
以上。