もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

今季初のニシオジロビタキ&ハイブリッドではないアメリカヒドリと出会う

2018年11月26日 16時08分19秒 | 日記
 昨日は、久しぶりにサイクリングに出かけた。空は晴れていたが、走ると風が冷たかった。

 安行の森(斜面林やお寺の森等)を見て歩き、新しくできた市民公園にも行ってみた。しかし、鳥影はほとんどなし。芝川沿いのサイクリング道路を走ったが、川にはオオバンとコガモがいるくらいだった。

 サイクリング道路から芝川調節池に入ってみたが、先日と変わらずだった。白鳥が来ているという話だったが、その姿はなかった。

 25㎞あまり走って帰って来たが、それほどの疲れはなかった。それでも、いつもより早く寝てしまった。

 今朝は晴れていたので車で出かけることにした。一昨日、ハイブリッドのアメリカヒドリと出会ったが、ハイブリッドではないアメリカヒドリと出会いたくて水元公園まで行ってみた。

 少し遅く家を出たので、道路は渋滞していなかった。

 公園に着いて、直ぐに池(小合溜)の傍を歩いてみた。池には、水鳥の姿が以前よりかなり多くなっていた。ヒドリガモの群れが岸辺に上がっていた。驚いたのは、ホシハジロの大群だ。皆寝ているが、100羽以上いそうだ。

 ヒドリガモの群れの間をカンムリカイツブリが泳いでいる。冬羽に換羽中のものもいる。また、キンクロハジロの群れもいた。カイツブリの数も多い。カワウが杭に止まっていた。

 静かだった水面が賑やかになり、冬到来を感じる光景だ。

 上空にはユリカモメの群れが飛び交っていた。しかし、いくら探してもアメリカヒドリの姿はない。



 水元大橋に行くと橋の袂にCMさんたちが集まっている。話をすると、ニシオジロビタキが来ているという。昨季もここで出会ったが、同じ木に戻って来るとは驚きだ。何処からやって来るのか知らないが、小さな体で同じ場所に戻ってくる能力に感心する。

 暫くすると、姿を見せてくれた。1年ぶりの出会いに嬉しくなり、カメラを向けてみた。ところが枝や葉が邪魔をする。なかなかシャッターチャンスがない。それでもメジロなどのような早い動きではなく、数秒、枝に止まってくれる。場所を移動しながらシャッターを切る。翼を下げて、真っすぐに尾羽を伸ばした可愛らしい姿が撮れたので嬉しくなる。



 私の持っている図鑑には、オジロビタキは載っているがニシオジロビタキは載ってない。その違いは分からないが、昨季、ここにやって来るのはニシオジロビタキだと教えてもらったことを覚えている。

 木の下に物置らしき建物があり、公園管理の人たちが出入りしている。それでも、ニシオジロビタキは奥にある銀杏の木と手前の木を行ったり来たりしている。

 ニシオジロビタキとの出会いに満足し、アメリカヒドリを探して橋を渡り、池の端まで行ってみた。昨季、シマアジのオスと出会った所にCMさんの姿があった。

 双眼鏡で見るとヒドリガモにホシハジロ、ハシビロガモ、カルガモの姿はあったが、アメリカヒドリの姿はない。ヨシの間から、バンが顔を出した。2羽いたが、親子らしい。

 ごんぱち池の先まで行ってみたが、いるのはヒドリガモやカルガモばかり。

 諦めてベンチでお昼にした。食べていると、近くの柿の木に野鳥が後から後からやって来る。ヒヨドリにムクドリ、シジュウカラ、メジロ、スズメ等が柿の実を啄んでいる。遠くの木の天辺にカワラヒワの群れが止まっていた。

 再び池に戻ると、数人のCMさんがいた。双眼鏡で覗いて見ると、マガモがいた。ヒドリガモの群れの中に、ハイブリッドのアメリカヒドリが1羽いた。しかし、アメリカヒドリの姿はない。

 暫く待っていると、何処からともなくアメリカヒドリがやって来た。頭部が白く、後頭部の光沢ある緑色が実にきれいだ。間違いなくハイブリッドではなさそうだ。

 カメラを向けていると、直ぐに寝てしまった。池の傍に腰を下ろし、動いてくれるのを待つことにした。

 動いたらシャッターを切るを繰り返し、何とか撮影できた。ハイブリッドではない個体と出会うことができ、満足満足…。



 時計を見たら、午後1時近くになっていた。そこで、森に行くのは止めて帰ることにした。

 今日は数の増えた水鳥と出会い、今季初の出会いもあり、十分に満足した一日となった。家に帰ると空一面に雲が広がっていた。明日は天気が崩れそうだ。