キクイタダキに出会ったが、まともな画が撮れず残念無念（新しい出会いとはせず）

　今日は埼玉県民の日。生まれも育ちも埼玉県の自分にとって、埼玉という地名は切っても切れないものだ。しかし、埼玉という地は全国的には有名ではないと言う。先日のテレビでも、埼玉はいじられる存在になっていた。ちょっぴり残念な気がする。

　今日も朝から晴れて日差しは暖かかったが北風が冷たかった。

　少し遅く家を出て、車で水元公園まで行ってみた。

　公園に着いて池に行くと漣が立っていた。池にはヒドリガモの群れとカイツブリ、カンムリカイツブリの姿があった。上空をユリカモメが飛んでいた。

　直ぐに森に入ると、今日はＣＭさんの姿があちこちにある。１０人くらいが集まっている所に行くと、高い木の上の方にカメラを向けている。何がいるのかと思ったら、キクイタダキがいると言う。

　キクイタダキとは出会ったことがないので急いでカメラを向けてみた。木の上の方の繁みに鳥影を発見。数羽が動き回っているが、よく見るとシジュウカラの群れだ。

　シジュウカラの群れの中にキクイタダキは混じっているようだが、私には分からない。取り敢えず、それらしい鳥にカメラを向けてみた。しかし、ピントを調整しているうちに動かれてしまう。

　撮った画を見ても、枝被りではっきりしない。

　群れが移動するとＣＭさんたちも移動する。その後についていきながら高い木を見上げていると首が痛くなる。双眼鏡でキクイタダキを確認しようとしても動きが早くて追いつかない。

　動き回る鳥に素早くピントを合わせるにはどうしたらよいのだろう。やはり、オートフォーカスでは無理なのだろうか。マニュアルフォーカスは使ったことがないが、三脚が必要になるだろう。

　図鑑を見ると、キクイタダキはすばしこく飛び回る日本最小の鳥で、頭頂の黄色い羽を冠に見立て「菊を戴く」としたのが和名の由来だそうだ。高い木の上を動き回るので、とても頭頂など見られるはずもない。

　２時間以上、キクイタダキを追って森の中を歩き回ったが、とうとう良い画は１枚も撮れなかった。


※　この程度の画ならば載せない方が良いのかもしれないが、出会った証拠にはなるだろうと思って敢えて載せることにしました。

　首が疲れたので、クロジのポイントに行ってみた。今日も数人のＣＭさんが待機していた。待っていると、オスもメスも姿を見せてくれた。

　近くの木にシジュウカラに混じってエナガもやって来た。コゲラの姿もある。



　観察舎に行って池を見たが、いたのはカワウのみ。向かいの木にもオオタカの姿はなし。オシドリのポイントにも、その姿はなし。

　再び森に入ると、まだキクイタダキを追っているＣＭさんたちで賑わっていた。一緒に後を追ってみたが、やはり上手く撮影できない。素早くピントを合わせてシャッターが切れるようにならないとダメなようだ。

　昼近くになったので、池の傍でお昼にした。陽だまりで池を見ながらコーヒーとサンドイッチで昼食。

　今日は、せっかくキクイタダキに出会いながら良い画が撮れなかったことが残念でならない。１７９番目の出会いとなるはずが、はっきりした画が撮れなかったので保留とすることにした。

　帰ろうとしたら、ＣＭさんの自転車の荷物の上にカラスが止まっていた。いたずらカラスにさよならして帰って来た。

　明日は、弟が退院するので迎えに行かなけらばならない。検査結果については聞いていないが、退院できることは喜ばしいことだ。