三代目虎真之助blog 『森から出たまこと』

「森はいのちの源」 奥三河の森から学んだこと、感じたこと、得たものを書き記しています。

市民まちづくり集会

2013-06-12 10:22:44 | 日記

いま、本年4月から施行された「新城市自治基本条例」に定められた

「市民まちづくり集会」の開催に向けて準備中。

 

※新城市自治基本条例

http://www.city.shinshiro.lg.jp/index.cfm/7,30160,181,830,html

※市民まちづくり集会

http://www.city.shinshiro.lg.jp/index.cfm/7,32229,181,830,html

 

昨日は、その3回目の実行委員会。

私は、昨年まで市民まちづくり集会の前身となるプレ市民総会に携わっていたこともあり、

この今年の実行委員会にも、公募市民として参加。

 

前回の第2回委員会では、今年度のテーマを以下のとおり決定。

 第1部:新庁舎建設について

 第2部:新城の未来について

 

他にも「こども園」や「若者定住策」、「新東名開通」等、複数のテーマが上がったが、

50年に一度とも言われるビッグプロジェクトである「新庁舎建設」が、まず候補に。

次に、新庁舎は新城の未来に大きな影響を及ぼすものであることに違いはないが、

新城の未来は新庁舎だけにかかっているわけではないとの考えから、

「新城の未来」が、第2部のテーマ候補となった。

 

昨日は、その2テーマの進め方について、2つのグループに分かれて検討。

第2部は、新城ユース会議の若いメンバーたちを中心に、

第1部は、自治基本条例市民会議にも参加していたベテランたち(笑)で進行。

言わずもがな、私は第1部のグループでしたが……

 

新庁舎に関しては、これまで何度も説明会が開催されたり、

広報ほのか特集号が発行され、その中でポイントを絞った詳細な説明がされる中で、

市民まちづくり集会で、情報共有すべき部分は何かを検討。

・新庁舎建設に対する議会の役割や権限が分からない

・新庁舎に対する異論も聞こえ、どちらが正しいのか分からない

・新庁舎建設の動きを時間軸でおって知りたい

等の意見が聞かれ、結果、新庁舎建設計画の経緯を、時系列で確認しながら、

それぞれの場面で話し合われてきたこと、決めてきたこと、そして現在の状況を、

市民・議会・行政の3者から報告をしてもらうのがよいのではないかと、落ち着く。

 

また、集まっていただいた方全員に発言のチャンスがあった方が良い、との意見もあり、

上記報告の後、席の隣や前後の方々と意見交換する時間を設けたらどうかとか、

全体の中での発言はタイムキーパーを用意して1人2分とか時間を区切ったらどうかとか、

意見交換後に全員に再びステージに注目してもらうために、会場を一度真っ暗にしたらどうかとか、

事前アンケートで新庁舎建設計画の認知度や意見・疑問点を聞いたらどうかとか

様々なアイデアが溢れた。

 

詳細はまだ決定してないが、

明日の市民自治会議に、テーマと進行の概略をお伝えし、概ねご了解いただいた後、

今後の実行委員会で詳細についてさらに詰めていくことになる。

 

長々と書いてしまったが、

実行委員会は常に笑いが溢れ雰囲気が良いので、みんなから次々にアイデアが生まれてくる。

こういう会議は実に楽しい!

主催者がこんなにも楽しめる会議ならば、当日の集会もきっと楽しいものになるに違いない。

そう確信している。

 


現場進捗状況

2013-06-11 13:39:55 | 土木

先月、受注させていただいた工事をご紹介します。

 

◆道路改良工事(社会資本)  発注者:愛知県新城設楽建設事務所

道の駅建設予定地に仮置きされた、県発注工事により発生した残土を搬出するとともに、

国道151号線の、新城東高校より西側部分の一部歩道未施工部分を仕上げます。

 

※道の駅建設予定地からの残土搬出状況

 

◆予防治山事業 第23号工事  発注者:愛知県新城設楽農林水産事務所

徳定地内の土砂崩壊の恐れのある沢に、谷止めをつくります。

現場は雁峰林道から数百メートル山側に入ったところにあります。

 

※谷止めの床掘り状況

この現場より少し上流部には、昨年・一昨年と2回の施工により完成した谷止めがあります。

 

◆道路改良工事 市道八束穂県社線(Ⅱ工区)  発注者:新城市

新東名高速道路建設に伴う市道付け替えのために、現道の線形の一部改良を行ないます。

現場は国道151号線から左折し、清井田の踏み切りを超えた先になります。

 

※起工測量のための現場草刈状況

 

◆林道修繕工事 林道彦坊線  発注者:新城市

降雨により洗掘されてしまった林道の路面を補修しています。

現場は猿投農林高校さんの演習林にもつながる愛郷地内の林道です。

 

※路面補修と洗い越し施工の準備作業状況

 


最強のふたり

2013-06-10 12:07:54 | 日記

昨日、久しぶりに映画を鑑賞。

題名は「最強のふたり」

 

首から下の機能が麻痺した大富豪と、彼を介護するスラムの黒人との物語。

ふたりのやりとりに大爆笑しつつも、バリアとは何かについて考えさせられる実に良い映画。

驚くことに実話に基づいている話とのこと。

ネタバレになるといけないので、内容はこの程度で……。

詳しくは以下をご参照下さい。

http://saikyo-2.gaga.ne.jp/

 

ここに記しておきたいのは、この映画会の主催者のこと。

視覚、聴覚、身体など様々な障がいをもった方たちと健常者とで結成された実行委員会が主催。

実行委員会形式での開催は今回がはじめてとのことだが、

これまでにも障害者支援グループの主催にて開催されており、今回でもう9回目になる。

 

これまでの映画会の収益金は、市内の施設にスロープを設置するなど、

様々な福祉のまちづくりに使われている。

今回の収益金は、デフリンピック(聴覚障害者のオリンピック)に、

蒲郡から出場する若者の活動支援金にあてるとのこと。

 

福祉のまちづくりを行政に委ねるだけでなく、

自分たちで資金を獲得して展開することも大変素晴らしいことだが、

それを、障がいのある人もない人もいっしょになって企画・運営・参加することで、

互いの理解が深まり、設備だけではない心のバリアフリーが実現する。

そのことに実に大きな意味があると思う。

 

蒲郡には、「最強の市民たち」がいる、と思わずにはいられない映画会でした。