里の家ファーム

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平和願う高校生たちが動いた

2023年02月24日 | 社会・経済

「すぐ武器を置き、戦争終わらせて」 ロシアのウクライナ侵攻1年 

2023年2月24日 

 「今すぐ武器を置き、戦争を終わらせて」。核なき世界を願い、日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める署名活動を行う高校生らが、ウクライナ侵攻から1年の節目を控えた23日、ロシアの核兵器による威嚇に抗議し、即時停戦を求めて東京都内を歩いた。同日には、これまでの活動を記録した映画の上映会も行われた。高校生らは「私たちの未来に核兵器はいらない。今、動かなければ、世の中は何も変わらない」と訴える。(柚木まり)

ロシアによるウクライナ侵攻に反対し、横断幕を掲げて行進する高校生ら=23日、東京都港区で(平野皓士朗撮影)

◆両国大使館の間を歩き「核兵器使うな」

 署名活動を行う「東京高校生平和ゼミナール」などの中高生、大学生ら約40人は、「核兵器を絶対に使うな」と声を上げ、港区のロシア大使館からウクライナ大使館までの約2キロを歩いた。

 ロシア大使館では「平和憲法を持つ国の未来を担う主権者として、『戦争反対』を強く訴えます」とした抗議文をポストに投函(とうかん)。ウクライナ大使館では「できるだけ早く戦争を止めるために、ロシアに抗議し、声を上げ続ける」と訴えた。応対した同大使館のブニセビッチ一等書記官は「自由な民主主義社会のために戦っている。一緒に未来をつくりたい」と高校生らに語りかけた。

 参加した埼玉県所沢市の高校2年、藤掛葉留太(はるた)さん(17)は「戦争で理不尽に人権を奪われることのない世界にしたい。唯一の戦争被爆国の日本が、核使用や戦争の無意味さを強く訴えるべきだ」と力を込めた。

 現実は停戦や核なき世界にはほど遠い。ロシアのプーチン大統領は核兵器の使用をちらつかせ、核禁条約に主な核兵器保有国は不参加。日本も核兵器保有国に同調する。岸田文雄首相は5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で核廃絶のメッセージを打ち出す方針だが、核禁条約締約国会議へのオブザーバー参加にも後ろ向きだ。

◆日本政府に核禁条約参加を求め活動

 平和ゼミナールの中高生らは2021年夏、政府に核禁条約への参加を求め、コロナ禍の街頭で署名集めを始めた。昨年8月には愛知や広島、沖縄などの八つの高校生平和学習サークルが協力し、1万3000筆超を外務省へ提出。2万筆を次の目標に、活動を続ける。名古屋市の高校1年、坂本暁穂さん(16)は「核廃絶を掲げる政府は条約を批准し、矛盾のない行動を取ってほしい」と求める。

 こうした中高生らの活動を記録した映画「声をあげる高校生たち—核兵器禁止条約に署名・批准を」(有原誠治監督)が完成し、23日、都内で上映会が行われた。練馬区の高校3年、鳥海太佑(たいすけ)さん(18)は「私たちの声はロシア側に届いているかもしれない。若者がどう行動を起こしていくべきか、考えながら活動したい」と思いを込めた。

 映画は約45分、DVDを1枚2000円で販売する。問い合わせは、同ゼミナール=tokyo-heisemi@peace.nifty.jp=へ。


 若者たちの感性に期待したい。
もっと多くの学生が参加してほしい。

今日はプラス氣温に・・・
朝は-15℃くらいだった。
苗立て中で、温度管理があるので、あまり離れることができないが、1時間ほど江部乙に行ってきた。