ロボット格闘技

NHK教育の「サイエンスZERO」にて見る。
こういってはアレだが、出すのはオリジナルロボット（露骨に企業名を付けるのも禁止）だけにすべきだと思う。
せっかく競技として、娯楽として面白いだけにもったいない。会場で見たら結構熱くなれると思うのに。
かつてのUFCで、回を重ねるごとに必勝パターンが確立されてきたのと同様、逆立ちキック（プロレスの浴びせ蹴り式
キック）を有効に使う戦術も洗練されている。

いくらスポンサーにバンダイがいるとはいえ、既存のキャラばかり出てくると個人的には白ける。決勝に出てきた
グレートマジンガァ（なぜかこの表記・モビルトレースシステムで動く）も韓国のテッコンＶ（こちらはアニメとは
デザインが違う）も出来合じゃないか。コンセプトに一貫性のない、世界観もまったく違う、各自が持ち込んだ
ロボットが同じ土俵で戦うのが画期的ではあるが、既存のキャラに頼りすぎるのはどうかと。
「これってアレが元ネタだろう」とすぐわかるようなのまではかまわないが、まったく同じってのは芸がないと思う。
ガンダムにおけるバイソンやメガロザマックくらいの距離がほしい。しかも日本オリジナルのグレートが、
そのパクリであるテッコンＶに負けるというおまけつきである（苦笑）。