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10/4(日)ASIA IDOL PARADE2015

2015年10月04日 | アイドル
アイドルイベント「アイドリッジ」による、渋谷のライブハウス4会場連動による対バンライブ
前売券なら1000円で、4会場のうちどこか1つ、2部構成のうち1部を見ることができた。
4500円の、全会場の全公演見放題のフリーパスチケットもあった。
Gladの2部をチョイスし、小桃音まいにゃの途中から入場。


この会場へは、7月に来て以来。
小さいが、すりばち型を四等分した一つのような形なので、後ろからも問題なくよく見えるのが特長。
客の視線がステージに集中する構造なので、のっぺりしたつくりのところよりも
ステージが「凝縮」される気がする。
GALETTeが30分、他はみな20分の持ち時間。見た順に。

*POP
BiSの遺伝子を受け継ぐグループ・個人のうちの一つ。前回ここに来たときにも見た。
色々あって中心メンバーのカミヤサキさんが無期限活動休止中。
曲調もダンスも激しいのだが、無軌道・破壊的ではなく、
それとなく けなげなイメージが漂う。BiSの代表曲「nerve」と近いムーブを
含みながらメロディが似ているわけではない曲があり、その加減が良い。
「そのとき欠けているメンバーのスペースやパートを空ける」
という演出、アイドルグループでしばしば見かけるが、なかなかグッとくる。

*GALETTe
5人に増えてから見るのは二度目。
今回のこの企画では3ステージ、それぞれ30分ずつとのこと。
つまり期待されているわけであり、充分それに見合ったパフォーマンスだった。
メンバー皆ちゃんと歌えるが、ののこさんのややウェットなボーカルを基準に
組み立てられていて、仙台組の新メンバー2人も違和感なくステージの一員になっている。
メインの曲調はファンク、ディスコなので、聞くほうも高めのテンションのまま
バーッと最後まで突っ走れる。
このグループは、たとえ隅に置いてあっても自分から銀色の光を放ち、
存在をアピールする鉱物のようだ。

*ジュネス☆プリンセス
初見。
「対バンライブの告知の文字列」としてだけ知っていたグループ(結構いる)。
セーラームーンミュージカルふうの衣装+チャンピオンベルトのようなコルセットを装着。
記号としてとても記憶に残る。
曲調は、若さでパワフルに押し切っていくイメージ。
よくスポーツのチームで、「若さゆえに勢いに乗らせると怖い」というのがあるが、
まさにそういう感じがした。

*マボロシ可憐GeNE
初見。ここも、「対バンライブの告知の文字列」としてのみ知っていた。
メンバーそれぞれチェックをまとっているので、自分としてはグランジ感をおぼえるが、
ネガティブなイメージは全然なくクリアなギターロック。
PiiiiiiiNに近い印象を持った。2曲目にBiSの「nerve」をやっていたが、
他の曲と整合性があったので、「ここにきてこれかよ」というふうには気にならず。
「限界BORDER」、気に入った。

*強がりセンセーション
二度目。白い衣装でいかにも「王道ピュアアイドル」をにおわせるのだが、
そのイメージよりも、小刻みで激しいダンスが心に残る。
言葉数のやたら多い歌詞のような、音数の多いバンドのような感じ。
グループ名は、印象にとても合っているのかも知れない(笑)。

* Hauptharmonie
先日の初見の渋谷eggmanで衝撃を受けたグループ
自らを規定してしまうことなく貪欲に色々な要素を取り込み、しかし下卑たふうにはならず、
小じゃれた楽しみを提供してくれる。ひょっとすると、昔々、レビューや軽演劇やらに
ふれた人たちが抱いた気持ちとは、こういう感じだったのかも知れない。
悪い意味での「和」の雰囲気がまったくしないのが良い。
初見時、アンニュイというかニヒルというか、諦観を発していてすごく気になった瀬戸さんは
もうすぐやめてしまうそうなので、見るのはおそらく最後だろう。
グループとしては、「17~19世紀頃の西洋の小説」っぽくて気に入った。
4曲のうちの3曲目にやった「シャンパンゴールド・トワイライト・ラグゼ」はジャズっぽくて、
こちらはもうとっくに大人なのに関わらず、なんだか背伸びして聞いている気がした(笑)。

*KitCat
こちらもハウプトハルモニーと一緒に初見を経験したトリオ。
メンバーのビジュアルがバラバラで、洗練も感じつつあえてチープさを狙った世界観。
洋楽と言っても、例えばバナナラマに対して「オサレ」「敷居が高い」と思う人は
いないだろうが、そういう場合の「洋楽」の感じである。
会場を出たところで、ここのスタッフにもらったチラシによると、
10/14に渋谷のHMVにてネクロノマイドルとの対バンインストアイベントがあるそうな。
組み合わせすごいな(笑)。

*フィロソフィーのダンス
本来は5人組だそうだけれど、緑の人が休養中とのことで、赤青黄桃の4人編成。
黒い衣装に、ナプキンのようなマフラーのような担当カラーの布。
コントラストが鮮やかで、よくある、Tシャツ&カラーパニエのところより高インパクト。
名前だけ見たことがあったが、他の「名前だけ知っている」よりも見かける頻度は
低く、どういうグループかまったく見当がつかなかった。
哲学コンセプトだからこのグループ名だそうだが、その部分は正直あまり印象に残らず、
ふわふわとゆるいMCと、赤の人の力強いメインボーカル&青の人のハモりとの
ギャップの残像が心には残っている。

*つばさFly
場内の雰囲気が、なんというかとてもずっしりとしてきた。
3回目にして今日最後のステージ。
2ショットチェキ会のときに宮沢さんに聞いたのだが、他の2回には悔いもあったらしく、
それを一気に取り返すかのように、ひたすらアグレッシブな時間だった。
白Tのときは差し色(メンバーカラー)をせず、黒Tのときは下にカラーTを着るそうな。
ステージパフォーマンスについては、つばさFlyは愚直にストレートで、
小細工をしないのが良い。渋谷Gladは構造的に彼女たちに合っているのも良かった。
THE ENDLESS SUMMER→Song for you→Break Through→Life is Beautiful

*KOTO
彼女も、ハウプトハルモニーやKitCatと同じライブで見たばかりだ。
前回も同じことを感じたのだけれど、彼女はダンスが言語であり「歌」であり、
ボーカルは「サウンド」という感じがする。
だから、見ていると他のアイドルと違う部分を刺激されてくるのだが、
今回はつばさFly物販に参加するため2曲聞いてロビーへ移動。
また見たい。

つばさFlyの宮沢さんと鹿木さんと2ショットチェキをそれぞれ撮る。幸せ。

多数出演系対バンライブの物販はたいていごった返すが、混んではいるものの
秩序は保たれ自治ができていて、毎回ドルヲタのこういう部分には感心している。


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