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富士登山競走の練習場 150段の階段もすっかりグリングリンになりました。
新緑は美しい♪
でも
冬場はここからよく見えてた富士山は、暖かくなって空気がよどんできたせいか、あまり見えなくなりました...
富士山が見えないと、ちょっと練習のモチベーション下がります...
しかし
3回目の正直ということで
今のところ過去3回中で一番の練習量♪
5月のランニング距離は 464km
梅雨になるけど、6月もがんばるぞ!
カナンドラムユニ(マウンテン一輪車)のブレーキ:マグラHS33の修理ができて、戻ってきました♪
オイル漏れの原因は接続部のネジの緩みだったようです...
減ったオイルも汚れてので、交換してもらいました。
一輪車は自転車よりもブレーキの負担が大きいし(1個しかないので...)、転倒して、あちこちぶつけるしで、ブレーキ的には過酷...
マウンテン一輪車仲間のaoringerさんも214さんも、ブレーキ壊してるし...
なんかブレーキ・ガードみたいなの欲しいです。
原書名 :Horse soldiers
副書名 :米特殊騎馬隊、アフガンの死闘
著者名 :ダグ・スタントン/著 , 伏見威蕃/訳
出版者 :早川書房
2001年9月11日の同時多発テロ事件直後、密かにアメリカ陸軍特殊部隊チームが召集された。
任務はアフガニスタンに潜入し、地元勢力の北部同盟軍と合流して、ターリバーンを掃討すること。
米陸軍特殊部隊の騎馬隊(ホース・ソルジャーズ)は空軍と連携して、ターリバーンの秘密拠点への精密爆撃を敢行。
アフガニスタン戦の重大な転機を圧倒的なディテイルと克明な人間ドラマで描く、傑作戦争ノンフィクション。
最新のハイテク兵器と馬の組み合わせがアフガニスタン流。
過酷な自然と地形が機動兵器を寄せ付けないのです。
アメリカ陸軍の特殊部隊は海軍のSEALや陸軍のデルタ・フォースに比べると、あまり有名でありませんが、これはその組織自体が秘密にされてるためなのです。
そのわりに...
ガーミン・エトレックスのGPSをフェデックスで送ったりとか
量販店にいって乾電池を買いしめるとか
REI(登山洋品店)にいって靴下やテントをかったりとか...
けっこう普通...
現実はハリウッド映画とは違うようです。
しかし
実戦の描写は壮絶のひとこと...
ろくな準備期間も情報もなく、アフガニスタンに送り込まれる特殊部隊の方々。
わずか数十人で数万のタリバンと戦うなんて、まるで映画300のようです。
味方の北部同盟軍も士気は高いものの、寄せ集め的な感じで、装備も貧弱...
アメリカ軍の空爆が唯一のアドバンテージですが、どこに爆弾を落とすかを戦場の真っ只中にいる兵隊さんがパイロットに教えなくてはなりません。
しかし遠距離からの位置の測定では精度が低くて爆弾落としても当たりません。
だから...
陸軍特殊部隊の人が爆弾落とすところまでAK47や迫撃砲の攻撃をかいくぐりながら近づいて、その場所でGPSの記録をするという、まさに命がけの作戦!
攻撃目標に近づくため、ちょっと位置間違うと、味方の爆弾が自分のところに落ちてきたりもします!
このような体を張った戦いにより、北部同盟軍や現地の市民とも良好な関係を築くことができ、タリバンとの初戦を勝利したのです。
準備と情報が不足していたため、現場に意思決定の権限が与えられ...
まさに ”踊る走査線” のように "戦いは現場で起こっているんだ!” となったのかも。
なので...
その後 ”会議室のお偉いさん達” が指揮をとりだすと、タリバンが盛り返してきて泥沼化してしまったのかもしれません...
そもそも米軍上層部は特殊部隊を鬼っ子と見なして嫌う傾向が強く...
正規軍としての面子もありアフガニスタンでの特殊部隊の成功が、その後のイラクで活かされることはなかったようです。
この戦いで活躍した特殊部隊は、その後 既に泥沼化してたイラクに派遣され...
多くの方が亡くなりました。
著者名 :ジム・トンプスン
出版者 :扶桑社
図書館の紹介文
テキサスの田舎町のしがない保安官助手、ルー・フォード。
愚か者をよそおう彼の中には、じつは危険な殺し屋がひそんでいた。
長年抑えつけてきた殺人衝動が、ささいな事件をきっかけに目を覚ます。
彼は自分の周囲に巧緻な罠を張りめぐらせるが、事態はもつれ、からみあいながら、加速度的に転落していく…
偶然 見つけた本ですが...
これが大当たり!
巻末のスティーブン・キング様の異様に熱烈な解説に、まず驚きましたが...
本編を読んで、さらに吃驚!
1952年とだいぶ前の作品で時代的には、ちょっと前に流行ったシリアル・キラーものの先駆け。
しかし!
圧殺された良心と奇妙に分断された精神をもつ主人公 ルー・フォード のシリアルっぷりは、その後に流行してた頃のどの作品よりもすばらしい!
シリアルキラーものって殺戮の動機が一般人にどれだけ理解不能かが、大きなポイントですが...
流行ってたころに大量生産された作品では、そこらがおざなりで、ただ被害者の数が多いだけや、ただ残酷な手口であるとかの表層的な造形が多く見られました...
この本では逆に、直接的に残酷なシーンがほとんどありません。
しかし!
それでも
ルー・フォードのいっちゃってる度は、いままで読んだ幾多のシリアルものを遥かに凌駕し、ちょっと危ない領域に...
スティーブン・キング様の絶賛はだてではありません♪
横浜には3つの動物園があります。
中央図書館の近くにある野毛動物園は、なんと入場無料!
爬虫類系がけっこう充実していますが
サル系もなかなかです。
チンパンジーが3人います。
ピーコさん(♀)とコーヘイ君(♂)とミラクルちゃん(♀)
ピーコさんは、もうお祖母ちゃんなので、若いコーヘイ君のお嫁さんとして、旭川動物園から去年に嫁いで来たミラクルちゃんが、めでたくご懐妊となり...
今年1月に待望の赤ちゃんモックが生まれました♪
何回も会いにいきましたが、天候不順とかで、なかなか会えませんでした...
そのうちに会えると思ってましたが...
4月に亡くなったと...
ミラクルちゃんは初産で、かつピーコさんは子を育てた経験ありません...
ニホンザルの赤ちゃんが1年生き延びるのは約半分...
お父さんのコーヘイ君も
お母さんのミラクルちゃんも、寂しそう...
書名 :香水の歴史
副書名 :フォトグラフィー
著者名 :ロジャ・ダブ/著 , 新間美也/監修
出版者 :原書房
YAYAのアイポッドにはパフューム様の曲が全て入ってます♪
映画化されたパトリック・ジュースキントのベストセラー本 ”香水 ある人殺しの物語” も大好きです。
だからって訳じゃないですが
香水には、すごく興味があります♪
嗅覚は五感のうちでも最も本能的。
意識的であるかないかにかかわらず、人は匂いの影響をけっこう受けてます。
お年頃の女の子が父親の匂いをクサイといやがるのも、できるだけ異なるDNAを異性に求める生物の性...
体臭により、DNAの近い・遠いを判断し、子供のDNAの多様化を図り、生存の確率を上げる作戦♪
近縁のチンパンジーやゴリラも、雌はお年頃になると群れから離れます。
だから
お父さんキライといわれても、それは仕方が無いことなのです。
まぁ
それはさておき
香水のすばらしさですが...
なんといっても
材料の希少性がすごいです。
アンバーグリス(竜涎香)はマッコウクジラの腸内でできる結石。
捕獲した鯨の体内から取り出したものは価値がなく、自然に排出され、長い間、海の上をただようことにより香がよくなるので、海岸とかで偶然にみつけるしかない材料!
グラース産のジャスミンは1kgの精油を得るためには500万個の花が必要で、その価値は400万円/kg!
ムスク(麝香)はチベットやネパールに住むジャコウジカの分泌物。
貴重なこのアニマルノートの合成香料を作った科学者はノーベル賞を獲得!
サンダルウッド(白檀)はインドのマイソール産のもの、しかも樹齢30年以上の木でなくてはならず、伐採時期はインド政府により厳しく規制されている!
などなど
これらの超希少な材料を、惜しむことなく使いまくり...
更にラリックやバカラの超高級容器に入れる!
まさに究極の一品
最近の製品は安価な合成香料の配合量が増加傾向にありますが...
それでも
なんかロマンチック♪