Monkey-ATAX

北米に生息する伝説の獣人 ビッグフット を追い求め、いろいろ活動しています。

2010富士登山競走 その18 山頂完走♪

2010-07-25 06:28:22 | BORN TO RUN
第63回富士登山競走を走ってきました♪

初参加が61回大会
ランニング練習200km/月で挑みましたが、あっさり8合目関門でタイムアウト...

リベンジを図り、300km/月に上げて挑んだ62回大会
荒天のため、山頂ゴールは危険とのことで5合目ゴールに短縮...

3度目の正直で400km/月に上げた今63回大会
やっと念願の山頂完走♪





当日の日記です。


朝3時半に横浜を出発。

東名御殿場インターで降りて、会場のある富士吉田市に向かいます。

快晴で富士山が美しい♪





今年は5合目コース参加者の2500名を含めて5000名の大人数なので、駐車場が会場から遠くなりました。

シャトルバスに乗って、富士吉田市役所に6時頃に到着。

受付済ましてトイレや軽いウォームアップなどをして、スタート地点に並びます。
だいたい真ん中くらい。


なんか、
この大会に参加する方々の気合は非常に高くて...
毎年恒例らしい地元消防署の選手によるスタート前の”エイエイオー”の掛け声の盛り上がりは尋常でなく...

ちょっと恐くなります...

そして、
7時にスタート!

走り出すと、さすがに大暑の日で、とてつもなく暑い...
スタート直後から、いきなりはじまる4%の登りも合わさり、なんかクラクラします。
こんなんで完走できるのかと、ちょっと弱気に...

浅間神社から東富士五湖道路にはいると木陰様のおかげで、凶悪な直射日光からちょっと逃げられてうれしい♪

最初の舗装路区間は走りやすいですが、標高差680mのヒルクライム...

完走の境界線上にいるYAYAなので、前走者をスラロームして抜くなどの余計な足を使わないようにマイペースキープ。
けっこう前方が空くときあるので、ムリしなくても少しづつ前にいけますし。

7kmをすぎたころから道が細くなり、勾配がきつくなります。
歩きたくなりますが、ここで手を抜くと後の山道で酷い渋滞に巻き込まれますので、なんとか耐えます...

1時間7分で10.6km地点、標高1450mの”馬帰し”に到着。
ここで舗装区間は終わりとなり、登山道に入ります。

ここからは早歩きメインとなります。
ムリしない範囲で前方の方々にくらいつきます。
たまに渋滞するところがあり、そこで息をととのえられて助かりました♪

勾配や路面状態が猫の目のように変わりますので、コース取りやペースや足のピッチなどをこまめに変えて調整し、ムダ足を使わないように集中します。
つらいので、つい前走者のあとを朦朧とついていきそうになりますが、足だけでなく目と頭もできるだけフル稼働させます。

2時間8分で14.9km地点で標高2230mの5合目関門”佐藤小屋” に到着。
関門閉鎖までは12分ありますが、完走ペース的にはほとんど余裕なし...

このあと最後の短い樹林帯を抜けて、いよいよ無機的な砂状地帯に入ります。
少しガスってたので、心配してた凶悪な直射日光の攻撃も少しマイルドでラッキー♪

でも
コースの砂に足をとられて、進みにくい...
樹林帯よりもペースがかなり落ちます...

しかし富士登山競走はここからが本番!
ここからのペースダウンをいかに抑えるかで全てがきまります。

標高2700mの7合目くらいまでは、下の樹林帯道よりもコースは広く、かつ、よく整備されていますが...
そろそろ高度の影響がでてきます...
身体がどんどん重くなっていきます...

そして7合目を越えると...

必殺の鎖つきの岩場が...


もう両手を使ってのフィールドアスレチック状態。
空気が薄い中、きついです...

コース取りをいろいろ考えたり、手を積極的に使って、足の負担を少しでも抑えられるようにしたり...ここでも目と頭をフル稼働。(だいぶ機能が低下してますが...)

そんな岩場では ”アシックス・ゲルフジ” のグリップ力がありがたかったです。
普通のランニングシューズでは登りにくそうなところでも行けますので、コース取りの選択肢が増えてタイムロスを減らしてくれます♪


3時間55分で標高3360mの八合目関門 ”富士山ホテル” 
関門閉鎖が4時間ちょうどで、一昨年はここで終わりでしたが...

今回は突破!

しかし...

残りの標高差350m!

でもこのタイムなら、まだ間に合うはず!


新アミノバイタルプロを流し込んで...

全てのリミッターを解除して...


真上に見えてきた頂上の久須志神社に突き進みます!


コースの勾配は、もう極限的になっています...

鎖つき岩場が続きます...

ぜんぜん近づかない頂上...

どんどん進む時計...


しかし!

ここまで来ると ”死んでも、ぜったい完走してやるぅぅぅ~” という強力なオーラが周辺に充満しています!

前後のランナーから ”うおおおお~” とか ”どりゃあああ~” とかの奇声が飛び交い、もうケダモノのスタンピード状態 (実際の速度は遅いけど)...

目がまん丸となってる一般登山者の方々の横を ”すみません。すみません。すみません。” とよろよろ進む目三角ランナー...


そして

最後の岩場が終わり

最後の階段を駆け抜け

最後の鳥居をくぐると


ゴールゥゥゥゥゥゥ!!!

4時間25分!

制限時間5分前!!!


タイムは遅いけど、やっぱり完走は、とてつもなくうれしい♪


軽量化のためカメラもってなくて、頂上での写真ないのがちょっと残念ですが、とにかく3年越しの悲願がかないましたので大満足です♪


































初クワガタ♪

2010-07-15 22:30:04 | 横浜
富士登山競走まで、もう少し。


なので...

最近は長い帰宅JOGではなく、家に一度帰ってから、近所の坂を上り下り♪

もう坂練だけに絞って、最後の仕上げちゅう。




駅から家に歩いてたら、なんか蟲が...

ノコギリクワガタ!!!





捕まえて、お持ち帰り♪

我が家には蟲飼育セットが常時用意されているので...


玄関がまた少しにぎやかに♪






豚は月夜に歌う

2010-07-11 21:53:42 | 

副書名:家畜の感情世界
著者名:ジェフリー・ムセイエフ・マッソン/著 , 村田綾子/訳
出版者:バジリコ
原書名:Pig who sang to the moon


アメリカには500万人もの肉を食べない菜食主義の方々がいるそうです。
特に若い人に多くて、25~34歳では約10%も!
しかも激増中。

菜食主義になれば、一生のうちに牛6頭、豚22頭、羊30頭、鶏800羽、七面鳥50羽、アヒル15羽、ガチョウ12羽、ウサギ7匹、魚500キロを苦しみから救うことになる...とのこと。

コアな方々は肉だけでなく、卵、牛乳、ウール、ハチミツなども断っているとか...

思うにクジラ禁猟についての欧米人の活動もこんな方々の影響も一因にあるのではないでしょうか?



この本はそんな菜食主義者の方々がなんで動物を食べないか?

理由として豚、牛、鶏、羊、アヒルがいかに豊かな感情を持つ、すばらしい生きものであることかを、いろいろな実例を挙げて紹介しています。

特に豚はイギリスの格言の 「犬は人間を尊敬し、ネコは見下すが、豚は対等に見ている。」 にあるように人間との相性もばつぐんで、場合によっては犬よりもいい友情をきずけるらしい...です。



YAYAの感想としては...
作者のいいたいことは分かるけど...
肉が食べられないなんてムリ!


しかし

ビッグフットハンターのYAYAからみても、欧米人の方々の感覚って、ちょっと理解不能のところがあります。

キリスト教のせいか、ほかの人種とは違うぜ!みたいなのがあるのか...

動物愛護や社会貢献への情熱の高さなど...

なんかいい人であることへのこだわりがとても高いような...


その繋がりってわけではないですが

たまたま同じときに借りたこの本...

 




書名   :いい人になる方法                                                     
シリーズ :新潮文庫 ホ-15-4                                                
著者名  :ニック・ホーンビィ/〔著〕 , 森田義信/訳                            
出版者  :新潮社
原書名  :How to be good

要旨(BOOK):
「いい人」を自認する医師ケイティ。
夫のデイヴィッドは怒れる毒舌コラムニスト。
ところが怪しげな超能力者の癒し手にであってから、加速度的に「いい人」と化してゆく。
子供のおもちゃを施設に寄付し、ご近所に呼びかけてホームレスに部屋を提供する―
とどまることをしらない「いい人か」...
翻弄される一家を通して現代の“善”をシニカルに問う英国No.1ベストセラー。


私の周りにはそんな人が大勢いる。
死刑を復活させたいと思ったり、アフロ・カリビアン系の人々を国に帰らせたいと思ったりするくらいに怒りを感じているくせに、このあたりで同じ郵便番号を所持している人々と同じくリベラルであるため、そんな意見を口には出さず、どこかほかのところに怒りのはけ口を求める人々。



向こうの方々も本当はムリ!と思ってるのでしょうか?




2010富士登山競走 その16 ゲルフジ

2010-07-10 22:20:24 | BORN TO RUN

天気が良かったので、いつもの150段階段の公園を走りました。

暑かったのでノースフェースのハイドロに1.5Lの水を背負いました。


本番の富士でも背負うつもり。

当然 富士にもエイドステーションがあり、水はもらえますが...

場所は少ないし、コップも小さいし、すごく混むし...

で...


足のある人はともかく、完走の境界線上にいるYAYA的には

水がたりません...


去年も0.7Lほど背負いましたが、5合目に着く前になくなりました...




そして

久し振りに決戦用シューズ

アシックス・ゲルフジを装着♪




実に軽い!

大リーグ養成ギブスを外した星飛雄馬

パワーリストを外した高嶺竜児

のような感じ♪


ゲルフジも最初にでたころはハイキング用?って感じでしたが

だんだん富士登山競走向きにチューンされてきて...

去年のモデルチェンジで、もう完璧に富士専用と化しました。


富士では普通のランニングシューズを利用する人が多いですが...

やはり時間的に75%をしめるダート部分でのグリップが足りないと...

足のある人はともかく、完走の境界線上にいるYAYA的には

つらいです...


ゲルフジは最初の10kmの舗装区間とダート部の両方にマッチし

更にトレラン・シューズとしては最軽量(たぶん)!

耐久性は低いようなので、練習や普段用には使えませんが

お勧め!












孤独の科学

2010-07-07 22:18:13 | 


副書名  :人はなぜ寂しくなるのか                                               
著者名  :ジョン・T.カシオポ/著 , ウィリアム・パトリック/著 , 柴田裕之/訳 
出版者  :河出書房新社                                                         
出版年  :2010.1


要旨(BOOK):その孤独感には理由がある!脳と心のしくみから、遺伝と環境、進化のプロセス、病との関係、社会・経済的背景まで…「つながり」を求める動物としての人間―第一人者がさまざまな角度からその本性に迫る。


急いで行きたければ、独りで行くといい。遠くまで行きたければ、いっしょに行くことだ。
-アフリカのことわざ


人間は生まれつき社会的な生きものです。
アフリカの平原でサーベルタイガーなどの脅威に対して、唯一取ることのできた対策 集団化 
これを究極的に進化させることにより人間は地上の王者となりましたが...

現代のように、もはや猛獣に襲われることはほとんど無くなり、別に集団でいなくても安全な状況なのに、ちょっと集団から外れて孤独を感じた場合...

私達が依存している神経回路網は、何百年も前に私達の先祖が直面したストレス要員に対応するために進化したので、人間の体は依然としてまるで命がけで戦っているような生理的反応を示してしまい、興奮性化学物質がひっきりなしに分泌されます。

さらに孤立感にまつわる常道を自己調節する能力が損なわれ、細胞レベルでは、さまざまなストレス要因に対する抵抗力を弱め、睡眠のような治癒・回復機能の働きが阻害され...

疾病や若年死の危険因子として、社会的孤立は高血圧や肥満、運動不足、喫煙に匹敵するそうです。

現代人が孤独感のせいでさらされるストレス要因と昔ながらの生理機能のミスマッチが起きるのです...


では

適切な社会的つながりを築き、孤独感を和らげるにはどうすればよいか?

自転車の集団走行は効果的だそうです♪

ほかの人に動きに合わせ、予測し、順応し、反応し、快適なペースで進める。
互いに共鳴し、交代で先頭を走って、風をきって進んでいく。
言葉を交わす必要はない。
肩の力を抜き、注意深くしていれば、ほかの人の動きに合わせられる。


身体の触れ合い♪

抱きしめたり、背中をさすったりしてつながりを身体的に表すと、その部分のオキシトシン値が高まる。アカンボウが乳を吸うとき、その刺激がオキシトシン値を高め、それによって乳の出が良くなる。
下垂体から生じるオキシトシンは社会的なつながりのマスター化学物質で、民話で耳にする媚薬に近い。


食べること♪

消化器系の内側は進化の歴史をたどると、もとは皮膚と同じなので、食べることが一種の内面からのマッサージとなってオキシトシンの放出を促すので、食べることにより腹だけでなく心も多少は満たされる。




でも

ロードレースの集団走行はなんか殺気立ってますが...




フルプロテクション・メッシュ・アンダーパンツ♪

2010-07-04 23:37:15 | オートバイ


オートバイ用品のお店 ラフ&ロード は、ただいまサマー・セール中♪

ってわけで横浜店にいってきました。



今年の夏は、ちょっと長めのツーリングなど検討中♪

高速なんかも走ります。

YAYAは足を使うスポーツをいろいろしてるので...

怪我予防のために、前からほしかった、フルプロテクション・メッシュ・アンダーパンツ をGET!




ご覧のように膝、腰、尻、急所が激しくプロテクトされてます。


脛のガードが少し短い気もしますが、ブーツはけば大丈夫でしょう。


皮パンの方が安全性は高いですが、皮は日ごろのメンテや保管がたいへん...

ジャケットも黒なので、真っ黒クロスケになってしましますしね。


アンダーならパンツがいろいろ選べてナイス♪

ゆったりめのジーンズなら、装着してても違和感ありません♪




ちなみにジーンズはユニクロ・ルーズフィット・ストレート。

なんか最近、着ている服が上から下まで100%ユニクロ...