CP3につくも彼女(リザルトでみたら25歳!)は休まず、通過していく。
ここからは途中に少し下りがあるものの、最期の登りとなる。
YAYAは少し休んで腰をストレッチ。
腰の痛みがおさまれば、登り自体は大丈夫。
ペースは落ちていない。
でも腰がすぐ痛くなる。
15~20分毎に止まるようになる。
幸い休憩すると腰の痛みはすぐ引いてくれるので、ロスは数分間で済む。
しかし時計はすでに7時間切りは無理だといっている。
残念だ。
最後のピークにたどり着く。
ここからは8k続く王滝最長の下り。
ここが楽しみでくる人も多いと聞くが、YAYAにしてはつらいだけ。
バイクが押さえられない。
痛い腰に衝撃が加わる。
抜かれまくる。
そしてとついに完全にバイクのコントロールを失う。
崖っぷちの右高速カーブ。
ガードレールに向かって一直線。
ガレ場でハンドルを持ち続けるのがせいいっぱいでブレーキがかけられない!
こういう時ってひとは以外に冷静で“ああ、これはDNFになるな”などと考えている。
胸部からガードレールに激突!
ジャージ(17000円シクシク...)が右肩から左胸にかけて裂ける!
バイクのハンドルが180度ひっくり返る!
ポラールのトランスミッターが~
......
とりあえず起き上がる。
バイクはガードレールに立てかけたようになっている。
後続車の邪魔にはならないだろう。
あちこち痛いが、大きな傷はないようだ。
バイクもハンドル直したら、走行可となる。
よかった。
でも痛い...
でもガードレールの形状は当たっても被害が少ないようにできているんだなと感心する。
たぶん速度もそんなにでていなかったのだろう。
再び走り出す。
しかし相変わらずバイクのコントロールは聞かず、その上腰がとにかく痛い。
最後の下りなのに途中で休憩が入ってしまう。
人里近くの林道に入ると、路面はだいぶ良くなる。
前タイヤの空気も少し抜いて、クッション性を上げる。
多少楽になった。
そして5回目のゴールライン。
時計はとうに7時間を越えている。
ベストタイムの更新もダメ。
先にゴールしていた彼女は同じチームの人と笑顔でなんか話していた。
結んでいた髪の毛ほどくと感じがまたかわって素敵。
でも来年はぶっちぎってやる。
“たられば”はないけど、サスペンションを付けていたらとか、リュックサックを使わなければとか考えてしまう。
タイムのこともあるけど、安全面からみてもやはりサスペンションは必要だと思った。
ガードレールの無いところでコントロールを失ったりしたらたいへんだ。
怪我もいやだけど、事故して王滝が中止にでもなってしまったら、取り返しが付かない。
王滝の100Kという長さは、通常の山走りの常識では想像できないストレスを人とバイクに与える。
それによるリスクはYAYAが思っていたよりもずっと高かったみたいだ。
アドベンチャーというネームは伊達ではなかった。
今年の結果については数字だけみると、けっして満足できるものではない。
でも体がへたる前:コースの中間点くらいまでのカラテモンキーの走りは、いままで走った5回のなかでも最高に楽しかった。
五感のセンサーをフル稼働させて、バイクの全てを掌握する。
つきなみな表現だけど、人車の一体感。
メカニカルなサスペンション機能をデジタルに例えると、鉄フレームとタイヤの空気によるサスペンション機能はアナログな感覚で人とよりシンクロできるのだろうか?
なんてことをバイクを肴に酒のみながら思ったりする。
レース機材としては、もっと優れたバイクはいくらでもあるだろうけど、純粋に山道(特にダブルトラック)を楽しむという点ではカラテモンキーが最高だろうと自信をもっていえる。
でも王滝で苦楽をともにすると、だれもが自分のバイクこそ最高だと思うのかもしれない。
自転車に楽しく乗れることに感謝!
来年もカラテモンキーとともに王滝のスタートラインに並べることを願っている。
ここからは途中に少し下りがあるものの、最期の登りとなる。
YAYAは少し休んで腰をストレッチ。
腰の痛みがおさまれば、登り自体は大丈夫。
ペースは落ちていない。
でも腰がすぐ痛くなる。
15~20分毎に止まるようになる。
幸い休憩すると腰の痛みはすぐ引いてくれるので、ロスは数分間で済む。
しかし時計はすでに7時間切りは無理だといっている。
残念だ。
最後のピークにたどり着く。
ここからは8k続く王滝最長の下り。
ここが楽しみでくる人も多いと聞くが、YAYAにしてはつらいだけ。
バイクが押さえられない。
痛い腰に衝撃が加わる。
抜かれまくる。
そしてとついに完全にバイクのコントロールを失う。
崖っぷちの右高速カーブ。
ガードレールに向かって一直線。
ガレ場でハンドルを持ち続けるのがせいいっぱいでブレーキがかけられない!
こういう時ってひとは以外に冷静で“ああ、これはDNFになるな”などと考えている。
胸部からガードレールに激突!
ジャージ(17000円シクシク...)が右肩から左胸にかけて裂ける!
バイクのハンドルが180度ひっくり返る!
ポラールのトランスミッターが~
......
とりあえず起き上がる。
バイクはガードレールに立てかけたようになっている。
後続車の邪魔にはならないだろう。
あちこち痛いが、大きな傷はないようだ。
バイクもハンドル直したら、走行可となる。
よかった。
でも痛い...
でもガードレールの形状は当たっても被害が少ないようにできているんだなと感心する。
たぶん速度もそんなにでていなかったのだろう。
再び走り出す。
しかし相変わらずバイクのコントロールは聞かず、その上腰がとにかく痛い。
最後の下りなのに途中で休憩が入ってしまう。
人里近くの林道に入ると、路面はだいぶ良くなる。
前タイヤの空気も少し抜いて、クッション性を上げる。
多少楽になった。
そして5回目のゴールライン。
時計はとうに7時間を越えている。
ベストタイムの更新もダメ。
先にゴールしていた彼女は同じチームの人と笑顔でなんか話していた。
結んでいた髪の毛ほどくと感じがまたかわって素敵。
でも来年はぶっちぎってやる。
“たられば”はないけど、サスペンションを付けていたらとか、リュックサックを使わなければとか考えてしまう。
タイムのこともあるけど、安全面からみてもやはりサスペンションは必要だと思った。
ガードレールの無いところでコントロールを失ったりしたらたいへんだ。
怪我もいやだけど、事故して王滝が中止にでもなってしまったら、取り返しが付かない。
王滝の100Kという長さは、通常の山走りの常識では想像できないストレスを人とバイクに与える。
それによるリスクはYAYAが思っていたよりもずっと高かったみたいだ。
アドベンチャーというネームは伊達ではなかった。
今年の結果については数字だけみると、けっして満足できるものではない。
でも体がへたる前:コースの中間点くらいまでのカラテモンキーの走りは、いままで走った5回のなかでも最高に楽しかった。
五感のセンサーをフル稼働させて、バイクの全てを掌握する。
つきなみな表現だけど、人車の一体感。
メカニカルなサスペンション機能をデジタルに例えると、鉄フレームとタイヤの空気によるサスペンション機能はアナログな感覚で人とよりシンクロできるのだろうか?
なんてことをバイクを肴に酒のみながら思ったりする。
レース機材としては、もっと優れたバイクはいくらでもあるだろうけど、純粋に山道(特にダブルトラック)を楽しむという点ではカラテモンキーが最高だろうと自信をもっていえる。
でも王滝で苦楽をともにすると、だれもが自分のバイクこそ最高だと思うのかもしれない。
自転車に楽しく乗れることに感謝!
来年もカラテモンキーとともに王滝のスタートラインに並べることを願っている。