Monkey-ATAX

北米に生息する伝説の獣人 ビッグフット を追い求め、いろいろ活動しています。

ヨドバシで泥沼 スマートフォン編

2011-06-28 22:30:43 | 横浜

 

前回のヨドバシ泥沼デジカメ編に続いて

今回はスマートフォン編に突入中...

 

横浜港に撃沈したYAYAの携帯...

取りあえず、予備の8年落ち携帯でしのいでいるものの...

 

やっぱりいまどきはスマートフォンだよね ♪

ということで、会社帰りのヨドバシ(旧横浜三越)

 

しかし

 

iPhone4 はコストメリット高いものの、もうすぐ新型でるし

GALAXY S2 はスペック高いけど値段も高いし、なんか見た目地味だし

Xperia acro はカッコイイけど、なんか重いし

MEDIAS N-04C は防水ナイスだけど、なんか見た目普通だし

 

あああああ

なんか

これっ! てのが無いんですけど...

 

 

 

 

 

 

 

 


オスカー・ワオの短く凄まじい人生

2011-06-26 22:40:52 | 

 

 

書名   :オスカー・ワオの短く凄まじい人生                                     
著者名  :ジュノ・ディアス/著 , 都甲幸治/訳 , 久保尚美/訳                   
出版年  :2011.2                                                         
原書名  :The brief wondrous life of Oscar Wao./の翻訳                                                         
要旨(BOOK):オスカーはファンタジー小説やロールプレイング・ゲームに夢中のオタク青年 。心優しいロマンチストだが、女の子にはまったくモテない。不甲斐ない息子の行く末を心配した母親は彼を祖国ドミニカへ送り込み、彼は自分の一族が「フク」と呼ばれるカリブの呪いに囚われていることを知る。独裁者トルヒーヨの政権下で虐殺された祖父、禁じられた恋によって国を追われた母、母との確執から家をとびだした姉。それぞれにフクをめぐる物語があった―。英語とスペイン語、マジックリアリズムとオタク文化が激突する、全く新しいアメリカ文学の声。ピュリツァー賞、全米批評家協会賞をダブル受賞、英米で100万部のベストセラーとなった傑作長篇。                                   

 

「短く名もなき人生など・・・ギャラクタスにとって何の意味がある。??」 

ファンタスティック・フォー1966年4月第1巻第49号より

の名言で始まる、一人のオタクの物語...

 

オスカーが通り過ぎると女の子たちは嫌悪感で顔を背けた。映画館に行けば席を移られ、街を横断するバスでは、乗り合わせた女性にこう言われさえした。私のことを考えるのはやめて!何考えてるかわかってるんだから、彼女は罵った。だからやめて!

 

なくらいモテナイ君でありながら、紙や画面上の2D女性でなく、リアル3D女性を心から愛するオスカー

積極的にアタックするもオタク的なボキャブラリしかもたず、かつ驚くほどのDBでもあるので、撃沈の繰り返し...

のような主人公でありながら...

SF、ファンタジー、RPGの異常に多い引用や注釈だらけでありながら...

(アキラやマクロスやヤマトやガッチャマンなどなどの日本の作品もテンコ盛り)

 

主題は1930から31年間もドミニカを支配した独裁者トルヒーヨと彼の統治下で生きた人々の悲劇です。

オスカーの祖父母、叔母、母の味わう陰惨な地獄...

そのあまりに異様な世界は、もしかしたらスターリンのソ連よりも恐ろしいかも

 

さらに

オスカーの母と姉の確執もDEEPで...

かなり重い読書となり、体力を消耗します。

 

そんな

カードキャプター桜とチャイルド44がMIXになったような...

思いっきり変

だけど、話はぜんぜん崩壊しないで最後まできっちりつながります。

さすがに2冠 !

 

 

作者のインタビューで

「ありきたりの政治小説を書くことでは、トルヒーヨの幻燈のような力を捉えることは誰にもできないでしょう。だからこそ私は、ものすごくオタク的になる必要があったんです。呪いや宇宙からきたマングースやサウロンやダークサイド抜きではトルヒーヨの治世には近づけません。それは僕らの「近代的な」思考では捉えられないんですよ。」

 

とありますように、当時のドミニカのかなり特殊な世界を垣間見ることができます。

 

 

 


2011-06-25 17:47:26 | 横浜

 

 

YAYAはの近くに住んでることが多いので...

実は海系スポーツにも興味あります ♪

特にシーカヤックには前々から興味津々でした。

 

久しぶりに天気の良い週末の今日

下記のような情報が !

 

マリンスポーツの普及活動を行うNPO法人横浜シーフレンズは6月25日、日本丸パーク水面で「シーカヤックまつり」を開催する。
シーカヤックの魅力を伝えるとともに、参加者に環境への関心を高めてもらい、海や川を通して地域活性化を促進することが目的。

当日は、パドルの使い方やライフジャケットの正しい着用など、シーカヤックの基本的な「安全講習」を行った後、日本丸メモリアルパーク内で、国内メーカーの新モデル・人気モデルのシーカヤックを体験できる試乗会を開催する。

(横浜経済新聞)

 

これぞまさに 渡りに船 ♪

やってきましたミナトミライはランドマークタワーのすぐ横

シーカヤックがいろいろ20くらいありました ♪

フィッシングカヤックやスタンドアップパドルボードまでありました。

 

ライフジャケットとパドルを借り、基本的なパドリングなどの講習を受けて...

いざ 初シーカヤック ♪

 

ウーム... 

パドリングがけっこう難しい...

まっすぐ進みません...

パドルの海面への入角、腰の回転、左右のバランスなどなど...

スピード出るカヤックのはずが歩くようなペース...

でも

そのうち少しずつ慣れてきました。

フォールディングやシットインやシットオンなど、いろいろ乗りましたが

幅の広いほうが安定感あって初心者にはよいかも

 

なんてこと考えながら

着岸するときに、少し急に向きを変えようとしたら

左側にクルリと回転して、海中にドボン...

カヤック用語でいうところの  ...

いや

あんなに速く回るとは思いませんでした...

 

着替えは持っていたので良かったですが

携帯が...

 

SDカードは復活しましたが

本体はどうでしょうか...

7年目なので、まぁ あれですが

 

再起不能ならば

これを機にスマートフォンにするとか ♪

なんて妄想中

 

 


グランプリ

2011-06-24 20:59:21 | 

 

いちばん速いヤツは誰だ!
12月30日、G1優勝者、賞金王など九人の選手が賞金一億円をかけて争う「KEIRINグランプリ」が開催される。競輪に人生をかける選手たちが挑む、年に一度の決戦への道を迫真の筆致で描いた、心揺さぶる自転車小説。

ローディでもある高千穂遥さんの自転車小説最新作です ♪

ヒル・クライマーも良かったですが、YAYA的には本作の方が気に入りました !

 

年末のグランプリまでの1シーズンが熱く展開されます。

競輪というプロ選手による大舞台の熾烈な戦いなので、アマチュア選手のどちらかというと地味な展開のHCが舞台のヒル・クライマーに比べて、やはり迫力があります!

通しの主人公らしき選手は一応いますが、基本 短編集。

グランプリに向けてのいろいろなビッグレース毎の短編で、それぞれの話で主役となる選手がいます。

お気に入りはコミケでアニメ同人誌を販売するオタクな選手 ♪

レース前のイメトレでお気に入りのアニメを鑑賞するシーンが変態でステキです。

難病の妻を介護する選手、息子との熱い絆を築く選手、体会系カルト集団に属する選手などなどの、各短編の主人公9人が揃う最後のグランプリ戦は ものすごく盛り上がります !

 

高千穂遥さんは昔オートバイ系の小説もかかれてて マッドマック的な世界感の 狼たちの曠野 や 鈴鹿4時間耐久を舞台とした 夏・風・ライダー などの作品はバイクのりでもあるYAYAのお気に入り ♪

ロロロ ロシアン・ルーレット なんて 美少女コンビ大乱戦のSF ダーティペア のOPサントラなんてのも持ってます ♪

グランプリは なんか 昔の暴走気味の熱き 高千穂遥さん的 な作品で YAYA的には 大お勧め !

 

 

自転車繋がりでもうひとつ

 

 

イブニング連載中の 鬼頭 莫宏さんの自転車漫画 のりりん です ♪

YAYAがロードでお世話になっている自転車ショップに なにげに置いてあったので見せていただきました ♪

ラッキー ♪

 

なんと作者の鬼頭 さんご本人が持ってこられたそうです !

だからサイン本 !

 

作者の鬼頭 さんは 秦野市在住

秦野といえば神奈川県の自転車乗りの聖地 ヤビツ峠 の麓。

きっと 自転車を愛しているんでしょうね。

まだ2巻なので ストーリー的にはまだまだ序章ですが、今後の展開が楽しみです ♪

 

もしかしたら、お会いできるかも ♪

 

 


SSJ仮装賞の副賞 ♪

2011-06-23 20:40:43 | シングルスピード

 

 

SHORLY Photographic 様のご好意により

SSJ仮装賞の副賞として画像をいただきました ♪

 

頭が取れる前の貴重なビッグフットの走行画像です。

なんかでかいはずの29erが小さく見えますね。

できればこの姿で最後まで走りたかった...

 

SHORLYさん ありがとうございます ♪

 

次回はちゃんと買います ♪

 

 

 

 


裸足ランニング

2011-06-21 21:32:02 | BORN TO RUN

 

 

寒いので長らく靴箱で眠っていたタラウマラ族のサンダルがいよいよシーズンイン ♪

今年のテーマは足底筋の強化なのです。

きっかけは、なんといってもコノ本 ! 

 

書名   :Born to run走るために生まれた                             
副書名  :ウルトラランナーvs人類最強の“走る民族”                           
著者名  :クリストファー・マクドゥーガル/著 , 近藤隆文/訳                    
要旨(BOOK):この冒険は、たったひとつの疑問からはじまった。「どうして私の足は走ると痛むのか?」その答えを探すなかでクリストファー・マクドゥーガルは世界でもっとも偉大な長距離ランナー、タラウマラ族に行きつく。その過程でわかったこと―わたしたちがランニングについて知っていることはどれもすべてまちがいだ―メキシコの秘境を彷徨う謎の白馬、現代社会と隔絶して暮らす“走る民族”、素足で峡谷を走り抜けるベアフット・ランナー、数時間走り続けて獲物を狩る現代のランニングマン、過酷な地形を24時間走り続けるウルトラランナーたち、そして、世界が見逃した史上最高のウルトラレース…全米20万人の走りを変えた、ニューヨークタイムズ・ベストセラー。 

 

YAYAのランニング暦はそこそこ長いですが (初フルマラソンが18年前...)

ランニングって、ちょっと苦手...と ず~と感じてました。

 

だって

同じように練習しても、自転車に比べてレースのリザルトやタイムがぜんぜん×...

 

でも BORN TO RUN 読んで

もしかしたら、走り方を間違えていてのかも...

なんて気になり、少しいろいろ調べてみました。

 

そんなので

読んだのがこの本 ♪

 

書名   :裸足ランニング                                                        
著者名  :吉野剛/著                                                           
出版者  :ベースボール・マガジン社                                             
要旨(BOOK):裸足王子・吉野剛が贈る“裸足ラン・メソッド”でクリストファー・マクドゥーガルの世界、メキシコ・タラウマラ族の世界を体験しよう。             
著者紹介(NS):静岡大学中退後、カリフォルニア大学サンディエゴ校留学。裸足ランニングを実践。2009年Saitama Running Club、10年裸足ランニングクラブを立ち上げる。日本ベアフットランニング協会理事長、日本スポーツ&ボディ・マイスター協会顧問。

 

BORN TO RUN と内容的に若干かぶりますが、この本によると...

シューズの性能が格段に向上したので、凸凹のほとんどないアスファルトを走るランナーは地面からの自然の息づかいを感じる力が鈍ってしまった。

もう一度自然の感覚を取り戻し、自然が本来持っている能力を知ることが総力アップの秘訣 !

カカト着地に対してフォアフット着地は着地時にブレーキがかからないのでロスが無い。

足底筋とヒラメ筋が着地の衝撃を吸収するのでケガの予防にもなる。

さらにヒラメ筋の戻りが推進力にもなると良いこと尽くめ。

 

JSBMでは ビブラム・ファイブフィンガー という五本指ソックスにゴム底つけたような靴を推薦してます。

BORN TO RUN にも、ちょっと登場します。

でもビブラムが1万円越え...

とても買えません。

 

前出の古タイヤをリサイクルしたタラウマラ族のランニング・サンダルを自作したのですが

 

ついでに

日本にも飛脚という最強のベアフット・ランナーがいたなぁ...

ということに気が付いて

いろいろ関連本を読みました ♪

 

 

 

書名   :わらの民俗誌                                                         
著者名  :斎藤たま/著                                                         
要旨(BOOK):日本人の暮らしが、「わら」とともにあったころ。古来、その自然のぬくもりで私たちの暮らしを温かくつつんできた、わら。布団、畳床、蓑、わらじ、ぞうり、いづめ、むしろなど、さまざまなわらのある暮らしをたずね歩く全国“聞き書き”民俗誌。                                                   

ぞうりの語源...

横緒の付け根から後ろ半分は引きずって歩くので...

引きずりの ズリ...

ズリ → ゾウリ ?

などなど 藁の関するトリビアたくさん ♪

短い藁ぞうりの 足半(あしなか)の情報も 盛りだくさん ♪

ちょっと 欲しくなります。

 

 

 

書名   :はきもの                                                             
シリーズ :ものと人間の文化史 8                                                
著者名  :潮田鉄雄/著                                                         

藁製に限らず、日本伝統のはきものがテンコ盛り ♪

草鞋に関する情報量もすごいですが

一番印象に残ったのが、この田んぼ用カンジキ

 

 

昔の田んぼは底無しで、ズブズブと沈みこみ...

場合によっては死んでしまうこともあったようです !

 

ぜんぜん ランニングと関係無いところにいってしまいましたが...

 

草鞋は藁だと2日しかもたなかったり

戦場用の草鞋の改造方法などなど、なかなか興味深いです ♪

 

 

 

 


スロー・ラーナー

2011-06-19 20:55:38 | 

 

書名   :スロー・ラーナー                                                     
シリーズ :Thomas Pynchon Complete Collection  1959-64                                                       
著者名  :トマス・ピンチョン/著 , 佐藤良明/訳                                
内容注記 :内容: スモール・レイン , ロウ・ランド , エントロピー , アンダー・ザ
            ・ローズ , シークレット・インテグレーション , 解説                   
原書名  :Slow learner./の翻訳                                   
要旨(BOOK):華氏37度で変わらぬ外気、階下では終わらぬパーティ。温室のような部屋で ひそやかに暮らす男と女は終末の予感のなかで―鮮烈な結末と強靱な知性がアメリカ文学界に衝撃を与えた名篇「エントロピー」。“革命”を夢見る少年たちの秋を描く、詩情溢れる「シークレット・インテグレーション」、年間最優秀短篇として『O・ヘンリー賞作品集』に収録され、デビュー長篇『V.』の一章へと発展してゆくスパイ小説「アンダー・ザ・ローズ」など、眩いほどの才能に満ちた全五篇、著者唯一の短篇集を新訳。ダメキャラに熱力学、ゴミに機械に帝国主義、スパイ、神話、ポップ・カルチャー…。のちのピンチョン作品の萌芽を見るもよし、一篇たりとも読み逃せない作品群に加え、作家本人による仰天のこき下ろし自作解説、訳者による目から鱗の解説・訳註を収録。 
著者紹介(NS):【ピンチョン】現代世界文学の最高峰に君臨し続ける謎の天才作家。1963年「V.」でデビュー、フォークナー賞受賞。「競売ナンバー49の叫び」でローゼンタール基金賞受賞。「重力の虹」で全米図書賞を受賞するが、本人が授賞式に現れず物議を醸す。ノーベル文学賞候補の常連。          

 

トマス・ピンチョン様の初期短編集です。

最近 新訳のコンプリート・コレクションで作品が矢継ぎ早に出版されてます ♪

いままで絶版になってた作品も多く、うれしい限りです ♪

今のところまだ2作品しか読めてませんが...

絶対に全て読みます !

 

なんですけど...

ピンチョン様はなかなか手強いです。

(この作品は ピンチョン様が若いころの秀作っぽいので、まだ マイルドですが...)

 

一見読みやすいので、気が付かずにスルーしそうになるけど、文章の書き込み密度がすごい...

(漫画に例えると、全てのコマの背景にミケランジェロの天地創造が細密に描かれているとか...)

 

深い深い迷宮に引きずり込まれ迷子になるようなストーリーの展開...

古今東西のありとあらゆる文学、歴史、化学式、事件、変人の伝記などなど...からの引用やパロディがテンコ盛りで暗喩読解にかなりの労力必要...だけど楽しい ♪

キャラが立ってる^10 くらいの濃厚で理解不能で変体な登場人物たち...

特に女性キャラのファムファタル的な艶かしさは...もう ♪

ナバコフ様のドロレスちゃん やハドリー・チェイス様のイブ姉さん 級...が集団で襲い掛かってきます ♪

読んだ夜には壮絶なピンク色の夢が見れます ♪

 

この本の中では 天才理系少年とAAA(アル中匿名更生会)にかよう少年と現役アル中おじさんの一夜をあまりに美しく、かつ変体的に描いた ”シークレット・インテグレーション” が好き ♪

 

 

 

書名   :逆光                                                            
シリーズ :Thomas Pynchon Complete Collection  2006                                                             
著者名  :トマス・ピンチョン/著 , 木原善彦/訳                                
原書名  :Against the day./の翻訳                             
要旨(BOOK):フロンティア消滅直後の19世紀末アメリカ。飛び立つは謎の飛行船“不都号”。文学史にそびえる金字塔『重力の虹』を嗣ぐ著者最大最長の長篇、空想科学冒険少年スパイ超能力探偵SM陰謀ミステリ歴史。歪み始める時間と空間、儚き者たちの恋と運命。“不都号”の面々は自分たちの任務に疑問を抱き始める。トラヴァース家の長兄リーフは賭博師として流浪を続け、次兄フランクはメキシコ革命に身を投じた。末っ子キットはヴァイブ家の元を去り大西洋を渡る。そして唯一の娘「嵐の子」レイクは…。膨大に登場する、愚かしくも滑稽な人物の数々。その愛しさと哀しさ。もつれ合う彼らの生は、やがて訪れる驚愕の一瞬を目撃すべく、急速に収斂してゆく―。歴史小説にしてSF、恋愛小説にしてポルノ、テロ小説にして大河家族小説。綿密な史実の積み重ねが現代を照射し、荒唐無稽な挿話が涙を誘う。文学の垣根を超える貪欲さと自由さが(改めて)世界中の絶賛と茫然を呼んだ空前絶後の巨篇、世界への祈り。

 

1962の長編1作目 ”V” から40年以上経つ2006年に発表された長編第6作

YAYAの初ピンチョン ♪

ジュールベルヌ様の海底2万里的な不都合号の冒険 × ジェフリーディーヴァ様のリンカーンライム的なドンパチ × コーマック・マッカーシー様の国境3部作 = 的なストーリーを、ピンチョン鍋にぶちこんで1週間くらいコトコトと煮込んだような作品です。

あまりに濃密で変体な内容に、魂の根源まで毒されていくような心地よさを味わえます ♪

連続爆弾魔のお父さんを持つトラバース家の兄弟たちをはじめ、異常にクセあるたくさんのキャラが登場しますが

YAYA的には

謎の数学教団のロンドン支部長 で オリエントな美少女 ヤシュ様 が好き ♪

最初は可憐で清楚な感じの女の子がだんだんと艶かしくなっていく様が...

実にすばらしい ♪

 

本当はもっとDEEPでなぞめいた作品なのですが

YAYAの読解力では その深遠さえを理解するのはたいへん...

でも

女の子キャラを追っかけるだけでも十分 堪能できます。

 

100回くらい読んで、やっと理解のヒントがつかめるくらい。

上下で9千円する値段じゃなければ買うのに...

 

文庫本ででないかしら

 

                                


アラスカで撮影されたビッグフット動画

2011-06-18 19:35:56 | ビッグフット・ハンティング

Ketchikan Alaska BF Sighting

 

5月にユーチューブに投稿されたビッグフットの動画です。

かなり明確にビッグフットが写っています。

その姿がニセモノらしくないので、ビッグフット業界で注目の動画です。

 

今回の動画はアラスカのケチカンでハイキング中の人が、林業道路より40ヤードほど離れたところで撮影したそうです。

でも

アラスカでのビッグフットの目撃例は多くないです。

ほとんどがフェアバンクの近くで、ケチカンでは初の目撃。

 

いろいろな情報が飛び交ってまして

 

動画撮影者と名乗る人物がこれはいたずらだったとNETで言ってるとか...

 

アラスカのメディアが、実はこれじゃね...てな報道してるとか...

 

近くのお店でキグルミきた人が目撃されたらしい...です。

でもソースの真偽はメディアにも不明...

 

 

ビッグフット・ハンター業界大手のBFROでは 、「このキグルミと画像とは合致しない。」 と言ってます。

 

YAYA的には...

撮影者の喋りがなんか、芝居がかってない?

あと

手が少しへんじゃない?

 

って、感じがします...

 

続報あればフォローします。

 

 

 

 

 


日本最大級の本屋さん 丸善丸の内本店!

2011-06-17 20:35:21 | 

 

いや

なんか今週は本の記事ばかりですが...

 

すみません今日もそうです...

 

東京駅に行く用事がありましたので

ついでに丸の内サディスティクOAZOに行ってきました ♪

 

(19歳な椎名林檎さんが好き ♪)

 

 

なぜならば

ここには 日本最大級 を誇る 丸善の本店 があるのです !!!

 

 

この なんか いかめしいビルが丸の内OAZOです。

この1~4F が全部本屋さん!!!

 

1Fのエントランスより中に入ると...

 

 

それは もう 本好きにはたまらない この世の春 状態 ♪

真夏のビーチに放たれた変質者状態 ♪

 

 

お店の容積的には たぶん 同等の本屋さんは 他にもあるかもしれませんが...

 

このマニアック度と真っ向勝負できる本屋さんは国内にはないのでは...

な ような 気がします。

 

特に4F

なんなの この洋書のレベルは!!!

下 画像は氷山の一角

 

 

量的にも すごいのですが...

洋書の専門書の数はなんなの レベル...

 

J・ディーバ様の最新作007もあたりまえのようにあります ♪

これ読みたいぃぃぃぃぃ...

 

 

そんなこんなで

1時間半以上 お店の中をうろうろ...

 

集中力MAXキープだったので...

 

疲れました...

 

 


未来ちゃん

2011-06-16 21:14:27 | 

 

 

川島小鳥さんの写真集 未来ちゃん です ♪

出版 : ナナロク社

内容 : 昨年末「ブルータス」写真特集の表紙を飾るなど、いま、もっとも話題の写真集がついに刊行。ひとりの女の子の一年間を撮りおろした、見ているだけで跳ねだすような、傑作写真集の誕生です。人気デザイナー祖父江慎の装丁による、写真そのままを本にしたような造本も魅力的な一冊。

 

先週の週間ブックレビューで紹介された本です。

最初は写真集なのであまり興味ありませんでしたが...

次々と紹介される写真の数々は...

久しぶり級のハルヒの驚愕でした !

 

舞台は現代日本とは思えないような、昭和初期な田舎町(新潟?)...

そこで暮す過剰なまでに天真爛漫な女の子(3歳くらい?)の1年間...

そのゴンタでハナタレで天真爛漫な姿はあまりにすさまじく

 

溝にはまるは...

転げまわってどろどろになるは...

食べ方ぐちゃぐちゃだは...

家中ゴチャゴチャだは...

のように

 

まるで戦場カメラマンの写真集...

ぜんぜんかわいく ありません...

 

ですが...

 

たぶん

昔 小さな女の子を育てた(=戦った)ことあるお父さんならば...

まるでエルアラメインにたたずむ老戦車兵のような遠い目をして、ページをめくることでしょう。

 

そしてリアルタイムで小さな女の子育ててる方々ならば...

眉毛をの字にしながらも、つい最後まで見てしまうはず。

 

親孝行は3歳までに終わっている。 という言葉を聞いたことがあります。

つまり 赤ちゃん~3歳までの子供のかわいらしさを堪能するだけで親は十分満足 ♪

 

そういうの解るなぁ  な方にはお勧め ♪

 

また

そんな方には...

これもお勧め ♪

有名なのでご存知の方も多いと思いますが、元気な双子の子育てブログの動画です ♪

まるでなんかいやらしい話をしているような...  

 

Talking Twin Babies - PART 2 - OFFICIAL VIDEO

 

この動画はすごく人気あるので、パロディ版もたくさんあります。

あの双子が たぶん大きかったらこんな風に話したんじゃないかなぁ  という動画がこれ ♪

センスがよくて、かなり笑えます ♪

 

twin baby boys have a conversation ALL GROWN UP